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GMO、中国製AIツール「ARTEX」使用を確認し攻撃インフラ6台発見 日本

GMO、中国製AIツール「ARTEX」使用を確認し攻撃インフラ6台発見

ARTEX GMOサイバー犯罪対策センターは19日、日本企業を狙った一連の不正アクセスにおいて、中国で開発された自律型AIペネトレーションテストツール「ARTEX」が攻撃に使用されていたことを確認したと発表した。さらに同センターは、日本企業を標的とするAIを利用した攻撃インフラを新たに6台発見し、法執行機関へ情報を共有した。 中国製AIツール「ARTEX」が攻撃に使用された経緯 ARTEX GMOサイバー犯罪対策センターの発表によると、日本企業を狙った一連の不正アクセスについて、中国で開発されたAIツール「ARTEX」が攻撃に使われていたことを確認した。ARTEXは大規模言語モデルと連携し、脆弱性の探索や侵入テストなどを自動化するAIによる自律型ペネトレーションテストツールである。もともとはオープンソースとして公開されていたが、サイバー攻撃への悪用が報じられたことを受け、開発者はすでに公開を取りやめている。 サイバー犯罪対策センターは以前の調査で、フォレンジックログの分析から、一連の不正アクセスにAIが使われている可能性が高いと指摘していた。今回、攻撃元のインフラを調査したところ、ARTEXの使用が確認され、AIを利用した攻撃との見方が裏付けられた形となる。Impress Watchの報道でも、同様の調査結果が伝えられている。 日本企業に集中する標的と新たに発見された攻撃インフラ6台 調査では、特定の国や業種に標的を絞った攻撃が行なわれている実態も明らかになった。サイバー犯罪対策センターが調査した攻撃元インフラの1つでは、日本企業約20社が標的となっており、そのうち9社は同じ業種のWebサイトだった。観測できた範囲では、攻撃対象はほぼ日本企業に集中していたという。 さらに、同様に日本企業を狙ったAI利用の攻撃インフラが新たに6台発見された。それぞれの主な攻撃対象は、デジタルギフト・小売流通、教育・ギフト・印刷、ポイントギフト・マーケティング、保険・金融、EC・メディア・物流となっている。標的として確認した日本企業のうち、8社は9月から10月にかけて情報漏えいをすでに公表していた。 同一グループの関与と法執行機関への情報共有 サイバー犯罪対策センターは、同一の攻撃グループが複数の事件に関与していると分析している。さらなる被害を防ぐため、今回の調査で得られた詳細な情報は法執行機関に共有された。 AIを使った攻撃については、米CrowdStrikeも別の事例を報告している。韓国の金融機関を標的とした攻撃においてARTEXが使用されていたと指摘しており、攻撃者のサーバーからはARTEXの設定ファイルやAI開発ツール「Claude Code」のセッション履歴などが確認されている。GMOサイバー犯罪対策センターは、こうした海外と同様の手口が日本企業への攻撃にも使われていると推察している。 今後の被害拡大防止に向けた動向と実態解明 AIツールを悪用したサイバー攻撃は、国境を越えて金融機関や一般企業を脅かしている。米CrowdStrikeの報告や今回のGMOサイバー犯罪対策センターの発表が示すように、攻撃者は高度なAI開発環境や自律型ツールを組み合わせて標的網を広げている。法執行機関による捜査の進展と、各企業における一層のセキュリティ検証が求められる局面が続いている。

CNN.co.jp 世界

フランスで生活費高騰デモや暴動激化、約2400人逮捕され内相辞表提出

フランス国内で生活費の高騰や学生の抗議活動に端を発する暴動が激化し、数億ドル規模の物的損害が発生した。主要都市で略奪が横行し、警察の鎮圧失敗を受けて内相が辞表を提出する事態となっている。ルコルニュ首相は「厄介な事態に直面している」と危機感を表明した。. 仏国内で広がる都市部の反乱と数億ドル規模の物的損害 フランス全土の主要都市で週末に発生した騒乱により、物的損害と窃盗による被害額は数億ドルに上ると推定されている。パリやマルセイユ、ボルドーなどの都市では略奪が横行した。2度の世界大戦を生き延びたリモージュ市庁舎が火災で甚大な被害を受け、時計塔の尖塔が崩落している。週末の暴力事件では約2400人が逮捕された。警察が暴動を鎮圧できなかったことを受け、ヌニェス内相が辞表を提出する事態に発展している。 学生の抗議活動から始まった一連の社会不安 今回の暴動の数週間前には、老朽化した学校や教員不足、暗澹たる就職見通しに怒りを抱く学生たちによる抗議活動が続いていた。秋学期の開始とともに始まった学生の抗議活動では、6000人以上が逮捕され、100校以上の学校が被害を受けている。来週末にもさらなるデモが予定されており、11月には労働組合もストライキを行う計画だ。フランスは「不満の冬」に直面する中で来春の大統領選挙を迎えることになる。 マクロン大統領の演説と政治家たちの責任のなすり合い 18日に全国放送のテレビ演説を行ったマクロン大統領は暴力行為を非難したものの、具体的な対処方針を示すことなく湾岸諸国への外遊に出発した。ルコルニュ首相と野党勢力の間では責任のなすり合いが展開されている。極左のジャンリュック・メランション氏が政府の警察戦術を非難すると、ルコルニュ氏はメランション氏の政治的責任を指摘して反論した。こうした政治の迷走が混乱に拍車をかけている。 極右および極左勢力による異なるアプローチと対立 極右政党「国民連合」の大統領選候補であるマリーヌ・ルペン氏は、暴力の責任を貧困なバンリューに暮らす非行少年たちに帰している。ルペン氏は秩序を回復できるのは自身の強硬な姿勢だけだと主張した。同党のジョーダン・バルデラ党首は、反ファシスト運動の民兵組織や過激派グループのブラック・ブロックをテロ組織に指定するよう要求している。アナリストは、現行の政治的分断が今後も続く公算が大きいと指摘する。 議会機能不全がもたらすフランス民主主義への脅威 2024年にマクロン氏が呼びかけた前倒し総選挙の後、議会は機能不全に陥った。中道勢力が消滅する隙を突いて、国民連合や不服従のフランスが怒りを募らせる国民を味方につけている。マクロン政権下の首相たちは議会で予算案を可決できていない。米ヒューストン大学のロバート・ザレツキー教授は、最終的にフランスの民主主義にとって最大の脅威となる2人の候補者のいずれかが決選投票に進むことになると指摘している。

