スポーツ ブルワーズのウィリアム・コントレラスが捕手としてワールドシリーズMVPを受賞
2026年10月28日、フロリダ州セントピーターズバーグのトロピカナ・フィールド。
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スポーツ 2026年10月28日、フロリダ州セントピーターズバーグのトロピカナ・フィールド。
世界 現職の国会国防委員長である共に民主党の陳声準(チン・ソンジュン)議員が28日、米国のビザ発給を拒否された。米太平洋軍司令部への訪問を予定していた公式な議政活動が制限される事態となり、韓国与党内では先月の鄭清来(チョン・チョンレ)議員に続く事例として波紋が広がっている。. 国会国防委員長の訪米頓挫と米国側の通知 共に民主党の陳声準議員は28日、自身のフェイスブックを更新し、米国からビザ発給を拒否された事実を明らかにしたとnews.livedoor.comが報じた。陳議員は国防委員会としての軍事外交を目的に、来月1日から5日までの日程で米太平洋軍司令部を訪問する予定だった。公務遂行のための「A-2ビザ」を申請していたが、28日午前になって米国側から拒否の通知を受けたという。当初の訪米団には同じ党の金炳周(キム・ベョンジュ)議員らも加わっており、サミュエル・パパロ米太平洋軍司令官らとの面談が予定されていたが、日程の消化が困難な状況となった。 過去の国家保安法違反歴と米国側による判決文要求 陳議員は中央日報の取材に対し、「どう考えても同盟国に対する扱いとは思えない」と強く反発しているとnews.livedoor.comが伝えた。同議員は1989年の大学卒業後、軍務中に「義兵会」を組織し反米・親北朝鮮的な主張を広げたとして国家保安法違反に問われ、1991年に懲役3年、資格停止3年の刑が確定した過去を持つ。その後、1995年の光復節特別赦免で復権しており、第19代国会の国防委員として活動していた2014年3月にも米太平洋軍司令部を訪問した経験がある。米国側は今回の審査にあたり、過去の事件に関する判決文をすべて要求したといい、陳議員は30年以上前の判決であり国会議員の補佐スタッフ時代にも渡米したことがあるとして、今回の措置に納得がいかない姿勢を示している。 写真:ハンギョレ新聞 与党政治家への相次ぐビザ問題と趙顕外交部長官の対応 韓国与党陣営で米国ビザ発給をめぐる問題が生じたのは、共に民主党代表を務めた鄭清来議員に続いて2人目であるとnews.livedoor.comやハンギョレ新聞が報じている。鄭議員は今月8日に米国やブラジルなどを訪問して在外公館に対する国政監査を実施する予定だったが、米国側がビザ発給を保留したため欧州班に所属を変更して監査を行った。これを受け、趙顕(チョ・ヒョン)外交部長官は29日、G20外相会議に出席するため米アトランタへ出国する際、記者団に対し「韓米関係とは関係のない事案であるが、望ましくないことが起きているため、議員らにビザが速やかに発給されるよう米国側に要請する考え」であると述べたとYahoo!ニュースが伝えている。 専門家の分析と韓国国民のビザ拒否率上昇という背景 ハンギョレ新聞の報道によると、慶南大学極東問題研究所のイ・ビョンチョル教授は、進歩陣営の政治家を標的にした相次ぐビザ発給拒否について、韓米関係に対して米国が抱く不満を感情的に表したものであり、力で韓国を従わせようとしているとの見方を示している。外交部が国会外交統一委員会の金大植議員に提出した資料によれば、2025米会計年度(2024年10月~2025年9月)における韓国国籍者の米国訪問ビザの調整後拒否率は24.73%に達し、前年度の14.97%から9.76ポイント上昇しているとnews.livedoor.comが伝えている。一般国民の渡米も難しさを増す中で、国会議員の公務出張におけるトラブルが表面化した形だ。 写真:dメニューニュース 今後の日取りとルビオ米国務長官との会談調整 外交部は陳委員長のビザ発給について手続きが完了していないと認識を示しつつ、国会議員の円滑な公務出張を支援する観点から米国側と緊密に意思疎通を図り協力を要請しているとYahoo!ニュースが報じている。趙顕外交部長官は来月2日まで米国に滞在し、今回の訪米期間中を機にルビオ米国務長官との2国間会談を調整している。与野党を超えた超党派での抗議を求める声が上がる中、米国側の今後の判断や外交当局間の協議がどのような結末を迎えるのか、関係者の注目が集まっている。
