日本 オレゴン州の小学校で銃乱射事件が発生、児童3人と教師1人が死亡
2026年10月15日の午後、オレゴン州ベンドのシルバレール小学校で16歳の元生徒が銃乱射事件を起こし、児童3人と教師1人が死亡しました。
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日本 2026年10月15日の午後、オレゴン州ベンドのシルバレール小学校で16歳の元生徒が銃乱射事件を起こし、児童3人と教師1人が死亡しました。
日本 ARTEX GMOサイバー犯罪対策センターは19日、日本企業を狙った一連の不正アクセスにおいて、中国で開発された自律型AIペネトレーションテストツール「ARTEX」が攻撃に使用されていたことを確認したと発表した。さらに同センターは、日本企業を標的とするAIを利用した攻撃インフラを新たに6台発見し、法執行機関へ情報を共有した。 中国製AIツール「ARTEX」が攻撃に使用された経緯 ARTEX GMOサイバー犯罪対策センターの発表によると、日本企業を狙った一連の不正アクセスについて、中国で開発されたAIツール「ARTEX」が攻撃に使われていたことを確認した。ARTEXは大規模言語モデルと連携し、脆弱性の探索や侵入テストなどを自動化するAIによる自律型ペネトレーションテストツールである。もともとはオープンソースとして公開されていたが、サイバー攻撃への悪用が報じられたことを受け、開発者はすでに公開を取りやめている。 サイバー犯罪対策センターは以前の調査で、フォレンジックログの分析から、一連の不正アクセスにAIが使われている可能性が高いと指摘していた。今回、攻撃元のインフラを調査したところ、ARTEXの使用が確認され、AIを利用した攻撃との見方が裏付けられた形となる。Impress Watchの報道でも、同様の調査結果が伝えられている。 日本企業に集中する標的と新たに発見された攻撃インフラ6台 調査では、特定の国や業種に標的を絞った攻撃が行なわれている実態も明らかになった。サイバー犯罪対策センターが調査した攻撃元インフラの1つでは、日本企業約20社が標的となっており、そのうち9社は同じ業種のWebサイトだった。観測できた範囲では、攻撃対象はほぼ日本企業に集中していたという。 さらに、同様に日本企業を狙ったAI利用の攻撃インフラが新たに6台発見された。それぞれの主な攻撃対象は、デジタルギフト・小売流通、教育・ギフト・印刷、ポイントギフト・マーケティング、保険・金融、EC・メディア・物流となっている。標的として確認した日本企業のうち、8社は9月から10月にかけて情報漏えいをすでに公表していた。 同一グループの関与と法執行機関への情報共有 サイバー犯罪対策センターは、同一の攻撃グループが複数の事件に関与していると分析している。さらなる被害を防ぐため、今回の調査で得られた詳細な情報は法執行機関に共有された。 AIを使った攻撃については、米CrowdStrikeも別の事例を報告している。韓国の金融機関を標的とした攻撃においてARTEXが使用されていたと指摘しており、攻撃者のサーバーからはARTEXの設定ファイルやAI開発ツール「Claude Code」のセッション履歴などが確認されている。GMOサイバー犯罪対策センターは、こうした海外と同様の手口が日本企業への攻撃にも使われていると推察している。 今後の被害拡大防止に向けた動向と実態解明 AIツールを悪用したサイバー攻撃は、国境を越えて金融機関や一般企業を脅かしている。米CrowdStrikeの報告や今回のGMOサイバー犯罪対策センターの発表が示すように、攻撃者は高度なAI開発環境や自律型ツールを組み合わせて標的網を広げている。法執行機関による捜査の進展と、各企業における一層のセキュリティ検証が求められる局面が続いている。
千葉県茂原市の市営住宅「真名団地」が、入居者ゼロの“ゴースト団地”と化していることが分かった。1970年代に約1000人が暮らした東京ドーム1.2個分の敷地は、工場の閉鎖や老朽化で無人となり、市は不法侵入や火事の危険性を考慮して産業用地としての再開発を進めている。 真名団地の入居者がゼロになった経緯と現在の状況 19日、Yahoo!ニュースが報じたところによると、取材班が向かったのは千葉県茂原市の市営住宅「真名団地」である。かつて茂原市は工業都市としてでにぎわい、1970年代に建てられた同団地には最盛期に約1000人が暮らしていた。しかし、2010年代に入ると工場の閉鎖が相次いだ。人口減少や建物の老朽化も重なり、入居者は徐々に減少。いつしか一部からは“ゴースト団地”と呼ばれるようになった。市からの退去要請を受け、2026年3月には入居者が完全にゼロとなった。 上空から見た真名団地の広大な敷地と静けさの正体 20日、上空から撮影された映像には、東京ドーム1.2個分という広大な敷地に立ち並ぶ真名団地の姿が捉えられている。上空から見てもその静けさが伝わってくる状態だった。