FNNプライムオンライン(フジテレビ系) 日本

千葉・茂原市の市営住宅真名団地が入居者ゼロとなり、市が産業用地へ再開発へ

千葉県茂原市の市営住宅「真名団地」が、入居者ゼロの“ゴースト団地”と化していることが分かった。1970年代に約1000人が暮らした東京ドーム1.2個分の敷地は、工場の閉鎖や老朽化で無人となり、市は不法侵入や火事の危険性を考慮して産業用地としての再開発を進めている。 真名団地の入居者がゼロになった経緯と現在の状況 19日、Yahoo!ニュースが報じたところによると、取材班が向かったのは千葉県茂原市の市営住宅「真名団地」である。かつて茂原市は工業都市としてでにぎわい、1970年代に建てられた同団地には最盛期に約1000人が暮らしていた。しかし、2010年代に入ると工場の閉鎖が相次いだ。人口減少や建物の老朽化も重なり、入居者は徐々に減少。いつしか一部からは“ゴースト団地”と呼ばれるようになった。市からの退去要請を受け、2026年3月には入居者が完全にゼロとなった。 上空から見た真名団地の広大な敷地と静けさの正体 20日、上空から撮影された映像には、東京ドーム1.2個分という広大な敷地に立ち並ぶ真名団地の姿が捉えられている。上空から見てもその静けさが伝わってくる状態だった。市の許可を得て取材班が地上から敷地内に入ると、老朽化したドアには大きな穴が開き、中がのぞける状況となっていた。建物の中にまで草が生い茂り、窓には何者かに割られたかのような痕跡が残されている。雨どいやペットボトルなどのごみが投棄され、かつて公園だった場所は草が生い茂って草原のようになっていた。 住宅の深刻な損傷とゴースト団地を訪れる人々の姿 住宅の扉は外れ、中には朽ちた木材や照明の残骸のようなものが残されていた。雨風にさらされたため、屋内は激しく損傷している。こうした“ゴースト団地”をひと目見ようと、バイクで訪れる親子の姿もあった。訪れた父娘は「子供の頃は団地が多かったので。ここに昔から住んでいたというのが、見てみると感慨深い。ちょっと怖かった。めちゃめちゃ古いなと思いました。1人では入れない」と話している。 茂原市が進める産業用地としての再開発と今後の課題 茂原市役所商工観光課の菅原大さんは、住民の不安もあることから、新しく「産業用地」として整備していきたいと述べている。茂原市は不法侵入や火事の危険性もあり、産業用地として再開発することを決定した。立地条件についてもインターチェンジから近いため適しているとし、現在は企業誘致などを行う民間事業者を選定中だという。さらに、千葉県内では大雨の影響で土砂崩れなどが相次いで発生したが、真名団地は山の斜面と隣接している。この夏の千葉豪雨では大きな被害は出なかったものの、再開発へ向け、市は斜面の危険性も考慮しながら整備していく方針を示している。 写真:fnn.jp 茂原市 市営真名住宅