日本 東京・歌舞伎町の「トー横」に集まる若者の姿が少なくなっており、警察の補導などを避けて近くのホテルへ移動する動きが広がる中、大人の目が届かないホテルでの事件などが相次いでいると、yomiuri.co.jpが報じた。. 新宿東宝ビル横の広場から姿を消した若者たち 東京・歌舞伎町の「トー横」と呼ばれる一角に集まる10代の若者たちの姿が最近、少なくなっている。21日午後9時過ぎに新宿東宝ビル横の広場を訪れると、北東に数百メートル離れたホテル前で20歳前後の男女5人が談笑していた。ピンク色のリュックサックを背負い、涙袋を強調した「地雷系メイク」の女性(19)は、岐阜県の実家から家出中だと明かした。「警察に補導されるのが嫌で、最近はトー横に行っていない」と語る。 トー横の広場周辺では、訪日外国人客らが開催中のキッチンカーのイベントを楽しんでおり、かつて居場所を求めて集まっていた若者たちの姿は見られなかった。家庭や学校などで居場所をなくした20歳未満の若者らがトー横に集まり始めたのは2020年頃とされる。飲酒や喫煙に加え、市販薬などの過剰摂取であるオーバードーズやリストカットなどの自傷行為を繰り返し、性被害などに遭う事件が起きてきた。 補導数を押し下げた若者たちの潜在化とホテルへの移動 警視庁によると、昨年歌舞伎町地区で補導した20歳未満の若者は747人で、ピークだった2023年の951人から約2割減少した。この背景には、新宿東宝ビル横の広場周辺に集まる若者が少なくなったことが影響しているとみられ、時間帯によっては若者の姿が見られない日もあるという。警察のパトロール時間を避けてトー横を離れたり、仲間同士で注意を呼び掛けたりするケースも確認されている。 警視庁幹部は、補導を恐れて近くのホテルなどに滞在する若者が増えている現状について、「潜在化」への強い危機感を示している。中学校や高校時代に不登校だった女性は、地雷系メイクの若者がトー横で楽しそうに踊る様子をSNSで見て憧れ、約1年前から出入りするようになった。しかし警察から補導される機会が増えた最近は、仲間とトー横を離れて近くのホテルに滞在することが増えている。 ホテルを舞台に相次ぐ深刻な若者被害の実態 トー横で若者の姿が減る一方で、付近のホテルを舞台にした事件が相次いで発生している。ホテル代や生活資金が尽きた若者は、路上で売春の客待ちをして金を稼いでいる実態がある。「友達と一緒にいるのが楽しい。危ないと言われても、この生活をやめるつもりはない」と女性は話している。 警視庁は今月5日、トー横で知り合った女子高生の胸や尻を動画撮影したとして、新宿区の職業不詳の男(25)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で逮捕した。さらに6月にも、女子中学生に性的暴行を加えるなどしたとして、荒川区の無職の男(24)が不同意性交容疑などで逮捕されている。トー横周辺の若者を支援するNPO法人「BONDプロジェクト」の白橋れいあさん(30)は、「悪意ある大人からスマートフォンの位置情報で監視され、ホテルでの売春を強いられている少女もいる。密室での被害は、発覚しにくいのが問題だ」と指摘している。 高止まりする不登校と若者を支える居場所の課題 学校や家庭に居場所がない子どもは、全国的に増加傾向にある。文部科学省によると、全国の不登校の高校生は2022年度以降、3年連続で6万人台と高止まりが続き、24年度は過去2番目に多い6万7782人に上った。小中学生の不登校も12年連続で増加し、24年度は過去最多の35万3970人に達している。 認定NPO法人「D×P」の芳本良輔さん(34)によると、同法人には不登校の子どもから将来への不安や身近に相談できる相手がいないなどの悩みが寄せられており、トー横や大阪・ミナミの「グリ下」などに集まる若者の中にも、不登校を経験して居場所を見いだせない子がいるという。「子どもが安心して過ごせる居場所を地域で作っていく必要がある」と芳本さんは語っている。 警察によるホテルへの防犯協力要請と今後の警戒 警視庁は、若者が犯罪被害に遭うことを防ぐため、周辺ホテルでの対策を急ピッチで強化している。今月15日にはホテル経営者らに対し、客の年齢確認の徹底や、犯罪が疑われる際の通報、宿泊拒否などの防犯協力を要請した。警察幹部は「新たなたまり場となりうる施設の情報を集め、若者を食い物にする大人の摘発につなげたい」と述べ、取り締まりへの姿勢を強めている。
世界 占領下西岸地区の住民やジャーナリストが、毎年恒例のオリーブ収穫期にマスク姿のイスラエル人入植者らが組織的な襲撃を行う中で、急増する暴力の波に直面している。
世界 スーダン・南ダルフール州の州都ニャラで、タンゴン市場が軍のドローンによる空爆を受け、権利擁護団体によれば100人以上が死亡した。
世界 ミネソタ州の連邦給付金詐欺事件に関与したサリム・サイド被告に対し、連邦地裁は2026年10月29日、禁錮30年の判決を言い渡しました。
世界 マサチューセッツ州沖のアトランティス・キャニオンで8月19日、チャーター船の船長デイモン・サッコ氏と釣り客のウォルター・チャップマン氏が、重さ約572キロ、体長約3.4メートルを超える巨大なクロカジキを釣り上げたと報じられた。. アトランティス・キャニオン沖で巨大なヒレが出現 8月19日、マサチューセッツ州ケープコッドから約160キロ沖にあるアトランティス・キャニオンで、チャーター船の船長を務めるデイモン・サッコ氏と釣り客のウォルター・チャップマン氏が釣りをしていた。水面に現れた巨大なヒレを見たサッコ氏は、最初あまりの大きさに巨大なサメだと思ったと振り返っている。魚が近づくにつれて姿が徐々に明らかになり、クロカジキにしては大きすぎると感じたが、実際に姿を現したのはまさにそのクロカジキだった。 約3時間の激闘を経て釣り上げられた巨大クロカジキ 魚は簡単には引き上げられず、釣り糸を通じた攻防は約3時間に及んだ。メイン州プリマス出身のベテラン釣り人であるチャップマン氏が最終的にこの巨大な魚を釣り上げ、釣り糸で戦った魚としてはこれまでで最大だと振り返っている。