市の許可を得て取材班が地上から敷地内に入ると、老朽化したドアには大きな穴が開き、中がのぞける状況となっていた。建物の中にまで草が生い茂り、窓には何者かに割られたかのような痕跡が残されている。雨どいやペットボトルなどのごみが投棄され、かつて公園だった場所は草が生い茂って草原のようになっていた。 住宅の深刻な損傷とゴースト団地を訪れる人々の姿 住宅の扉は外れ、中には朽ちた木材や照明の残骸のようなものが残されていた。雨風にさらされたため、屋内は激しく損傷している。こうした“ゴースト団地”をひと目見ようと、バイクで訪れる親子の姿もあった。訪れた父娘は「子供の頃は団地が多かったので。ここに昔から住んでいたというのが、見てみると感慨深い。ちょっと怖かった。めちゃめちゃ古いなと思いました。1人では入れない」と話している。 茂原市が進める産業用地としての再開発と今後の課題 茂原市役所商工観光課の菅原大さんは、住民の不安もあることから、新しく「産業用地」として整備していきたいと述べている。茂原市は不法侵入や火事の危険性もあり、産業用地として再開発することを決定した。立地条件についてもインターチェンジから近いため適しているとし、現在は企業誘致などを行う民間事業者を選定中だという。さらに、千葉県内では大雨の影響で土砂崩れなどが相次いで発生したが、真名団地は山の斜面と隣接している。この夏の千葉豪雨では大きな被害は出なかったものの、再開発へ向け、市は斜面の危険性も考慮しながら整備していく方針を示している。 写真:fnn.jp 茂原市 市営真名住宅
日本 ウォルマートは2026年10月20日、傘下の会員制ウェアハウス「サムズ・クラブ」の上位プラン「サムズ・クラブ・プラス」と、自社の有料会員プログラム「ウォルマート+」を統合した新プラ…
日本 海外生活における調剤薬局のサービス品質の格差を描いた漫画家・サマ子さんの作品が、X(旧Twitter)で注目を集めている。処方ミスの頻発やスタッフの対応に悩んだ作者が、別の薬局で個性豊かな薬剤師に出会った実体験を綴り、SNS上で大きな反響を呼んでいることを、maidonanews.jpが報じた。 オーストラリアの調剤薬局で起きた処方ミスの実態 オーストラリアで暮らす漫画家のサマ子さんは、現地の調剤薬局で度重なるトラブルに直面した。本来は50ミリグラムであるべき処方薬が100ミリグラムの間違いで渡され、再診した医師がその誤りに気づいて副作用を心配する事態が起きたという。薬の用量間違いだけでなく、別のトラブルも起きた。レシートを事前に提示していたにもかかわらず、薬剤師が間違えて別のワクチンの箱を開封してしまうミスが発生した。その際、薬剤師は「開けちゃったんだけど!廃棄なんだけど!どうすんのこれ?」となぜか作者を怒鳴りつけ、最後まで謝罪の言葉はなかったと、maidonanews.jpの取材に対して明かしている。 別の薬局で出会った個性派薬剤師アンディさんの接客 度重なる対応不良に「もう行かねーあの薬局!」と怒り心頭だった作者は、別の調剤薬局を開拓することにした。そこで新たに出会ったのが、薬剤師のアンディさんだった。メイクとネイルをきらめかせたアンディさんは、初対面の作者に対して「ご機嫌いかがかしらぁ~?!」と笑顔で挨拶した。処方箋を受け取ると、華やかな雰囲気から一転してテキパキと薬の準備を進め、仕事の丁寧さと早さを見せつけた。相手のミスで理不尽に怒られる前店の環境とは対照的な、プロフェッショナルな手際が発揮された瞬間だった。 小さなプリンセスを気遣う細やかなコミュニケーション 新しい薬局のアンディさんは、薬の調剤だけでなく、患者への細やかな気配りでも作者の心をつかんだ。作者の娘の頬が少し荒れていることに気づいたアンディさんは、「あらやだっ!プリンセスのお肌が泣いてるじゃないっ!」と子どもの手を優しく握り締めた。「大丈夫よ!小さなプリンセス!すぐに良くなるわ!」と温かく語りかけ、帰り際にはウインクを添えて「素敵な1日を~」と声をかけた。この一連のやり取りにすっかり魅了された作者は、心の中で「一生通お」と強く決意したという。 読者から寄せられた驚きと共感の声 一連の漫画作品の公開に対し、SNSの読者からは多くの反響が寄せられている。「シゴデキすぎる!少し家から遠くても通ってしまうレベル」という仕事ぶりへの称賛や、「謝ったら負けみたいな?でも薬のミスは怖いよね」といった海外の医療現場に対するリアルな感想が上がっている。同じ職業であっても、人によって接客の雰囲気やサービスの質が大きく異なるところがオーストラリアらしいと、作者は創作の意図を語っている。 個性的な人材を受け入れるオーストラリアの労働環境 アンディさんのような個性を生かした働き手は、オーストラリアでは比較的多いのだろうか。この疑問に対してサマ子さんは、「個性を生かして働いている」というよりも、個性的な人であっても比較的どのような職業にも就けるのがオーストラリアなのだと説明している。もちろん、ビジネスオーナーの意向などによって多少の変動はあるものの、多様な人材が社会の各所でそれぞれのスタイルで働いている実態がうかがえる。日本のサービスのそつのなさや、仕事に対する全体的な意識の高さがいかに優れているかを、海外生活を通じて改めて実感したと、作者は振り返っている。
