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ラッセル・ブランド氏がレイプや性的暴行の全容疑を否認、ロンドンの刑事法院で証言台に立ち無罪を主張

コメディアンのラッセル・ブランド氏は10月28日、ロンドンのサザーク刑事法院で証言台に立ち、自身にかけられたレイプや性的暴行などの容疑を全面的に否認しました。

ラッセル・ブランド氏がレイプや性的暴行の全容疑を否認、ロンドンの刑事法院で証言台に立ち無罪を主張

コメディアンのラッセル・ブランド氏は10月28日、ロンドンのサザーク刑事法院で証言台に立ち、自身にかけられたレイプや性的暴行などの容疑を全面的に否認しました。同氏は、過去の自身の行動は「無謀で愚か」だったと認めつつも、性的同意は常に不可欠であったと強調しています。

法廷での証言と「かつての自分」への言及

51歳のラッセル・ブランド氏は、南サザーク刑事法院での公判で、弁護側の証人として約4時間にわたり証言を行いました。ブランド氏は、レイプ3件、性的暴行3件、および未遂の強制わいせつ罪1件を含むすべての起訴内容に対し、弁護士のイアン・ウィンター氏からの問いかけに「いいえ」と答えるなどして無罪を主張しました。.

証言の中でブランド氏は、かつての自身について「無謀な女遊びと愚行」に人生を捧げていたと述べました。また、2010年に歌手ケイティ・ペリー氏と結婚したことで「圧倒的な名声」を得たものの、現在は「誰も自分に近づこうとしない」状態にあると語りました。同氏は、自身の名声を性的関係の構築に「利己的に利用した」ことを認め、その行為は「間違っていた」と述べています。

「私は名声を利用して性的関係を促進していた。それは今思えば間違っていたと認める」

ラッセル・ブランド、被告人として法廷にて

証人不在の弁護側とメディアの影響

ブランド氏は、2023年9月にチャンネル4で放映されたドキュメンタリー番組『Russell Brand: In Plain Sight』が自身の人生に「壊滅的な」影響を与えたと主張しました。同氏は、この報道によって友人や知人が離れていき、裁判で自分のために証言してくれる人を「一人も説得できなかった」と明かしました。さらに、このメディア報道の影響で、自身の子供が心臓手術を受ける際、病院への立ち入りを禁じられるといった経験もしたと語っています。

ブランド氏は、これらの報道を「名誉毀損であり、でっち上げだ」と厳しく非難しました。彼自身の主張によれば、警察の取り調べは2023年9月から2025年7月までの間に行われ、その中で彼は一貫して、たとえ「無数の場所や状況」での性的出会いがあったとしても、同意のない行為は一度も行っていないと説明してきたといいます。

性的同意と個別の起訴事案

法廷では、1999年から2009年にかけての複数の事案が争点となっています。1999年の労働党大会で出会った女性に対するレイプ容疑について、ブランド氏はその女性を「活気があり、饒舌で、当時の私にとっては興味深い人物だった」と回想しました。また、2009年に自宅で発生したとされる肛門レイプの容疑については、その女性との性的な出会いを「思い出深い」ものとして記憶しており、当時「興奮し、熱中していた」と述べています。

ラッセル・ブランド氏がレイプや性的暴行の全容疑を否認、ロンドンの刑事法院で証言台に立ち無罪を主張
写真:ABC News & Headlines

一方で、検察側はブランド氏が当時のアシスタントや他の関係者に対し、撮影の条件としてマッサージを強要したり、女性をトイレに引きずり込もうとしたりするなどの威圧的な行動をとっていたと主張しています。これに対しブランド氏は、自身の行動が「同意に基づいていた」と反論し続けています。

強制わいせつ罪の変更と裁判の今後

審理の途中で、ベナサン判事は陪審員に対し、2001年にMTVヨーロッパで働いていた女性に関連する強制わいせつ罪の1件について、証拠が不十分であるとして無罪評決を出すよう指示しました。これにより、当該容疑は「強制わいせつ未遂」へと変更されました。ブランド氏は、この変更された罪状についても否認を続けています。

ラッセル・ブランド氏がレイプや性的暴行の全容疑を否認、ロンドンの刑事法院で証言台に立ち無罪を主張
写真:The Guardian

公判の終了後、サザーク刑事法院の建物の外で記者団に対し、ブランド氏は「今日という日が真実と正義のための日であることを非常に感謝している」と述べ、法制度がこのような事態に対応できる仕組みを備えていることに「恵まれている」と語りました。裁判は引き続き進行しており、陪審員による評議は来週以降に開始される見通しです。

執筆者について: nipponese

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