マサチューセッツ州ファルマスに運ばれた魚は、重さ約572キロ、体長約3.4メートルを超える大きさを記録した。 世界記録にあと約64キロと迫る東海岸最大級のサイズ 今回釣り上げられたクロカジキの重さは約572キロであり、国際ゲームフィッシュ協会(IGFA)によると記録上最大の個体である1992年にブラジルで釣られた約636キロにあと約64キロと迫る大きさだった。記録更新には届かなかったものの、東海岸沖で釣り上げられた個体としては最大級とみられている。岸に戻ると埠頭には人々が集まり、吊り上げられた魚のあまりの大きさに驚きの声が上がった。 メイン大学の研究施設へ運ばれた頭部と分けられた身 釣り上げられた巨大クロカジキの身は無駄にすることなく十数人に配られ、チャップマン氏はチャウダーなどの料理に使う予定だと話している。一方、魚の頭部はメイン大学の研究施設へ運ばれ、研究者たちが年齢などを調べることになった。研究者によると、この個体は25から30歳ほどだった可能性があるという。大西洋を広く回遊するクロカジキがニューイングランド周辺の海域に姿を見せる時期は限られており、重さ544キロを超える巨大個体がこの海域で釣れること自体がかなり珍しいとされている。
日本 日本テレビの水卜麻美アナウンサーが10月28日、自身のSNSで気象予報士試験に合格したことを報告した。難関資格への挑戦と合格報告のタイミングを巡り、SNS上では祝福の声とともに、周囲への細やかな配慮を称賛する反応が相次いでいる。 合格率4.3%の難関を突破した水卜アナ 日本テレビの水卜麻美アナウンサー(39)は10月28日、自身のX(旧ツイッター)およびインスタグラムを更新し、気象予報士試験に合格したことを公表した。気象業務支援センターによると、気象予報士試験は年2回実施される国家資格で、平均合格率は5.5%と非常に高い難易度を誇る。直近の令和8年度第1回(通算第66回)試験では、受験者4087人に対し合格者は174人、合格率は4.3%だった。水卜アナは投稿に合格証書を掲げた写真を添え、「5年ほど前からずっと、気象予報士になりたいと勉強をしていました」と明かした。何度も挫折しながらも一歩ずつ努力を続けた結果、悲願の資格取得に至ったという。 写真:pinzuba.news 公開写真に見られた「旧姓併記」への配慮 合格報告とともに投稿された写真の「名前欄」が、SNS上で注目を集めている。ピンズバNEWSの報道によると、水卜アナは名前の左隣にモザイク加工を施しており、そこには旧姓が併記されている可能性があるという。気象庁の案内では、気象予報士は旧姓を併記した登録が認められている。2023年3月に俳優の中村倫也との結婚を発表した水卜アナに対し、ネット上では「中村さんのファンに向けての配慮ではないか」といった声が上がった。テレビ番組でも「水卜」の姓を使い続けている現状と、公的な資格登録における配慮が重なり、多くのファンから称賛の声が寄せられている。 『ZIP!』共演者への発表時期に集まる視点 合格発表のタイミングに関しても、ファンから「配慮」を指摘する声が出ている。同番組で共演し、同じく気象予報士試験に挑戦していたM!LKの曽野舜太は、10月13日放送の『ZIP!』にて実技試験の不合格が公表されていた。水卜アナが自身の合格を報告したのは、その約2週間後の28日だった。ピンズバNEWSによると、気象庁の審査には通常約2週間を要するため、この時期の報告となった可能性がある。しかし、SNS上では「曽野くんの放送と時期をずらした気遣いがすごい」といった反応が目立ち、自身の喜びを伝える際にも周囲の状況を優先する姿勢が高く評価された。 アナウンサーと気象予報士の二刀流へ 水卜アナは10月29日放送の『ZIP!』でも合格について言及した。番組の総合司会として、「みなさまに笑顔で心地よく、そして何より安全に毎日過ごせるよう情報を届けられるように」と抱負を語り、アナウンサーとしての役割に加え、気象予報士の専門知識を活かして言葉を紡いでいくと決意を述べた。圧倒的な好感度を誇る水卜アナの新たな挑戦に対し、視聴者からは今後、番組内でどのような気象解説や言葉選びが展開されるのか、期待が高まっている。この資格取得を機に、彼女の伝える情報がどのように変化していくのか、今後の放送での活躍が注目される。
世界 ノルウェーのストーレ首相は28日、プーチン大統領との電話会談について、欧州の見解を直接伝えることが目的だったと述べ、会談を擁護した。ロイターによると、西欧諸国の首脳がロシア政府との直接接触を避けてきた慣行を破るもので、同盟国から批判の声も上がっている。 ノルウェーとフィンランド首脳がプーチン氏と90分間会談 27日に行われた電話会談は、ノルウェーのストーレ首相とフィンランドのストゥブ大統領がプーチン大統領と行ったもので、会談時間は計90分間に及んだ。西欧諸国の首脳はこれまで、ロシア政府との直接的な接触を避ける姿勢を維持してきた。この長年の慣行を覆す今回の動きに対し、デンマークのフレデリクセン首相をはじめとする同盟国の指導者から批判が相次いでいる。ロイターの報道によると、ストーレ氏は自身の行動を正当化し、欧州としての立場を明確にする必要があったと強調した。 