日本 米国のAnalogueは、スーパーファミコンの互換機「Super Nt+」とメガドライブの互換機「Mega Sg+」を発表した。価格は各219.99米ドルで、日本時間10月20日0時に予約受付が開始され、12月の出荷が予定されているとGizmodoが報じた。 Super Nt+が対応するカセットと本体の仕様 Super Nt+はスーパーファミコンおよび北米版SNESのカセットを2,200本以上サポートしており、リージョンフリー仕様となっている。本体サイズはCDケースをひと回り大きくした程度で、カラーバリエーションは「Classic」「SF」「Black」の3種類が用意されている。映像出力はHDMIによる最大1080pに対応しており、画面比率は8:7、4:3、1:1から選択可能だ。また、走査線風の表示機能や、プレイ中に音量や画面サイズを調整できるメニュー機能も搭載されている。 Mega Sg+の対応ハードと拡張機能 Mega Sg+は、メガドライブおよびジェネシスに加えて、マスターシステムのカセットにも対応するハードウェアだ。別売りのアダプターを使用することで、ゲームギアやセガ・マークIII用のソフトも遊ぶことができる。さらに、手持ちのメガCDを接続するためのパーツも付属している。出力解像度はSuper Nt+と同様に最大1080pとなっており、当時の実機の環境を手軽に再現できる設計だ。 1080p出力の理由とFPGAによる回路再現 Analogueの創業者でCEOであるクリストファー・テイバー氏が米Gizmodoの質問に対して語ったところによると、2D時代のゲームは大きめのドットを配置してスプライトやタイルで画面を構成しているため、1080pできれいに拡大した時点で絵はすでに完成しているという。4K解像度にしても隠れたディテールが現れるわけではなく、同じ絵を描く画素が増えるだけだと同氏は説明している。内部には当時のゲーム機の回路の動きをイチから組み込んだ「FPGA」チップを採用しており、エミュレーターとは異なり実物のゲームカセットを挿して遊ぶ仕組みだ。端子の汚れに対処するため、クリーナーが2本付属している。 現代の環境に合わせたワイヤレス接続と操作性 本体にはBluetoothおよびワイヤレスUSB用の2.4GHz受信機が内蔵されており、8BitDoなどのコントローラーを接続して操作できる。コントローラーのスタートボタンを押すだけで電源が入り、ゲームカセットの差し替えも電源を落とさずに行うことが可能だ。電源供給にはUSB-C端子を採用しているほか、当時の純正コントローラーをそのまま挿せる端子も2つ備えられている。初代Super Ntの発売から約8年ぶりの刷新となり、現代のテレビ環境に合わせつつ当時の手触りを再現した製品となっている。
日本 上皇后美智子さまは10月20日、92歳の誕生日を迎えられた。宮内庁によると、高齢に伴う体力低下で以前より疲れやすくなり、散策で歩かれる距離も短くなっているという。ただ、体調に大きな変化はなく、天皇陛下と静かで穏やかな日々を送られていると、fnn.jpが報じた。 92歳の誕生日を迎えた上皇后さまの近況 上皇后美智子さまは10月20日に92歳の誕生日を迎えられた。宮内庁の発表によると、高齢に伴うご体力の低下により、以前に比べてお疲れやすくなることが多くなっているという。ご散策時にお歩きになる距離も次第に短くなっていらっしゃると、fnn.jpは報じている。 心不全の診断指標と深部静脈血栓症の経過観察 ご体調については、幸い大きな変化はなく、陛下と静かで穏やかな日々をお過ごしであると宮内庁は発表した。一方で、心不全の診断指標であるBNP値は正常値を超える状態が続いており、深部静脈血栓症は引き続き経過観察中であると、fnn.jpは伝えている。 猛暑を考慮し御所で過ごされた夏の動静 例年の夏は那須御用邸や軽井沢町大日向でご静養になっている。しかし今年は、7月下旬から東海地方や西日本で最高気温が40度以上となる酷暑日が連日観測され、全国各地で猛暑日が続いた。そのためお身体への影響を考慮し、今年は御所でゆっくりとお過ごしになったと、fnn.jpは報じている。昨年の10月と今年の5月には陛下と葉山御用邸にご滞在になり、ご散策や居合わせた人々とのご交流をお楽しみになった。 ご家族との心温まる交流と日々の楽しみ ご家族との交流について、宮内庁は新年や上皇ご夫妻の誕生日、外国訪問の前後などに、天皇皇后両陛下や秋篠宮ご夫妻、愛子さま、佳子さま、悠仁さまや皇族方がお住まいの仙洞御所に挨拶のため来られることに触れている。美智子さまは皇族方にお会いになることを楽しみになさっていると、fnn.jpは伝えている。 