金正恩総書記の一家が使用と推定の豪華船舶4隻をBBCが報道 世界

金正恩総書記の一家が使用と推定の豪華船舶4隻をBBCが報道

北朝鮮の金正恩総書記の一家が使用していると推定される大型の豪華船舶4隻が、元山沖の別荘周辺で繰り返し確認された。英BBC放送が18日(現地時間)、衛星写真の分析結果として報じたもので、最も大きな船舶の甲板には長さ50メートルのプールと複数のウオータースライダーが設置されているという。 元山の別荘周辺で確認された4隻の大型船舶 英BBC放送が18日に報じた内容によると、今年7月から10月中旬にかけて元山沿岸の衛星写真を分析した結果、長さ50メートル、55メートル、60メートル、80メートルの大型船舶4隻が繰り返しとらえられた。チョソン・ドットコム(chosunonline.com)が伝えた。このうち最も大きい全長80メートルの船舶は、数カ月間にわたり整備施設に停泊した後、今年7月初めに葛麻半島沖へ移動し、今月半ばまで同じ海域で確認されている。甲板には長さ50メートルのプールのほか、複数のウオータースライダーが設置されている様子が確認された。 小型ボートによる物資運搬と島々の活用 全長50メートルと55メートルの船舶は今年8月末まで、元山近郊の大島と新島周辺で繰り返し確認されたと、チョソン・ドットコム(chosunonline.com)が報じている。60メートルの船舶についても、最近まで金正恩総書記の元山の別荘付近でとらえられている。衛星写真の分析では、50メートルの船舶の隣に小型ボート4隻が並ぶ様子も確認された。衛星画像専門家のチョン・ソンハク氏は、これらの小型ボートが大型船舶に対して人や燃料、物資を運搬する役割を果たしており、大島や新島のような小さな島々は外部の視線を避けてプライバシーを守る海上リゾートの役割を担っていると説明している。 写真:dメニューニュース 元官僚や脱北者が語る指導部専用船の実態 これら船舶の公式な所有者は確認されていないが、元北朝鮮の官僚や脱北者、専門家らは、北朝鮮指導部と関連のない人物がこの規模の船舶を所有したり自由に利用したりすることは困難であると指摘している。過去に朝鮮労働党39号室で勤務していたリ・ジョンホ氏は、冬の間は造船所で船舶を保管し、夏になると金正恩の別荘や葛麻地域へ移動させて水泳やレジャー活動に使用していたと証言した。中央日報日本語版およびdメニューニュースの報道によれば、コリア繁栄開発センターのイ・ジョンホ代表も同様に、夏になると休養目的で利用されていると述べている。 過去の目撃証言と金氏一族の保養地としての歴史 元山は、金正恩総書記が幼少期に母親とともに過ごした場所として知られ、父親の金正日総書記の時代から金氏一族の保養地として利用されてきた。BBCが過去の衛星写真を分析した結果、金正日体制下の2002年にも、元山で同様の特徴を持つ大型船舶がとらえられていたことが分かっている。また、2013年に北朝鮮を訪問した米国の元NBA選手デニス・ロッドマンは、金正恩総書記と元山一帯でジェットスキーや乗馬を楽しんだと打ち明けており、当時利用した60メートルの船舶について客船とディズニーの遊覧船を合わせたような様子だったと描写している。ただし、今回とらえられた船舶と同じ個体かどうかは確認されていない。 深刻な経済難と住民生活との対照的な現実 船舶の正確な価格は明確になっていないが、BBCの報道によれば同規模の豪華ヨットの価格はおよそ1億ドル(約157億円)前後と推定される。これに対し、北朝鮮住民の相当数は慢性的な食糧不足に苦しんでおり、2025年の国連報告書では全人口のおよそ40%が栄養不足の状態にあると推計されている。脱北者らの証言によれば、住民には法的に年間14日の休暇が保障されているものの実際にはほとんど守られておらず、居住地域を離れて旅行するには当局の許可が必要とされる。北朝鮮政権の幹部らがこうしたぜいたくな生活を送る一方、一般住民の大部分にとって休暇や十分な食料は容易に手が届かない現実があり、その対照的な状況が改めて浮き彫りとなっている。

台湾東方の太平洋海域で中国船3隻が確認、米国務省が批判 世界

台湾東方の太平洋海域で中国船3隻が確認、米国務省が批判

台湾の東側、太平洋に面した海域で、中国の動きが変わり始めており、8月中旬には台湾東方で海警船や調査船、海上民兵とみられる漁船の計3隻が確認され、米国務省が深刻な不安定化をもたらすと批判している。. 台湾東方で初めて確認された海上民兵とみられる船舶 10月8日付のJBpress報道によると、8月中旬に台湾東方の太平洋海域で中国海警船、調査船、そして海上民兵とみられる漁船の計3隻が確認された。民間航空事業者Apex Aviationの監視報告に基づくもので、海上民兵とみられる船舶が同海域で確認された事例は知られている限り初めてとなる。台湾政府高官は海上民兵と海警の連携を指摘しているが、監視を実施したApex Aviationは船舶間の連携や活動目的まで特定していない。 写真:フォーカス台湾 相次ぐ公船の侵入と海洋調査の実態 中国側は2026年6月6日夜、台湾東方海域で「海上交通法執行活動」を開始したと発表した。翌7日には公船4隻が台湾南方の海域を航行し、台湾側が設定する制限水域に進入したため、台湾海巡署が巡防艦「高雄」などを派遣して並走・監視を行い、午後5時30分までに退去させた。さらに6月16日から18日にかけては調査船「向陽紅22」が、7月17日から23日には調査船「藍海201」が同海域でそれぞれ調査を実施し、台湾の巡防艦「蘭嶼」が警戒にあたるなど、法執行と調査の名目を問わず中国公船の進出が相次いでいる。 金門島周辺での乗船検査から台湾本島東側への拡大 こうした動きの背景には、中国側による実効的な既成事実化の積み重ねがある。2024年2月19日には、金門島周辺海域で中国海警職員6人が台湾の観光船に乗り込み、約30分間の立ち入り検査を実施した。さらに同年5月の頼清徳総統就任直後の大規模演習「聯合利剣2024A」では、中国海警船が台湾本島の東側で対象船を取り囲み、放水銃を使用する訓練を行っていたことが米シンクタンクCSISの分析で明らかになっている。 九州大教授が指摘する日比EEZとの共通利益とグレーゾーン戦略 フォーカス台湾の報道によると、九州大学比較社会文化研究院の益尾知佐子教授は14日、台湾東部海域での中国の海洋活動について「台湾と日本、さらにはフィリピンの共通利益」であると指摘した。同海域は日本とフィリピンの排他的経済水域(EEZ)が重複しており、日本の利益に直結しているという。また、習近平国家主席が使える手段を増やしたことでグレーゾーン戦略のインセンティブが高まっており、こうした法執行パトロールは今後より充実することはあっても「絶対になくならない」と強調している。