米国との連携に対する懸念が会談の背景に ストーレ首相は、公共放送NRKの取材に対し、今回の会談の意図を説明した。同氏は「米国側が同氏(プーチン氏)と話す際、われわれの見解の一部が伝わっていないのではないかという懸念がある」と語った。プーチン氏が即座に考えを変えることは想定していないとしつつも、米国のみならず欧州の立場を直接聞かせることの重要性を説いた。この会談は、11月にアブダビで予定されているウクライナとロシアの当局者による対面協議に先立ち、緊張緩和を促す目的で行われた。 ノルウェーが求める緊張緩和の具体案 ノルウェー政府は、今回の会談を通じて複数の緊張緩和措置を提案した。その内容は以下の通りである。 ウクライナ産穀物を輸出する船舶への攻撃停止 捕虜交換の実施 ストーレ氏は、この戦争がこれ以上際限なく続き、犠牲者が増え続ける事態を避けるために何が必要かに焦点を当てたと説明している。 領土問題と安全保障が和平の鍵 ウクライナが領土を割譲せずに和平を実現できるかという問いに対し、ストーレ氏は慎重な見方を示した。現在、ロシアはウクライナ領土の約20%を支配下に置いている。同氏は、ウクライナが領土喪失を正式に認める合意に署名することは考えにくいと指摘した。一方で、現在の前線を現実として受け入れ、それを交渉の出発点にできるかどうかは別問題だとの認識を示した。また、和平合意後のウクライナに対する安全保障の提供が、プーチン氏にとっても大きな問題として認識されていると明かした。 ロシア側は会談の成果を否定 今回の対話に対し、ロシア側の反応は限定的だ。ロイターによると、ロシアのラブロフ外相は、27日の電話会談においてウクライナ紛争に関する新たな提案はなかったと述べている。ロシア政府の視点では、欧州諸国は単に交渉過程での役割を求めているに過ぎないという見解を示した。 写真:newsweekjapan.jp 11月のアブダビ協議に向けた動き 今回の首脳間電話会談は、2月以来初めてとなるロシアとウクライナ当局者の対面協議を控える中で行われた。この協議は11月にアブダビで開催される見通しとなっている。欧州の首脳が直接ロシア側にメッセージを伝えるという異例の対応が、今後の和平交渉の進展にどのような影響を与えるのか、国際社会の関心が集まっている。 アメリカ依存に懸念 ノルウェー フランスの「核の傘」に参加へ【WBS】
日本 日本教職員組合(日教組)は、令和12年度から実施される次期学習指導要領に向け、小中学校の授業時間を大幅に削減するよう文部科学省へ提言しました。OECD加盟国で最低水準となる削減案に対し、教育現場のあり方を巡って議論が起きています。 日教組が求める授業時間の大幅削減案 日教組は15日、中央教育審議会(中教審)の特別部会で行われた関係団体聴取において、授業時間の削減を求める意見書を提出しました。現行の年間授業時間は小学校・中学校ともに1015コマ(1コマは小学校45分、中学校50分)ですが、日教組はこれを小学校で875コマ、中学校で945コマに減らすよう求めています。この提案が実現すれば、経済協力開発機構(OECD)加盟国の平均を100時間以上下回り、先進国の中で最低水準の授業時間となります。 教員の長時間労働と業務負担の現状 日教組が授業時間削減を求める背景には、教員の過酷な労働環境があります。OECDが2024年に実施した国際調査によると、日本の教員の1週間当たりの平均仕事時間は、小学校で約52時間、中学校で約55時間に達しています。これは調査対象国の中で突出して長く、各国平均と比較して10時間以上超過している実態が明らかになりました。日教組はこうした教員の負担感や教科書のページ数削減を訴え、業務改善の必要性を強調しています。 授業時間と事務作業のバランス 教員の長時間労働が社会問題となる一方で、日本における「授業時間」の扱いは特殊です。OECDの調査データでは、日本の教員が1週間に行う授業時間は各国平均を下回っており、全労働時間に占める授業の割合は半分以下にとどまります。このことから、長時間労働の主因は授業以外の書類作成などの事務作業にあるとの指摘があります。授業を減らすことで教員の業務負担を軽減するという日教組の提言に対し、教育の質を維持できるのかという懸念の声が上がっています。 過去の「ゆとり教育」と学力低下の教訓 今回の提言に対し、過去の教育政策の失敗を指摘する声もあります。平成10年に改定された学習指導要領では、学習内容を3割削減する「ゆとり教育」が導入されましたが、その後、深刻な学力低下が招かれました。これを受けて平成20年の改定では授業時間を増やす方針に転換し、その後の国際学力調査では成績の上昇が確認されています。学力向上を維持するためには、安易な授業時間削減は避けるべきだという主張が根強く存在します。 現行:小中ともに年間1015コマ 日教組案:小学校875コマ、中学校945コマ 国際水準:OECD平均を100時間以上下回る水準へ 中教審による今後の審議の行方 AIの普及などにより学習内容が高度化する中、教育の質をどう確保するかが次期学習指導要領の焦点です。限られた資源の中で国の発展に直結する学力をいかに高めるか、中教審と文部科学省には慎重な判断が求められています。日教組の提言をどの程度取り入れるのか、あるいは教員の事務負担軽減に向けた別の解決策を模索するのか、今後の中教審での審議過程に教育関係者の関心が集まっています。
