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2026年9月、ザイFX!が公開した最新のFX会社ランキングでは、GMOクリック証券「FXネオ」、SBI FXトレード、外為どっとコム「外貨ネクストネオ」が上位3社に選出されました。各社はスプレッドの狭さや取引単位、独自ツールといった異なる強みを持ち、投資スタイルに応じた選択が求められます。 GMOクリック証券「FXネオ」が総合1位に選出された理由 ザイFX!の読者から総合1位の評価を受けたのは、GMOクリック証券の「FXネオ」です。米ドル/円のスプレッドは0.2銭、ユーロ/米ドルは0.3pips(いずれも9-27時・例外ありの原則固定)と、主要スペックで安定した数値を維持しています。最低取引単位は1000通貨で、取り扱う通貨ペア数は24ペアです。 同社が多くのトレーダーから支持を集める最大の要因は、機能性の高い取引ツールの存在にあります。特にスマートフォン向けアプリの操作性が高く評価されており、日々の取引をスムーズに行いたい層に適した環境です。スプレッドやスワップポイントといった基本性能も申し分なく、初心者から上級者まで幅広いスタイルのトレーダーが利用できる口座といえます。取引環境の快適さを最優先する投資家にとって、外せない選択肢の一つです。 少額取引を強みとするSBI FXトレードの独自性 総合2位にランクインしたSBI FXトレードは、他社とは一線を画す少額取引の柔軟性が特徴です。最低取引単位が「1通貨」から設定されており、一般的なFX口座の1000分の1という規模で注文を出せます。米ドル/円のスプレッドは0.18銭、ユーロ/米ドルは0.3pipsと、狭いスプレッド設定も魅力です。通貨ペア数は34ペアを揃えています。 これから新たにFXを始めようと考えている人や、リスクを抑えた少額取引を重視するユーザーにとって、同社は非常に有力な候補となります。また、1回の取引で1000万通貨まで注文可能なスペックを有しており、取引量が増加してからも長く使い続けられる設計です。少額からスタートし、将来的に本格的なトレードを目指す層にとって、同社の環境は成長を支える基盤となります。 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」が提供する学習環境 総合3位の外為どっとコム「外貨ネクストネオ」は、業界最狭水準のスプレッドと充実した情報提供でトレーダーの信頼を得ています。米ドル/円のスプレッドは0.2銭、ユーロ/米ドルは0.3pips(いずれも9-27時・例外ありの原則固定)で提供されており、通貨ペア数は42ペアと今回上位3社の中では最も豊富です。 同社の特徴は、取引を支援するコンテンツの多様性にあります。初心者向けからスキルアップを目指す中・上級者向けまで、レベルに応じた学習コンテンツが用意されている点が強みです。また、比較チャートや相場の先行き予測機能など、分析を助けるツールも充実しています。初めてFXに取り組む人が知識を深めながら取引を継続する上で、手厚いサポート体制が整っている口座といえるでしょう。 FX口座選びで重視すべきスペックとツールの比較 今回ランクインした3社を比較すると、それぞれの運用戦略が見えてきます。GMOクリック証券は「アプリの操作性とトータルバランス」、SBI FXトレードは「1通貨からの少額取引」、外為どっとコムは「豊富な通貨ペアと学習コンテンツ」に強みがあります。自身の投資目的が、短期売買によるツールの利便性向上なのか、あるいは少額からの着実なステップアップなのかによって、最適な口座は変わります。 これら3社はいずれも市場で高い評価を得ていますが、スプレッドやサービス内容は常に変化する可能性があります。2026年9月1日時点のデータでは各社とも高い競争力を維持していますが、口座開設を検討する際は、ザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や各社の公式サイトで最新のキャンペーン情報や取引条件を確認することが重要です。投資家は、自分の現在のレベルと将来の目標に照らし合わせ、最適なパートナーを選択する必要があります。 今後の市場動向とFX会社に求められるサービス 今後も各FX会社間では、スプレッドの縮小競争やアプリの機能性向上といったサービス改善が継続すると予想されます。