フーシ派がサウジアラビアをミサイル攻撃し少なくとも13人が死亡 世界

フーシ派がサウジアラビアをミサイル攻撃し少なくとも13人が死亡

イエメンの武装政治勢力フーシ派によるサウジアラビアへの攻撃が激化し、リヤド国際空港などがミサイル攻撃を受け少なくとも13人が死亡したと、日本時間2026年10月17日時点の情報に基づく記事が報じた。サウジが国を挙げて産業の多角化を進める中、紅海や石油施設を狙う軍事衝突は世界経済の物流や原油供給に深刻なリスクをもたらしている。. サウジ首都や空港がミサイル攻撃を受けた被害の実態 2026年10月10日、サウジアラビアの首都リヤドにあるキング・ハーリド国際空港などがミサイル攻撃を受け、少なくとも13人が死亡、300人以上が負傷したとJBpressが報じた。その後も南西部のアブハ空港や国有石油会社サウジアラムコの本社ビルなどが連日標的となり、航空便の欠航や遅延が相次いでいる。フーシ派による一連の攻勢は、アラビア半島の経済大国であるサウジの安全保障を直撃した。紅海沿岸にある重要輸出拠点ヤンブーの東西パイプライン終点でも火災が発生しており、民間インフラへの被害が広がっている。 サウジアラビアが推し進めるビジョン2030と国家の安定 サウジの事実上の最高権力者であるムハンマド・ビン・サルマーン皇太子兼首相は、2016年4月に大規模な社会経済改革プラン「ビジョン2030」を発表した。石油依存型の経済構造を脱却し、観光やエンターテインメント、先端技術への投資を呼び込むことで産業の多角化を目指している。2034年にはサッカーのW杯単独開催も決定しており、国際的な巨大イベントの誘致に力を入れる。新たな国づくりを進めるサウジにとって、地域の安定と自国の安全保障の維持は最優先課題である。 イエメン内戦の背景とフーシ派の軍事力の拡大 TBSテレビの報道によると、イエメンでは2011年の「アラブの春」以降、軍事独裁政権崩壊後の暫定政権と、反サウジ・反米・反イスラエルを掲げるフーシ派の間で内戦が続いている。フーシ派は首都サヌアを含むイエメンの3分の1の地域を支配し、人口の7割以上を抱える。兵力はおよそ35万人規模に達し、旧政権の兵器獲得に加えてイランから弾道ミサイルやドローンの供給を受けている。防衛研究所の吉田智聡さんは、サウジによる空爆などが市民を犠牲にした結果、サウジや背後で武器を供給するアメリカへの反発が広がり、フーシ派の求心力を高める一因となったとTBSテレビの取材で指摘している。 紅海封鎖がもたらす世界の物流と原油供給へのリスク フーシ派による攻勢は、ホルムズ海峡の代替ルートとして機能してきた紅海の海上交通にも大きな影を落としている。TBSテレビの報道によれば、フーシ派が紅海の出口付近を支配し封鎖の動きを見せることで、スエズ運河を経由する世界の物流や原油輸送に深刻なリスクが生じている。アメリカのトランプ大統領は、フーシ派に対する軍事攻撃の検討を表明している。しかし防衛研究所の吉田さんは、軍事力による無力化は極めて難しく、むしろアメリカ関連船舶の紅海通航禁止といった報復を招き、緊張がさらに高まるおそれがあるとTBSテレビの番組内で警鐘を鳴らしている。 中東大国を巡る外交の構図と今後の見通し 激しい戦闘が続く一方で、フーシ派を支援してきたイランが対話への協力を申し出るなど、中東情勢は複雑な様相を見せている。敵対する相手とも交渉し、協力国とは別の局面で競い合うのがこの地域の構造である。サウジとイランという2大国を軸にした力関係や代理戦争の構図が、周辺国を巻き込みながら変動している。戦火の拡大に歯止めがかからない中、紅海ルートの動向と国際社会の介入が、世界経済の安定を左右する重要な分岐点となっている。 関連情報: リヤドのキング・ハーリド国際空港が攻撃され12人死亡、フーシ派を非難 · フーシ派がサウジアラビアの空港やアデン空港などを攻撃したと発表 写真:TBSテレビ