ご婚約時から現在まで続くファッションの軌跡 クレアウェブの報道によると、美智子さまがこれまでお召しになってきた装いは、単にトレンドを追うものではなく、時代における女性像や皇室の役割、そして訪問先や国民への深い敬意を表現するメッセージとしてインパクトを与えてきた。1958年11月27日のご婚約内定発表の朝、実家から皇居に向かわれる際には、白と黒のモノトーンスタイルをお召しになり、新時代の女性像を強く印象付けた。さらに、テニスを楽しまれた際には白の開襟シャツにカーディガンを羽織り、ひざ上のテニススカートを合わせたスポーティーな装いを披露し、国民に大きなインパクトを与えたとクレアウェブは伝えている。 穏やかな日々を重ねられる上皇后さまのこれから お住まいの仙洞御所で静かな日々を重ねられる美智子さまは、ご家族の訪問を心待ちにされながら、陛下とともに穏やかな時間を過ごされている。高齢による体力の変化や経過観察中の症状はあるものの、季節の移ろいを感じながら、静かな生活を続けられている。 写真:クレアウェブ 【上皇后美智子さま 92歳の誕生日】「陛下と静かで穏やかな日々をお過ごし」宮内庁が映像を公開 上皇ご夫妻が会話される様子【ノーカット】
日本 株式会社TCL JAPAN ELECTRONICSは、10月17日と18日の2日間、ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaで店頭体験イベント「TCLレーシングビジョン」を開催した。大画面テレビとレーシングシミュレーターを組み合わせ、レーシングゲーム『Forza Horizon 6』を試遊できる特別ブースを展開し、来場者を集めたとRBB TODAYが報じた。. ヨドバシカメラAkibaで実施された「TCLレーシングビジョン」の概要 会場ではレーシングをテーマにした特別ブースが設置された。TCLの大画面テレビに『Forza Horizon 6』のレースシーンを表示し、レーシングシミュレーターを使って試遊できるコンテンツが用意された。試遊体験機には、大画面いっぱいに美しい風景やスピード感あふれるレースシーンが映し出され、その迫力に思わず足を止めてしまう来場者も多く見られた。参加者はハンドルを操作しながらレースに挑戦し、幅広い年齢層がプレイを楽しんだ。テレビ売り場で実機の映像を確認するだけでなく、実際のゲームを通じて画面サイズや映像表示、音響といったテレビの性能を体験できることが特徴となった。 最新SQD-Mini LEDテレビが映し出すリアルな映像表現 試遊機に使われたのは、TCLの最新SQD-Mini LEDテレビである。ゲーム内の風景、車体、光と影などを大画面で表示し、TCL独自のSQD-Mini LEDによる色彩表現やコントラストを体験できるようにした。また、4K 144Hzによる滑らかな映像表示、VRR、AMD FreeSync Premium Proにも対応する。高速で背景が流れるレースシーンでも、画面の動きを確認しながらプレイできる性能を備えている。音響面では、Audio by BANG…
日本 アメリカ農務省は、秋の収穫期におけるディーゼル燃料費の高騰に対応するため、総額80億ドルの支援プログラムを新設すると発表しました。
日本 日ソ共同宣言の署名から19日手前で70年の節目を迎えた中、北方領土を巡る平和条約交渉は停滞したまま日露関係は悪化の一途をたどっている。木原官房長官は同日の記者会見で、条約未締結の現状を重く受け止める考えを示した。ウクライナ侵略や日本人記者の拘束事案が重なり、事態打開の兆しは見えない。 日ソ共同宣言70年と進まない平和条約交渉 日本とソ連が第2次世界大戦後の新たな関係を築く出発点となった日ソ共同宣言が1956年10月の署名から70年の節目を迎えたと、yomiuri.co.jpなどが報じた。平和条約締結後に北方領土の歯舞群島と色丹島を引き渡すと明記された同宣言だが、北方領土問題を含む交渉は停滞したままである。木原官房長官は19日の記者会見で、今もなお条約が締結されていないことを重く受け止めていると述べた。その上で、日露関係が厳しい状況にある中でもロシア側と意思疎通を続け、事態打開に向けて取り組んでいく考えを語っている。 ウクライナ侵略とロシアによる一方的な交渉中断 2022年のロシアによるウクライナ侵略後、日本政府が米国や欧州と協調して対露制裁を強めると、ロシアは平和条約交渉を一方的に中断した。日本側は交渉再開を呼びかけているものの、ロシア側に応じる気配はない。プーチン・ロシア大統領は今年9月の発言で、日本の過去の政権と平和条約を協議したことを念頭に議論する用意はあったと振り返る一方、日本側が徐々に関係を悪化させ始めたと非難した。日ソ共同宣言署名から60年の節目にはモスクワのロシア外務省で記念行事が開かれたが、70年を迎えた今回は祝賀ムードがない状況となっている。 択捉島への中国代表団招き入れと実効支配の強化 プーチン大統領は8月に初めて北方領土の択捉島を訪問した。さらに今月13日には、ロシアが戦略的連携を強める中国から黒竜江省代表団を同島に招き入れ、実効支配の動きを加速させている。