世界 イスラエルで27日に投開票された総選挙(定数120)は、開票率85.6%の段階でベンヤミン・ネタニヤフ首相率いる右派リクードが26議席を獲得し、第1党を維持する見通しとなった。読売新聞オンラインによると、与野党いずれも過半数に届かず、政権樹立に向けた協議の難航が確実視されている。 リクードが第1党を維持、ネタニヤフ氏の続投へ エルサレムの国際会議場に設けられたリクードの会場は、祝勝ムードに包まれた。支持者たちはネタニヤフ氏の愛称「ビビ」を呼び、「キングだ」と持ち上げた。28日午前3時過ぎに登壇したネタニヤフ氏は「リクードは最大の政党だ」と強調した。読売新聞オンラインの報道では、リクードは前回の32議席から減少するものの、第1党の座を確保する見込みだ。同党員のメイル・バル氏(39)は「派手な選挙戦をせず、地域ごとに右派に投票に行くよう呼びかけた」と振り返った。ネタニヤフ氏は選挙戦を通じ、敵対するイランの脅威を強く訴えていた。 中道野党陣営は過半数に届かず 一方、テルアビブの中道野党「ヤシャル」陣営の会場では、28日未明に野党優勢を伝える出口調査の結果が報じられ、一時期待が高まった。しかし、最終的な議席は伸び悩み、政権交代への道筋は見えていない。読売新聞オンラインによると、党首のガディ・アイゼンコット氏(66)は「国民は変化を選んだ」と述べていた。元軍参謀総長であるアイゼンコット氏は、その実直な人柄から社会の分断をまとめる人物として期待を集めたが、中道「ベヤハド」や民主党などとの共闘でも過半数には届かなかった。 アラブ系2政党が連立交渉の鍵を握る 今回の選挙でキャスティングボートを握るのが、過去最多の議席獲得が見込まれるアラブ系の2政党だ。読売新聞オンラインによると、人口の2割を占めるアラブ系住民の投票率は、居住区で約80%に達した。12議席程度を獲得する見込みの「統一リスト」のユーセフ・ジャバリン代表は、取材に対し次のように語った。 写真:西日本新聞me ガザでの戦闘やヨルダン川西岸での入植者の襲撃を受け、アラブ人は次は自分の集落が攻撃されると危機感を持ち、まとまった。 与野党ともに選挙戦ではアラブ政党との連立を否定していたが、過半数確保には彼らの協力が不可欠な情勢となっている。 政権樹立に向けた複雑な連立工作 今後の焦点は、ネタニヤフ氏による野党右派の切り崩しや、野党陣営によるアラブ系勢力との連携模索に移る。しかし、野党内部にもアラブ系との協力に対する根強い反対がある。読売新聞オンラインが伝える政治アナリストのタル・シュナイダー氏の指摘によれば、組閣交渉の長期化はネタニヤフ氏にとって暫定首相の地位を維持できる利点があり、対イラン軍事作戦を進める上で好都合な側面もある。過去には組閣失敗による再選挙の例もあり、新政権の樹立までには困難な道のりが予想される。 写真:Yahoo!ニュース 中東情勢とイスラエルの安全保障 JBpressは、今回の選挙の背景としてイスラエルの安全保障上の危機感を挙げている。特にイランの核武装に対する警戒感は強く、ネタニヤフ氏はイランへの攻撃姿勢を維持してきた。同誌によれば、イスラエルは周囲を敵に囲まれており、常にその存在が危機に瀕しているとの認識が政治の根底にある。選挙結果が今後の対外政策、特にイランやレバノンとの戦闘にどのような影響を与えるのか、国際社会からも注目が集まっている。依然として政権の枠組みは不透明であり、各党の駆け引きが続くことになる。 「イスラエル総選挙」与野党接戦で過半数届かず 終わりの見えない戦争に不満も…ネタニヤフ首相続投か政権交代か?【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG
世界 カナダを欧州連合(EU)初の「準加盟国」とする構想が、30日からモントリオールで開かれるEU・カナダ首脳会合の共同声明に盛り込まれないことが分かった。ロイターが入手した草案で判明したもので、関係の定義付けには少なくともあと1年を要する見通しとなった。 共同声明から消えた「準加盟国」の文言 30日に開幕するEU・カナダ首脳会合は、カナダのカーニー首相が主催する。ロイターの報道によると、会合では両者の関係を一段と緊密化することで合意する見込みだが、共同声明の草案には「準加盟国」という表現が含まれていない。これまでの共同声明案には、カナダを「準加盟国」と位置付ける記述が少なくとも2カ所盛り込まれていた。しかし、定義を巡る調整が難航し、作業は来年の首脳会合まで継続されることになった。 EU加盟国間で見解が割れる法的地位 「準加盟国」という概念には、現時点で前例も法的定義も存在しない。この構想は、9月16日に欧州委員会のフォンデアライエン委員長が欧州議会での一般教書演説で表明したものだ。カーニー首相は翌日の演説でこれに賛同し、米国と中国が支配する世界で民主主義や市場を守るための連携強化を訴えていた。しかし、ドイツを中心とする一部のEU加盟国からは、法的地位が不明確であり内容も具体化されていないとして、構想の受け入れに慎重な意見が出ている。 トランプ米大統領による強い反発 カナダのカーニー首相にとって、欧州との関係強化はトランプ米大統領による関税措置に対抗するための戦略的な柱の一つとなっている。