オーストラリアの薬局で処方ミスに遭った漫画家、別の薬局での薬剤師の対応を描いた作品が話題 日本

オーストラリアの薬局で処方ミスに遭った漫画家、別の薬局での薬剤師の対応を描いた作品が話題

海外生活における調剤薬局のサービス品質の格差を描いた漫画家・サマ子さんの作品が、X(旧Twitter)で注目を集めている。処方ミスの頻発やスタッフの対応に悩んだ作者が、別の薬局で個性豊かな薬剤師に出会った実体験を綴り、SNS上で大きな反響を呼んでいることを、maidonanews.jpが報じた。 オーストラリアの調剤薬局で起きた処方ミスの実態 オーストラリアで暮らす漫画家のサマ子さんは、現地の調剤薬局で度重なるトラブルに直面した。本来は50ミリグラムであるべき処方薬が100ミリグラムの間違いで渡され、再診した医師がその誤りに気づいて副作用を心配する事態が起きたという。薬の用量間違いだけでなく、別のトラブルも起きた。レシートを事前に提示していたにもかかわらず、薬剤師が間違えて別のワクチンの箱を開封してしまうミスが発生した。その際、薬剤師は「開けちゃったんだけど!廃棄なんだけど!どうすんのこれ?」となぜか作者を怒鳴りつけ、最後まで謝罪の言葉はなかったと、maidonanews.jpの取材に対して明かしている。 別の薬局で出会った個性派薬剤師アンディさんの接客 度重なる対応不良に「もう行かねーあの薬局!」と怒り心頭だった作者は、別の調剤薬局を開拓することにした。そこで新たに出会ったのが、薬剤師のアンディさんだった。メイクとネイルをきらめかせたアンディさんは、初対面の作者に対して「ご機嫌いかがかしらぁ~?!」と笑顔で挨拶した。処方箋を受け取ると、華やかな雰囲気から一転してテキパキと薬の準備を進め、仕事の丁寧さと早さを見せつけた。相手のミスで理不尽に怒られる前店の環境とは対照的な、プロフェッショナルな手際が発揮された瞬間だった。 小さなプリンセスを気遣う細やかなコミュニケーション 新しい薬局のアンディさんは、薬の調剤だけでなく、患者への細やかな気配りでも作者の心をつかんだ。作者の娘の頬が少し荒れていることに気づいたアンディさんは、「あらやだっ!プリンセスのお肌が泣いてるじゃないっ!」と子どもの手を優しく握り締めた。「大丈夫よ!小さなプリンセス!すぐに良くなるわ!」と温かく語りかけ、帰り際にはウインクを添えて「素敵な1日を~」と声をかけた。この一連のやり取りにすっかり魅了された作者は、心の中で「一生通お」と強く決意したという。 読者から寄せられた驚きと共感の声 一連の漫画作品の公開に対し、SNSの読者からは多くの反響が寄せられている。「シゴデキすぎる!少し家から遠くても通ってしまうレベル」という仕事ぶりへの称賛や、「謝ったら負けみたいな?でも薬のミスは怖いよね」といった海外の医療現場に対するリアルな感想が上がっている。同じ職業であっても、人によって接客の雰囲気やサービスの質が大きく異なるところがオーストラリアらしいと、作者は創作の意図を語っている。 個性的な人材を受け入れるオーストラリアの労働環境 アンディさんのような個性を生かした働き手は、オーストラリアでは比較的多いのだろうか。この疑問に対してサマ子さんは、「個性を生かして働いている」というよりも、個性的な人であっても比較的どのような職業にも就けるのがオーストラリアなのだと説明している。もちろん、ビジネスオーナーの意向などによって多少の変動はあるものの、多様な人材が社会の各所でそれぞれのスタイルで働いている実態がうかがえる。日本のサービスのそつのなさや、仕事に対する全体的な意識の高さがいかに優れているかを、海外生活を通じて改めて実感したと、作者は振り返っている。