こうしたロシア側の動きについて、笹川平和財団の畔蒜泰助上席研究員はインタビューで、サハリンでの日本人記者拘束と併せて考えると、ロシア側が一連の動きを通じて制裁を含む日本の対ロ政策の変更を求めて圧力をかけ始めたとの見方を示している。 写真:Yahoo!ニュース 北海道新聞記者のスパイ容疑拘束と領事面会の不履行 ロシアの情報・治安機関である連邦保安局は13日、極東サハリン州駐在の北海道新聞の日本人男性記者をスパイ容疑で拘束・逮捕したと発表した。日本と旧ソ連が定め、現在も有効とされる日ソ領事条約とその関連文書は、拘束後1から3日以内に相手政府に通報し、遅くとも4日以内に本人と領事面会ができると定めている。日本政府は記者の健康状態や拘束理由の確認のため面会を求めているが、期限を過ぎても実現しておらず、取り決めは事実上ほごにされているとyomiuri.co.jpが伝えた。 写真:産経ニュース 今後の日ロ関係と対話継続を模索する日本政府の立場 日本政府は関係が冷え込む中でも対話は継続する考えを崩していない。日本企業が極東の石油・天然ガス開発事業であるサハリン2に権益を持っており、経済的利益を確保する必要があるためだ。一方で、笹川平和財団の畔蒜上席研究員は、戦争が終わらないと関係正常化のプロセスは始まらないと指摘しており、信頼を醸成しながら長期戦でその先の関係につないでいくことが望ましいとしている。日ソ共同宣言から70年を迎えた日露間で、具体的な打開の糸口は見いだせないまま時間が経過している。 「日ソ復交へ 共同宣言」No.CFDN-0044
GMOサイバーセキュリティ byイエラエは2026年10月19日、日本企業を狙った不正アクセスの攻撃元でAIの関与を確認したと発表した。中国発の侵入テスト自動化ツール「ARTEX」が悪用され、国や業種を絞った攻撃キャンペーンが展開されていると、ITmediaが報じた。 侵入テストツール「ARTEX」の悪用を確認 GMOサイバーセキュリティ byイエラエが外部機関と連携して調査した結果、日本企業を狙った一連の不正アクセスにおいて、AIを使った侵入テスト自動化ツール「ARTEX」の悪用が確認された。ARTEXは本来、外部の大規模言語モデルと連携してシステムの脆弱性を見つけ、サイバー攻撃の対策に役立てるためのオープンソースツールである。米セキュリティ企業のCrowdStrikeも、9月下旬から10月上旬にかけて韓国の金融機関を狙ったサイバー攻撃で同ツールが悪用されたと報告していた。 日本企業約20社を狙った攻撃インフラの全貌 同社が観測した範囲では、攻撃元はほぼ日本だけを標的にしていた。狙われた日本企業は約20社に上り、そのうち9社は同じ業種に属していたという。調査を進める中で、日本企業を中心に狙うAIを使った攻撃用インフラ6台が新たに発見された。攻撃元ごとにメインで狙う業種が分かれており、主な標的はデジタルギフトや小売り流通、教育、ギフト、印刷、ポイントギフト、マーケティング、保険、金融、EC、メディア、物流の各分野に及んでいる。 同一の攻撃グループによる犯行と情報漏えいの実態 一連の調査で標的として確認された日本企業のうち、8社は9月から10月にかけて情報漏えいを公表していた。GMOサイバーセキュリティは、これらの状況証拠から同一の攻撃グループによる犯行により複数の被害が発生していると説明している。被害の拡大を防ぐため、同社は調査で得た情報をすでに法執行機関へと共有した。韓国の事案では中国製や米国のAIモデルをつないで悪用されていたことが判明しているが、今回の日本の事案で使われた具体的なAIモデルについては言及されていない。 熟練の攻撃者によるAI活用の背景と今後の警戒 同社のGMOサイバー犯罪対策センター局長を務める福森大喜氏は、攻撃の背景について見解を示している。AIの進化によって誰でも簡単に攻撃できるようになったことだけが被害多発の理由ではなく、熟練の攻撃者が攻撃側と防御側のミスマッチを徹底的に分析している点が本質だという。そのミスマッチを突くためにAIの特徴がフル活用されており、今後も高度な手口を用いた標的型攻撃への厳重な警戒が続く見通しである。 関連情報: AIがサイバー攻撃を高度化・自動化し日本企業でも被害が急増、政府は脆弱性診断の強化を要請