しかし、この接近は米国の反発を招く火種ともなっている。トランプ大統領は、カナダをEUの「準加盟国」とする提案について「ばかげている」と批判した。さらに、こうした動きを「敵対行為」と見なした場合には、欧州との貿易を多くの分野で停止する可能性があると警告している。 今後の関係定義に向けた1年の猶予 9月16日:フォンデアライエン委員長が「準加盟国」構想を表明 9月17日:カーニー首相が欧州議会で同構想を歓迎する演説を行う 9月30日:モントリオールでEU・カナダ首脳会合が開幕 カナダとEUは、今後1年間かけて「準加盟国」という新たな枠組みの法的妥当性や内容について精査を進めることになる。この未踏の地位を確立できるのか、あるいは既存の枠組み内での連携強化に留まるのか。次回の首脳会合に向けた両者の調整が、今後の北大西洋を巡る貿易と外交の力学を決定づけることになる。 写真:Infoseek カナダ カーニー首相が提唱 カナダとEU「未来のための同盟」【モーサテ】
日本 アメリカ中間選挙を1週間後に控え、全米で期日前投票の勢いが加速しています。
日本 2026年10月25日、陸上自衛隊は長崎県の大野原演習場にて、今年3月に健軍駐屯地へ配備された「25式地対艦誘導弾」を日米共同統合演習「キーン・ソード27」で初めて報道公開しました。射程約1000kmとされる最新のスタンド・オフ・ミサイルが、実戦的な展開訓練を通じてその能力の一端を披露しました。 25式地対艦誘導弾が初めて演習に投入 2026年10月19日から29日まで実施されている「キーン・ソード27」は、日米の共同統合能力の維持と向上を目的とした大規模な演習です。trafficnews.jpによると、10月25日には長崎県東彼杵町と佐賀県嬉野市にまたがる大野原演習場で、今年3月に陸上自衛隊健軍駐屯地(熊本市)へ配備されたばかりの「25式地対艦誘導弾」の訓練が公開されました。これが同ミサイルの初めての演習投入となります。今回の演習には自衛隊から約4万5000人が参加し、車両約6100両、艦艇約40隻、航空機260機が投入される大規模な体制で、自衛隊や米軍の施設に加え、民間空港や港湾も使用されています。 約1000kmの射程を誇るスタンド・オフ防衛能力 今回公開された「25式地対艦誘導弾」は、従来の12式地対艦誘導弾の射程約200kmを大幅に上回る、約1000kmの射程を持つとみられています。最新のステルス性能を備え、発射後も飛翔経路を制御できる能力を有している点が特徴です。carview!の報道によれば、このミサイルは「脱着ボディシステム車」を採用しており、クレーンなどの外部支援なしに自力で発射筒の脱着が可能です。陣地進入から射撃姿勢まで約10分という短時間で対応でき、発射後には速やかに離脱する運用が想定されています。これにより、島嶼部への侵攻を試みる艦艇に対して、安全圏から遠方対処を行うことが可能となります。 領域横断的な運用と「特科」の役割の変化 長射程ミサイルの運用には、従来の野戦特科の枠組みを超えた高度な連携が求められています。carview!は、25式地対艦誘導弾や25式高速滑空弾(HGP)のような新装備の運用において、広域をカバーする無人機(UAV)や衛星コンステレーション、目標観測弾などによる情報共有が不可欠であると指摘しています。野戦特科の幹部からは「これからは『野戦』特科から『領域横断』特科と呼ばなければならないかもしれない」との声も上がっており、陸・海・空・宇宙の各領域を統合した作戦能力が、現在の自衛隊には強く求められています。 国外訓練の可能性と残された課題 陸上自衛隊は、長射程ミサイルの性能を最大限に活かす訓練環境の確保を喫緊の課題としています。Yahoo!ニュースによると、陸上自衛隊トップの荒井正芳陸上幕僚長は10月27日の会見で、インドでの地対艦ミサイル発射訓練の実施を検討していることを認めました。すでに担当者を現地へ派遣し、調整を進めているといいます。 写真:Yahoo!ニュース 「SSM(地対艦ミサイル)のような比較的射程の長いミサイルを運用していく上で、この射程を活用する訓練をどのように実施していくかということについて、これは大きな課題となっております」 陸幕長はこのように述べ、国内の訓練場だけでなく、国外の訓練環境の活用も選択肢に含める考えを示しました。今年、陸自はフィリピンでの「バリカタン26」において88式地対艦誘導弾の実射を行っていますが、インドでの訓練については具体的な場所や時期を含め、現時点で決定事項はないとされています。 今後の運用と抑止力への期待 25式地対艦誘導弾の導入は、我が国に対する武力攻撃の可能性を低下させるための抑止力強化を意図しています。自衛隊が異なる特性を持つ複数のスタンド・オフ・ミサイルを保有することで、相手側に対して複雑な対応を強いることが可能となります。今回の「キーン・ソード27」での公開は、日米の緊密な連携を示すとともに、南西諸島や島嶼部における迅速な対処能力を内外に誇示する狙いがあります。今後、この長射程火力を運用するための訓練場所を国内・国外でどのように確保し、領域横断的な指揮統制システムをいかに構築していくのか、その具体策が注目されます。 写真:carview!