ドイツ・ケルンで人型ロボットが少女に性的嫌がらせ、警察が捜査 世界

ドイツ・ケルンで人型ロボットが少女に性的嫌がらせ、警察が捜査

ドイツ西部の大都市ケルンで、約120センチの人型ロボットが16歳の少女に性的な嫌がらせをしたとされる事件が発生し、現地警察が捜査を始めている。赤と金のボディを持つロボットが少女の臀部をつかみ腰を振る動作をしたもので、警察はロボットと関係者の携帯電話を押収し、意図的な操作があったかを調べている。 ケルン市内で起きた人型ロボットによる事件の概要 ドイツ・ケルンのファストフード店前で、体高約120センチの赤と金のロボットが友人といた16歳の少女の背後から突然近づき、臀部をつかんで身体を前後に動かす動作をし、少女は悲鳴を上げてその場から逃げ出した事件をめぐり、警察は捜査を開始している。. 写真:ライブドアニュース 押収されたロボットと現場での状況 ライブドアニュースの報道によると、問題のロボットはチェーンのネックレスやサングラスを身に着け、子どもくらいの背丈をした外見だった。通報を受けて駆けつけた緊急対応チームは、現場から1区画離れた場所で16歳と19歳の少年らを発見し、ロボットは駐車された車の後部座席から見つかった。同行していた19歳の少年は、一連の様子をスマートフォンで撮影し、SNSでライブ配信していた疑いがもたれている。警察はロボット本体と容疑者らの携帯電話2台を押収した。 警察の対応とインターネット上での拡散 ケルン警察の広報担当者は、こうした事件について「我々はこれまでこの現象を認識してこなかった」「我々にとって未知の領域だ」とコメントし、困惑を示しているとNEWSポストセブンなどが伝えている。インターネット上では、ロボットが女性に向かって腰を振るような動きをする動画や、ショートパンツ姿の女性の太もも付近に触れる映像などが複数拡散されている。警察は、ロボットの動きが事前のプログラムによるものだったのか、あるいは当時何者かがリアルタイムで遠隔操作していたのかという点を重視して調べている。 写真:BBC ロボット悪用に対する法的責任と今後の見通し ドイツの法制度において、警察は侮辱罪や性的嫌がらせ罪の容疑で捜査を進めている。ロボットを犯罪の道具として利用した場合、遠隔操作やプログラムを行った人物が実質的な実行行為者として刑事責任を問われる可能性がある。一方で、より重い罰則がある性的嫌がらせ罪については、行為者自身の身体が被害者に直接触れる必要があるとする判例が存在するため、適用にはハードルがあると指摘されている。新技術を悪用した前代未聞のトラブルに対し、警察や司法が既存の法律をどのように適用していくのか、今後の捜査結果が注目される。

既知コンテンツ反芻おじさんに刺さる!スーファミ・メガドラの最新互換機「Super Nt+」「Mega Sg+」が登場 日本

既知コンテンツ反芻おじさんに刺さる!スーファミ・メガドラの最新互換機「Super Nt+」「Mega Sg+」が登場

米国のAnalogueは、スーパーファミコンの互換機「Super Nt+」とメガドライブの互換機「Mega Sg+」を発表した。価格は各219.99米ドルで、日本時間10月20日0時に予約受付が開始され、12月の出荷が予定されているとGizmodoが報じた。 Super Nt+が対応するカセットと本体の仕様 Super Nt+はスーパーファミコンおよび北米版SNESのカセットを2,200本以上サポートしており、リージョンフリー仕様となっている。本体サイズはCDケースをひと回り大きくした程度で、カラーバリエーションは「Classic」「SF」「Black」の3種類が用意されている。映像出力はHDMIによる最大1080pに対応しており、画面比率は8:7、4:3、1:1から選択可能だ。また、走査線風の表示機能や、プレイ中に音量や画面サイズを調整できるメニュー機能も搭載されている。 Mega Sg+の対応ハードと拡張機能 Mega Sg+は、メガドライブおよびジェネシスに加えて、マスターシステムのカセットにも対応するハードウェアだ。別売りのアダプターを使用することで、ゲームギアやセガ・マークIII用のソフトも遊ぶことができる。さらに、手持ちのメガCDを接続するためのパーツも付属している。出力解像度はSuper Nt+と同様に最大1080pとなっており、当時の実機の環境を手軽に再現できる設計だ。 1080p出力の理由とFPGAによる回路再現 Analogueの創業者でCEOであるクリストファー・テイバー氏が米Gizmodoの質問に対して語ったところによると、2D時代のゲームは大きめのドットを配置してスプライトやタイルで画面を構成しているため、1080pできれいに拡大した時点で絵はすでに完成しているという。4K解像度にしても隠れたディテールが現れるわけではなく、同じ絵を描く画素が増えるだけだと同氏は説明している。内部には当時のゲーム機の回路の動きをイチから組み込んだ「FPGA」チップを採用しており、エミュレーターとは異なり実物のゲームカセットを挿して遊ぶ仕組みだ。端子の汚れに対処するため、クリーナーが2本付属している。 現代の環境に合わせたワイヤレス接続と操作性 本体にはBluetoothおよびワイヤレスUSB用の2.4GHz受信機が内蔵されており、8BitDoなどのコントローラーを接続して操作できる。コントローラーのスタートボタンを押すだけで電源が入り、ゲームカセットの差し替えも電源を落とさずに行うことが可能だ。電源供給にはUSB-C端子を採用しているほか、当時の純正コントローラーをそのまま挿せる端子も2つ備えられている。初代Super Ntの発売から約8年ぶりの刷新となり、現代のテレビ環境に合わせつつ当時の手触りを再現した製品となっている。