日本 福島県白河市の市立中学校の運動部で、男子生徒3人が同級生や後輩の男子生徒8人から現金計約3万5000円を脅し取っていたことが19日、市教委への取材で分かった。市教委はこれを「いじめ重大事態」に認定し、11月にも第三者委員会を立ち上げて再発防止策を検討する方針だ。 白河市の中学校運動部で発覚した約20回の金銭要求 市教委によると、事案は2025年度の1学期から2026年9月にかけて発生した。加害生徒3人は、被害を受けた同級生や後輩に対し、個人的な事情を教員に言ったり、交流サイト(SNS)に投稿したりしないための口止め料を要求していた。朝日新聞の報道では、「文房具を買いたい」や、白河だるま市、白河提灯(ちょうちん)まつりで買い物をしたいといった理由も付け加えられていたという。要求は計約20回に及び、被害生徒8人から合わせて約3万5000円が脅し取られた。ほとんどが一対一で行われ、加害生徒3人が結託した様子はうかがわれなかったとされている。また、暴力を振るわれた生徒はおらず、被害を受けた8人のうち半数の4人は1回だけの被害だった。 複数の生徒からの相談がきっかけとなった学校の調査 事件の発覚は2026年9月下旬だった。複数の生徒から「お金を取られた生徒がいるようだ」と教員に相談が寄せられ、学校側が調査を開始した。福島民友新聞社の報道によると、学校が生徒を対象にアンケートや聞き取りを実施したところ、加害生徒3人が浮上し、聞き取りに対して事実を認めたという。朝日新聞によれば、加害生徒3人はすでに受け取った金銭の全額を返金し、被害を受けた生徒本人と保護者に対して謝罪している。学校側は被害を受けた生徒や保護者に対してもすでに謝罪を行った。 市教委によるいじめ重大事態の認定と第三者委員会の設置 報告を受けた市教委は、いじめにより生徒に重大な被害が生じたと判断し、いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」に認定した。市教委は「問題は解決し落ち着きを取り戻しているものの、同種事案が起きないよう第三者の目で検証してもらいたい」としている。10月に入って重大事態への認定を決定し、11月には福祉や法律分野などの専門家で構成する「いじめ防止対策委員会」を新たに設置することを決めた。 今後の再発防止に向けた学校と教育委員会の対応 芳賀祐司教育長は19日、福島民友新聞社の取材に対し、「重大な被害と捉え、生徒の心のケアと指導を徹底するとともに、学校の対応やいじめ防止に関する取り組みを検証し、再発防止に努めたい」と述べた。今後は設置される第三者委員会によって事実関係が明確にされ、同種の事案を二度と起こさないための具体的な対策や、学校側の対応検証が進められる予定となっている。
日本 サンリオハウスの国内4号店となる渋谷パルコ店が、2026年11月13日に東京・渋谷パルコ5階へオープンすると、fashion-press.netが報じた。新宿ルミネ2、ルクア大阪、名古屋パルコに続く出店となり、渋谷限定のハローキティグッズや初のコスメシリーズ、ベーカリーをイメージしたぬいぐるみなどが多数揃う。 渋谷パルコ店オープンと事前予約制の導入 サンリオハウス渋谷パルコ店は2026年11月13日午前11時に開業を迎えると、fashion-press.netが伝えた。場所は東京都渋谷区宇田川町15-1の渋谷パルコ5階で、営業時間は11時から21時までとなる。オープン当日の電話番号は開業に合わせて開通する予定だ。混乱を避けるため、オープン日より当面の間は事前予約制での営業となる。公式LINEアカウントにて2026年10月30日正午から予約受付が開始されており、来店には事前の手続きが求められる。アパレルやコスメ、雑貨、食品まで幅広いアイテムが用意される。 渋谷限定デザインとホリデーコレクション 渋谷パルコ店限定で登場するのは、女子高生ファッションに身を包んだハローキティのオリジナルグッズである。渋谷カルチャーをイメージしたデザインを、クリアタンブラーやメイクポーチ、クリアポーチ、アクリルチャーム、シールの全5種類に落とし込んでいるとfashion-press.netが報じた。価格はクリアタンブラーとアクリルチャームが各1980円、メイクポーチが2750円、クリアポーチが1760円、シールが990円となる。さらに、冬の装いを纏ったハローキティリボンファーフードコートが24200円で登場するほか、タイニーチャムをモチーフにしたルームシューズが11550円で展開される。クリスマスシーズンに向けたホリデー限定柄のクリアタンブラーやシルバーのラメタンブラー、ギフトセットもラインナップに加わる。 サンリオハウスが渋谷パルコにオープン、”女子高生風”ハローキティのタンブラーやふわふわファーコート - https://t.co/m9U9A14vgo pic.twitter.com/8jJaHs2eeP— https://x.com/fashionpressnet/status/2112423593913225219 パンを選ぶように楽しめるハロー ベーカリー 店舗限定シリーズとして、焼きたてパンをイメージしたハロー ベーカリーのぬいぐるみが登場するとfashion-press.netが伝えた。ハローキティやポムポムプリン、シナモロール、マイメロディ、マイスウィートピアノのぬいぐるみが勢揃いする。店頭では、本物のベーカリーでパンを選ぶように、専用のトングを使ってお気に入りのぬいぐるみをセレクトできる仕組みだ。見た目だけでなく選ぶ過程も楽しめる遊び心たっぷりのシリーズとなっており、価格は2970円から6380円に設定されている。 初のコスメシリーズと期間限定カプセルトイ サンリオハウス初となるコスメシリーズも充実していると、fashion-press.netは報じている。