エンタメ コメディアンのラッセル・ブランド氏は10月28日、ロンドンのサザーク刑事法院で証言台に立ち、自身にかけられたレイプや性的暴行などの容疑を全面的に否認しました。
日本 株式会社Classroom Adventure、日本貸金業協会、中央大学文学部心理学専攻有賀敦紀研究室は10月28日、警察官を名乗る詐欺を疑似体験できる無料のブラウザーゲーム「騙される30秒前」を公開した。警察庁の協力のもと制作された本ゲームは、スマートフォンやPCからアクセス可能で、特殊詐欺の約7割を占める「ニセ警察詐欺」の手口を再現し、被害防止の免疫を高めることを目的としている。 警察庁協力のブラウザーゲームで詐欺手口を再現 「騙される30秒前」は、実際の事件で確認された巧妙な手口を、電話着信から金銭の送金に至るまでリアルに体験できる学習型ゲームだ。プレイヤーは高校生、社会人、高齢者という異なる立場の主人公から1人を選択し、着信の3分前からスマートフォンを操作する。体験時間は7分から11分程度で、ブラウザーを介して誰でも無料で利用できる。制作を手がけた株式会社Classroom Adventureは、これまでにも闇バイトへの勧誘過程を追体験する「レイの失踪」などを開発しており、防犯啓発を目的としたゲーム制作のノウハウを蓄積してきた。 「ニセ警察詐欺」が特殊詐欺の被害を押し上げる実態 警察庁の統計によると、2025年におけるニセ警察詐欺の認知件数は1万1014件、被害額は1005億円にのぼる。これは特殊詐欺全体の被害額1423.1億円の約7割を占める規模だ。件あたりの平均被害額は約922.5万円と、他の特殊詐欺と比較して3倍以上の高水準となっている。特筆すべきは被害者の年齢層で、認知件数で最も多いのは30代、次いで20代と、高齢者だけでなく現役世代がターゲットの中心となっている現状が浮き彫りになった。2026年に入ってからも1月から8月の暫定値で6346件、被害額は728.6億円を記録しており、前年を上回るペースで推移している。 ビデオ通話や偽の逮捕状を用いた巧妙な心理戦 ゲーム内では、ニセ警察詐欺の典型的な手口が忠実に再現されている。具体的には、末尾が「0110」の国際電話番号からの着信や、不安を煽る「あなたは逮捕される」という文言、メッセージアプリへの誘導などが盛り込まれた。プレイヤーは、主人公の実名が入った偽の逮捕状や、偽の警察手帳をビデオ通話で見せられるといった圧迫的な状況を体験する。画面構成も一般的なスマートフォンだけでなく、高齢者向けの文字が大きい端末も用意されており、ロック画面の操作や銀行アプリの利用といった一連の動作が、被害者の視点からリアルに追体験できる仕組みだ。 末尾が「0110」の国際番号からの着信 メッセージアプリのID追加とビデオ通話への誘導 主人公の実名が記載された偽の逮捕状の提示 「誰にも話さないで」という口止めと送金指示 体験後の振り返りと詐欺への免疫形成 ゲームの全行程を終えると、「結末」「振り返り」「実際の被害」「対策」といった項目が表示される。プレイヤーは、自身の操作結果と実際の事件を照らし合わせ、どのタイミングで冷静な判断力を失ったのかを確認できる。警視庁の統計データに基づいた被害の現状を学ぶだけでなく、警察を名乗る不審な電話に対して、どのように対応すべきかのアドバイスも提供される。この仕組みにより、実際に同様の電話を受けた際、ゲームでの体験を思い出し、被害を未然に防ぐための「免疫」を得ることが開発陣の狙いだ。 巧妙化する特殊詐欺への対策が急務となる今後の見通し ニセ警察詐欺の被害額は、2025年時点で1000億円を超える深刻な水準に達している。SNSやメッセージアプリを悪用し、権威を装って市民の判断力を奪う手法は年々巧妙化しており、警察庁も厳重な警戒を呼びかけている。今回のゲーム公開は、体験型の学習を通じて防犯意識を向上させる試みとして注目される。今後、若年層から高齢層まで幅広い世代が、こうしたデジタルツールを活用した防犯教育に触れる機会が増えることで、被害の拡大に歯止めをかけることができるかが鍵となる。