上皇后美智子さまが92歳の誕生日を迎えられ宮内庁が近況を発表 日本

上皇后美智子さまが92歳の誕生日を迎えられ宮内庁が近況を発表

上皇后美智子さまは10月20日、92歳の誕生日を迎えられた。宮内庁によると、高齢に伴う体力低下で以前より疲れやすくなり、散策で歩かれる距離も短くなっているという。ただ、体調に大きな変化はなく、天皇陛下と静かで穏やかな日々を送られていると、fnn.jpが報じた。 92歳の誕生日を迎えた上皇后さまの近況 上皇后美智子さまは10月20日に92歳の誕生日を迎えられた。宮内庁の発表によると、高齢に伴うご体力の低下により、以前に比べてお疲れやすくなることが多くなっているという。ご散策時にお歩きになる距離も次第に短くなっていらっしゃると、fnn.jpは報じている。 心不全の診断指標と深部静脈血栓症の経過観察 ご体調については、幸い大きな変化はなく、陛下と静かで穏やかな日々をお過ごしであると宮内庁は発表した。一方で、心不全の診断指標であるBNP値は正常値を超える状態が続いており、深部静脈血栓症は引き続き経過観察中であると、fnn.jpは伝えている。 猛暑を考慮し御所で過ごされた夏の動静 例年の夏は那須御用邸や軽井沢町大日向でご静養になっている。しかし今年は、7月下旬から東海地方や西日本で最高気温が40度以上となる酷暑日が連日観測され、全国各地で猛暑日が続いた。そのためお身体への影響を考慮し、今年は御所でゆっくりとお過ごしになったと、fnn.jpは報じている。昨年の10月と今年の5月には陛下と葉山御用邸にご滞在になり、ご散策や居合わせた人々とのご交流をお楽しみになった。 ご家族との心温まる交流と日々の楽しみ ご家族との交流について、宮内庁は新年や上皇ご夫妻の誕生日、外国訪問の前後などに、天皇皇后両陛下や秋篠宮ご夫妻、愛子さま、佳子さま、悠仁さまや皇族方がお住まいの仙洞御所に挨拶のため来られることに触れている。美智子さまは皇族方にお会いになることを楽しみになさっていると、fnn.jpは伝えている。 ご婚約時から現在まで続くファッションの軌跡 クレアウェブの報道によると、美智子さまがこれまでお召しになってきた装いは、単にトレンドを追うものではなく、時代における女性像や皇室の役割、そして訪問先や国民への深い敬意を表現するメッセージとしてインパクトを与えてきた。1958年11月27日のご婚約内定発表の朝、実家から皇居に向かわれる際には、白と黒のモノトーンスタイルをお召しになり、新時代の女性像を強く印象付けた。さらに、テニスを楽しまれた際には白の開襟シャツにカーディガンを羽織り、ひざ上のテニススカートを合わせたスポーティーな装いを披露し、国民に大きなインパクトを与えたとクレアウェブは伝えている。 穏やかな日々を重ねられる上皇后さまのこれから お住まいの仙洞御所で静かな日々を重ねられる美智子さまは、ご家族の訪問を心待ちにされながら、陛下とともに穏やかな時間を過ごされている。高齢による体力の変化や経過観察中の症状はあるものの、季節の移ろいを感じながら、静かな生活を続けられている。 写真:クレアウェブ 【上皇后美智子さま 92歳の誕生日】「陛下と静かで穏やかな日々をお過ごし」宮内庁が映像を公開 上皇ご夫妻が会話される様子【ノーカット】

TCL、ヨドバシ梅田で『Forza Horizon 6』の体験イベントを開催 日本

TCL、ヨドバシ梅田で『Forza Horizon 6』の体験イベントを開催

株式会社TCL JAPAN ELECTRONICSは、10月17日と18日の2日間、ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaで店頭体験イベント「TCLレーシングビジョン」を開催した。大画面テレビとレーシングシミュレーターを組み合わせ、レーシングゲーム『Forza Horizon 6』を試遊できる特別ブースを展開し、来場者を集めたとRBB TODAYが報じた。. ヨドバシカメラAkibaで実施された「TCLレーシングビジョン」の概要 会場ではレーシングをテーマにした特別ブースが設置された。TCLの大画面テレビに『Forza Horizon 6』のレースシーンを表示し、レーシングシミュレーターを使って試遊できるコンテンツが用意された。試遊体験機には、大画面いっぱいに美しい風景やスピード感あふれるレースシーンが映し出され、その迫力に思わず足を止めてしまう来場者も多く見られた。参加者はハンドルを操作しながらレースに挑戦し、幅広い年齢層がプレイを楽しんだ。テレビ売り場で実機の映像を確認するだけでなく、実際のゲームを通じて画面サイズや映像表示、音響といったテレビの性能を体験できることが特徴となった。 最新SQD-Mini LEDテレビが映し出すリアルな映像表現 試遊機に使われたのは、TCLの最新SQD-Mini LEDテレビである。ゲーム内の風景、車体、光と影などを大画面で表示し、TCL独自のSQD-Mini LEDによる色彩表現やコントラストを体験できるようにした。また、4K 144Hzによる滑らかな映像表示、VRR、AMD FreeSync Premium Proにも対応する。高速で背景が流れるレースシーンでも、画面の動きを確認しながらプレイできる性能を備えている。音響面では、Audio by BANG…