ハローキティ、マイメロディ、クロミ、マイスウィートピアノ、シナモロールの顔をかたどったアイシャドウパレットや、好きなキャラクターのケースを選べるリップが並ぶ。ドリーミー パレットの価格はシナモロールのみ4290円で、その他のキャラクターは4730円となる。また、リップはケースが24200円、リフィルが1980円で販売される。さらに、2026年11月13日から11月26日までの期間限定で、渋谷パルコ5階の特設スペース外通路にてカプセルトイランドが開催される。缶バッジ型のミラーやシリコン製のミニコインケースなど全8種類のオリジナルカプセルトイが用意され、こちらは予約不要で11時から20時30分まで利用できる予定だ。 購入特典と今後の展開 店舗での買い物客に向けた特典として、11月13日からは渋谷パルコ店で16500円以上購入した人を対象に、ホリデー限定アクリルステッカー全5種からランダムで1枚がプレゼントされる。特典は数に限りがあり、なくなり次第終了となる。新宿、大阪、名古屋に続く今回の渋谷出店により、サンリオハウスの都市型店舗網はさらに拡大することになる。当面の事前予約制の運用状況や今後の展開に、多くのファンの関心が集まっている。 「サンリオ パーティランド」TVCM 「みんなでパーティ」篇
京都大学と麻布大学の研究グループは、ネコと飼い主の間で社会的な絆に関わるホルモン「オキシトシン」の濃度に相関関係があることを明らかにした。米国の学術誌『iScience』に2026年10月14日付でオンライン掲載された研究で、家庭で暮らす両者の生理的な結びつきを長期間の尿中ホルモン測定で示した初めての成果となる。 1か月の尿採取とビーコンによる距離測定の手法 研究チームは、ネコ29匹と飼い主19人に協力してもらい、1か月にわたって調査を行った。大学ジャーナルオンラインによると、このうちホルモンデータがそろったネコ24匹と飼い主17人を分析対象とした。期間中に飼い主とネコの尿を3回ずつ集めてオキシトシンとコルチゾールの量を測定し、さらにネコの首輪に付けた小型のBluetooth発信機とスマートフォンの間で電波の強さを連続して記録することで、家の中での両者の距離を客観的に測った。 ホルモン測定で判明した正と負の関連性 マイナビニュースの報道によると、分析の結果、飼い主のオキシトシン濃度が高いほどネコのオキシトシン濃度も高く、反対に飼い主のコルチゾール濃度が高いほどネコのオキシトシン濃度は低いという関連が見られた。一方で、飼い主とネコのコルチゾール濃度の間には明確な関連は確認されなかった。また、オキシトシン濃度が高いネコの飼い主ほどネガティブな気分が低く、ネコと近くで過ごしている飼い主ほど活気が高いことも判明した。 飼い主の気分と日々の関わりがもたらす影響 大学プレスセンターによると、今回の結果は、ネコを飼っている期間の長さよりも、日々どれだけネコと近くで過ごしているかが飼い主の前向きな気分と関わっている可能性を示している。これは、「ネコを飼うと健康に良いのか」という問いに対して従来の研究が一貫した結果を出せなかった理由として、飼育の有無だけでなく日々の関わりの質が重要であることを示唆するものである。 写真:大学プレスセンター 残された課題と今後の研究の方向性 今回の研究は事前登録をしていない探索的なものであり、参加者数が少なく、飼い主の多くが女性であったといった限界がある。ナゾロジー編集部が伝えたところによると、今回分かったのはあくまで関連性であり、ネコと飼い主のどちらが原因なのかはまだ分かっていない。今後はより多様な参加者を対象とした縦断的な研究や実験的な研究を行い、ネコとヒトがどのように影響し合っているのかを解明していく予定である。 写真:大学ジャーナルオンライン
日本 高市早苗首相の就任から21日で1年を迎えるなか、外交・経済の両面で結びつきの深い日中関係は依然として厳しい冷え込みが続いている。ロイターの取材に対し、政府関係者からは「高市政権のうちは関係改善が難しい」との見方が示されており、来月に控える国際会議での首脳会談の行方も不透明な情勢となっている。 衆院選での圧勝がもたらした誤算と硬直化する外交 今年2月8日投開票の衆院選で、自民党は圧勝を収めた。外務省関係者らは当初、強い基盤を持つ長期政権が誕生すれば中国側が対話に応じざるを得ないと期待していた。しかし、選挙での「勝ち過ぎ」がかえって仇となった。台湾有事をめぐる高市首相の発言を撤回しない強硬路線が、選挙の勝利によって信認を得てしまったという見方が強まり、中国側との公式なハイレベル対話は実現していない。これまでの共通認識だった関係維持の仕組みが崩れつつあると、ロイターは報じている。. 中国が仕掛ける「高市外し」と統一戦線工作の実態 中国の対日戦略には大きな変化が見られる。キヤノングローバル戦略研究所(CIGS)上席研究員の峯村健司氏はYahoo!ニュースの取材に対し、中国は5月以降「高市氏とその他の勢力を分け、その他を中国に取り込むことで高市氏を孤立させる戦略」に切り替えたと指摘する。