世界 ドナルド・トランプ米大統領は10月25日、ミシガン州での選挙集会で、ノーベル平和賞を授与されなかったことへの不満を改めて表明した。同大統領はノルウェーを「ごみのような国」と罵倒し、移民受け入れを拒絶する意向を示すなど、選考委員会への苛立ちを露骨に示している。ノルウェー側は委員会の独立性を強調し、政府は選考に関与していないと反論した。 ノーベル賞選考への不満を演説で噴出 トランプ大統領は10月25日、ミシガン州ポートヒューロンで開かれた選挙集会において、今年のノーベル平和賞を受賞したナビ・ピレイ元国連人権高等弁務官を「誰も聞いたことのないような人物」と批判した。Forbes JAPANなどの報道によると、大統領は自身が「8つの戦争を阻止した」と主張し、平和賞は本来自分が受けるべきものだと持論を展開した。さらに、発表の1週間前に夫人に対し「受賞できれば名誉だ」と語っていたことも明かしている。大統領は以前から自身の受賞に強い執着を見せており、今回の選考結果を「ノルウェーにとって消えることのない汚点」とトゥルースソーシャルへ投稿するなど、強い不信感を隠していない。 ノルウェーを「汚い便所のような国」と非難 集会での演説中、トランプ大統領はノルウェーに対する敵意を激しくあらわにした。中央日報やYahoo!ニュースによると、大統領は「率直に言って、ノルウェーは最悪だ。実際、汚い便所のような国になり下がってしまった」と発言した。移民問題に触れた際には、特定の国からの移民は歓迎するものの、ノルウェーからの移民については「1人もいらない」と述べ、「一切関わりたくない」と切り捨てている。大統領が特定の国を「便所」や「肥だめ」と呼ぶ表現は過去にもハイチやソマリアに対して用いられており、国際的な批判を浴びた経緯がある。 ノルウェー政府は独立性の維持を強調 トランプ大統領の度重なる非難に対し、ノルウェー政府は即座に反論した。ノルウェーのエスペン・バット・アイデ外相は26日、国営テレビNRKのインタビューに応じ、ノーベル賞委員会は独立した組織であり、同国政府は受賞者の決定に一切関与していないと改めて明言した。アイデ外相は、大統領がその事実を十分に承知しているはずだと指摘した上で、「選挙運動中で言葉が多くなっているようだ」と冷静に評した。また、ノルウェー政府として米国との長期にわたる外交関係を重視する姿勢に変わりはないことを強調し、大統領の怒りは対象を誤っているとの見解を示した。 首相への書簡で示唆された不満の背景 大統領のノーベル賞に対する執念は、今年1月にノルウェーのヨーナス・ガール・ストーレ首相へ送った書簡にも表れている。Forbes JAPANの報道によれば、大統領は書簡の中で「8つの戦争を終結させたにもかかわらず授与しない決定を下した以上、もはや平和だけを考える義務は感じない」と記した。これは、かつて大統領が示唆したグリーンランド併合構想と平和賞を逃した不満を結びつけたものとみられている。平和は常に最優先事項としつつも、今後の外交方針において「米国にとって何が善か」を優先すると示唆したことは、同国の対外姿勢の変化を予感させる内容となっていた。 受賞メダル贈呈をめぐる異例の会談 昨年のノーベル平和賞受賞者であるベネズエラの野党指導者マリア・コリナ・マチャド氏とトランプ大統領の会談も、この問題を複雑にしている。1月に行われた会談で、マチャド氏は自身のノーベル平和賞メダルを大統領に贈呈した。大統領はこの行動を「相互尊重の素晴らしい表れ」と称賛し、自身の功績が認められたものと解釈している。しかし、ノーベル委員会は規定として「賞を取り消すことも、他者と共有することも、譲渡することもできない」と明言しており、大統領の主張と委員会の公式見解の間には埋めがたい溝が存在し続けている。 写真:dメニューニュース 今後の米ノルウェー関係の行方 ノーベル平和賞をめぐるトランプ大統領の強硬な姿勢は、中間選挙を控えた米国内の支持層に向けたメッセージという側面も指摘されている。しかし、ノルウェー政府が「米国との外交政策は揺らぐことなく維持されている」と述べる一方で、大統領が公然と敵対的な発言を繰り返す現状は、両国間の外交関係に影を落としている。大統領が今後、平和賞への強い執着を理由にノルウェーとの具体的な外交措置を講じるのか、あるいはこの批判が国内向けの政治的レトリックに留まるのかについては、依然として不透明なままだ。 写真:Yahoo!ニュース トランプ米大統領 声明発表
エンタメ 『ハンガー・ゲーム』シリーズでカットニスを演じてきたローレンスは、10月下旬に配信された番組内で、本作への参加を初めて公に認めました。