韓国海軍 原潜・ドローン空母の同時導入推進=北の脅威へ海軍力強化 世界

韓国海軍、原潜とドローン空母の導入事業を並行推進 国政監査で発表

韓国海軍は20日、国会国防委員会による国政監査で、北朝鮮の核やミサイルなどの脅威に対処するため、原子力潜水艦とドローン空母の導入事業を並行して推進すると発表した。連合ニュースなどが報じた。 8000トン級の原子力潜水艦を30年代半ばへ 韓国政府は「張保皐N」との名称で韓国型原子力潜水艦の導入事業を進めており、30年代半ばの1番艦進水を目指していると連合ニュースが伝えた。中央日報日本語版の報道によると、海軍は原潜の建造と運用準備のため、5月に原子力潜水艦推進団を設置した。推進団を中心に設計、建造、試験評価、戦力化準備の各段階で課題を設け、戦力化された際に滞りなく作戦運用ができるよう準備を進めている。政府は濃縮度20%未満の低濃縮ウランを燃料とする韓国型原潜を30年代半ばに1番艦として進水させ、30年代後半に戦力化する方針だ。具体的なスペックは非公開だが、軍当局は8000トン級の原潜3隻を開発する計画だとされる。排水量は現在韓国軍が保有する最大の潜水艦である蒋英実級潜水艦(「張保皐3」バッチ2)の2倍以上となる。中央日報日本語版では、既存の張保皐Ⅱ潜水艦の老朽化に備えた在来式潜水艦事業である「KSS-Ⅳ」の所要も提起された状態だと伝えている。 有人・無人戦力母艦への方針転換とドローン空母の計画 海軍は40年代初めまでに「有人・無人戦力母艦」の確保も推進すると発表した。海軍は当初、海上で戦闘機を出撃させる軽空母の建造を推進していたが、現代戦でドローンなど無人戦力の重要性が高まっていることを受け、方針を転換したと連合ニュースは報じている。「ドローン空母」とも呼ばれるこの戦力は、有人機の代わりに無人戦力の搭載が中心となるのが特徴で、40年代初めの戦力化を目標としている。中央日報日本語版によると、海軍は昨年10月に既存の軽空母事業を有無人戦力母艦に変更する修正を提起し、現在合同参謀本部がこれを検討しており、年内に修正を確定する方針だ。海軍が推進する有人・無人戦力母艦は全長270メートル、幅70メートル、軽荷排水量3万トン級以上で、海軍が検討していた軽空母(3万トン級)より排水量が拡大している。現在、韓国軍最大の水上艦である「独島」(全長199メートル、1万4000トン級)と比較すると、排水量は2倍以上となる。 多数の無人機と有人戦力を搭載する運用構想 有人・無人戦力母艦には、海上無人戦闘機や監視偵察用・自爆用無人航空機(UAV)、群集自爆用・機雷戦用無人水上艦(USV)など無人戦力20機以上を搭載する計画だと連合ニュースが伝えている。さらに、上陸機動・攻撃ヘリコプターや高速揚陸艇などの有人戦力も20機以上搭載する方針である。海軍は30年代初めから半ばまでに韓国型駆逐艦(KDDX)と海洋情報艦3を建造し、艦対地弾道誘導弾や長距離海上自爆用UAV、誘導弾SM3・SM6なども確保すると明らかにしている。30年代後半以降には、忠武公李舜臣級駆逐艦と世宗大王級イージス駆逐艦の老朽化に備えて韓国型駆逐艦を戦力化し、国内技術を基盤とする海上弾道弾迎撃誘導弾を確保することで北朝鮮のミサイルの探知・追跡・迎撃能力を強化する計画だ。 海兵隊の準4軍体制移行と司令部移転の動き 中央日報日本語版の報道によると、海兵隊はこの日の国政監査で、「準4軍体制」への転換を核心課題として推進していることを明らかにした。海兵隊は2028年までに海兵作戦司令部の創設を推進しており、現在の京畿道華城にある海兵隊司令部を忠清南道の鶏竜台に移転することを検討している。現在の海兵隊司令部の建物は、新たに創設される海兵作戦司令部が使用することが推進されている。海兵隊第1師団は今年末、第2師団は2028年を目標に陸軍から作戦統制権を譲り受ける計画である。また、次世代上陸突撃装甲車(KAAV-II)や上陸攻撃ヘリコプター、高速戦闘艇、K2戦車、北西島嶼用無人航空機、科学化警戒システム、韓国型戦術地対地ミサイルなどの核心戦力確保も併せて進められる方針だ。 韓国海軍、空母建造とF-35Bの調達計画を中止!軍用ドローンを搭載する無人機指揮艦へ転換 海軍参謀総長が強調した海洋防衛の重要性 キム・ギョンリュル海軍参謀総長は、忠清南道の鶏竜台で開かれた国政監査の答弁で、「今日の国際秩序の不確実性と朝鮮半島を取り巻く安全保障環境の変化の中で、国の生存と未来を支える海の重要性はますます高まっている」と述べたと連合ニュースは伝えている。さらに、「強い海軍力はこのような海洋守護の基盤であり、海洋主権と国の平和と繁栄を支える中核能力だ」と強調した。海軍は先端科学技術を基盤とする軍事力の建設を掲げており、今後の予算配分や合参の検討結果を踏まえ、原潜開発およびドローン空母導入に向けた具体的な開発段階へと移行していく見通しだ。