自民党の岩屋毅前外相が9月下旬に訪中し、王毅外相や何立峰副首相らと会談したことも、こうした統一戦線工作の一環であると分析されている。中国側は高市首相の肩書を外して呼び捨てるなど、政権トップに対する圧力を緩めていない。 写真:dメニューニュース 岩屋前外相の訪中が浮き彫りにした政府内の温度差 自民党の岩屋毅前外相は9月27日から中国を訪れ、要人らと相次いで会談を行った。時事ドットコムのインタビューによると、王毅外相は日本側に対し「問題を解決するのは問題を起こした人であるべきだ」と述べ、首相による発言の是正を重ねて求めた。一方、何立峰副首相は軍事用途以外の重要鉱物の輸出規制について「民生用なら大丈夫だ」と語るなど、経済交流には前向きな姿勢を示した。政府関係者の間では、この民間レベルの対話が国家間の関係修復につながるかについて、見解が分かれている。 写真:時事ドットコム 高市政権2年目の成否を握る11月のAPECと独自戦略 11月には中国・深圳でアジア太平洋経済協力会議(APEC)が開催される予定で、現時点で今年の日中首脳会談の見通しは立っていない。. 関連情報: 岩屋毅氏が訪中で明かした中国側の高市首相への厳しい姿勢と日中関係の現状 · 岩屋前外相の訪中、日中関係の打開につながるか政府は慎重姿勢
日本 フロリダ州当局は1996年の小型機撃墜事件に関与したとして、キューバの元指導者ラウル・カストロ氏に対する無保釈の州逮捕状を取得した。
日本 2026年10月12日、ウクライナ空軍は富士フイルムの使い捨てカメラ「写ルンです」を手にした戦闘機パイロットの写真を公開した。トラフィックニュース(trafficnews.jp)が報じたもので、ハイテク化が進む戦場において、あえてアナログな記録手段が活用されている実態が浮き彫りとなっている。 ウクライナ空軍が公開したパイロットと使い捨てカメラの正体 2026年10月12日、ウクライナ空軍は「はい、チーズ!」と題した投稿を行った。その画像には、日本の富士フイルムが製造する使い捨てカメラ「写ルンです」を手に持った戦闘機パイロットの姿が捉えられている。この投稿に対し、インターネット上では「懐かしのカメラ、写ルンです!」「『写ルンです』カメラと航空偵察用の高性能フィルムを速やかにウクライナ空軍へ送る必要がありますね」といった日本語のリプライも寄せられたと、トラフィックニュースは伝えている。 ドローンの発達と前線の境界線が曖昧になる戦場の現実 無人機同士による空戦や海戦が発生するなど、ウクライナの戦場ではハイテク化が急速に進んでいる。しかし、そうした高度な技術の導入こそが、逆に使い捨てカメラを情報伝達の手段として再浮上させる要因となった。ウクライナ政府の公式サイト「ユナイテッド24」によると、ロシア軍の進軍激化に伴い、かつては比較的安全だった場所も危険エリアへと変わった。背景にはドローンの発達による前線と後方の境界曖昧化があり、報道などで前線の日常を伝えること自体が困難な状況にある。 写真家セルヒー・メルニチェンコ氏が発案した兵士による記録 戦争の真実を伝える必要性が高まるなか、ウクライナの写真家セルヒー・メルニチェンコ氏が2025年初頭に新たな手法を提案した。それは兵士自身に戦場を記録してもらうというアプローチである。写真現像店「Fotovramci」の協力を得て、富士フイルムの「写ルンです」25台が前線の兵士へ届けられ、このプロジェクトが始動した。現在も同様の活動が継続されているとされている。 制限があるからこそ生まれる撮影スタイルとカメラの利点 メルニチェンコ氏はウクライナメディアの取材に対し、使い捨てカメラを前線で使う利点として、操作のシンプルさ、小型で持ち歩きやすい点、そして高価な機材を持ち込まずに済むことを挙げている。なかでも重要視されているのが「撮影枚数に限りがある」という制約である。無制限にシャッターを切れないからこそ、何を写真に残すべきかを深く考えるようになり、参加者それぞれの独特な撮影スタイルが生み出されているという。収集された写真は、これまでに作品集や展覧会という形で一般に公開されてきた。 前線に届くカメラの行方と今後の記録活動の見通し 今回、ウクライナ空軍が公開した写真の中でパイロットが保持していた「写ルンです」が、メルニチェンコ氏らのプロジェクトを通じて直接届けられたものかどうかについて、公式な言及はなされていない。それでも、最前線で任務に就くウクライナ軍兵士たちが、身近な使い捨てカメラを手に取り、戦場の日常を自らの手で捉え続けている事実は確かである。ドローンなどによる情報戦が激化する現代の戦場において、こうしたアナログな記録手法は、今後も戦争の現実を後世へ伝える数少ない手段の一つとして継続されていくと見られる。
アメリカ中間選挙を約2週間後に控えた2026年10月19日、ドナルド・トランプ大統領は共和党現職のロジャー・マーシャル上院議員を支援するため、カンザス州パークシティで選挙集会を開催…