特にスマートフォンの普及に伴い、移動中や隙間時間でもPCと同等の高度な分析ができる環境の提供は、各社の競争力を左右する重要な要素となるはずです。また、初心者層の取り込みに向けた学習コンテンツの充実や、少額から始められる環境整備も引き続き各社の戦略の柱となるでしょう。 トレーダーにとっては、選択肢が広がる一方で、情報の取捨選択がますます重要になります。各社が提供するスペックは例外が生じることもあるため、公式情報を定期的に確認し、自身の取引スタイルに最も適した環境を維持し続ける姿勢が求められます。FX市場の環境は絶えず進化しており、投資家は最新のデータに基づいて適切な口座を選び抜くことが、安定したトレードへの第一歩となります。
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26日に長野県中野市の上信越自動車道で遊学館高の駅伝部員9人を乗せたマイクロバスがガードロープに衝突する事故が発生した。遠征計画では男性顧問(34)が片道約500キロを1人で運転する予定だったことが28日までに判明した。部員1人が軽傷を負い、記録会を欠場する事態となった。 駅伝部遠征で顧問1人の運転が常態化 遊学館高によると、事故は26日午前5時ごろ、駅伝部の部員9人を乗せて学校を出発した際に起きた。目的地は27日に横浜市で開催される記録会で、金沢市からの移動距離は片道約500キロに及ぶ長距離の遠征だった。同校ではこれまでも遠征の運行指針見直しを進めていたが、限られた経費の中で駅伝部は顧問1人のみが運転を担う体制が常態化していた。他の部活動では外部の運転手に依頼するケースもあるが、全ての遠征を外部委託することは予算上困難な状況にあったと説明されている。 雨天時のスリップが事故の引き金に 事故現場は金沢から約240キロ地点の上信越自動車道だった。男性顧問は学校側に対し「雨が降っていて、スリップしてガードロープに衝突した」と状況を報告している。この事故で部員1人が左まぶたを切る軽傷を負い、出場予定だった記録会への参加は取りやめとなった。嶋田司校長は顧問とともに部員の家族へ謝罪しており、安全管理体制の不備が改めて浮き彫りとなった。 他校の運行管理と石川県の対応状況 5月に福島県郡山市で北越高の生徒が乗るバスが衝突し生徒1人が死亡した事故を受け、石川県内の私立学校では安全対策の強化が急務となっている。県は5月に県内13校に対し、引率時の安全確保を徹底するよう通知した。これを受け、北陸学院などは拘束時間や走行距離、連続運転時間を厳格に定めた指針を策定している。星稜は走行距離が300キロを超える場合に複数人で担当し、鵬学園は専門の運転手がハンドルを握り顧問が同乗する体制を敷くなど、各校で対応に差が見られる。 運行計画の承認と今後の安全対策 遊学館高では移動距離について運転手1人につき1日最大400キロを目安とする規定を設けていた。しかし、今回の遠征は進路に関わる重要な記録会であり、生徒や顧問の強い希望を尊重した結果、規定を超える計画が了承された経緯がある。嶋田校長は「安全管理を徹底するため、厳密に規定を見直す」と述べた。今後は公共交通機関の利用や、運転手を2人以上配置する体制への移行など、具体的な再発防止策が求められることになる。 遠征のあり方を問う学校側の責任 今回の事故は、強豪校の遠征において「経費」と「安全」のバランスをどう取るかという課題を突きつけた。学校側が定めた運行の目安を個別の事情で緩和する運用が、結果として事故を招く形となった。部活動の遠征における移動手段の確保は、生徒の安全を最優先とする必要がある。果たして、限られた予算の中で遠征の質と安全性を両立させるための抜本的な見直しが、各私立高校で今後どれほど徹底されるのだろうか。 学校側は今後、今回の事故を重く受け止め、運行指針の厳格化を急ぐ方針だ。部活動の遠征における移動体制は、教職員の負担軽減と生徒の生命を守る観点から、公共交通機関の積極的な活用や専門業者への委託など、運用の適正化が不可欠となっている。
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Funky! Groovy! Tour」が初日を迎えます。男女4人組グループとディズニーの仲間たちが音楽で一つになるライブ形式のショーで、ヴァネロペとベイマックスが同パークのステージショーに初めて登場します。 「The D-Groovationz4」が贈る音楽ライブの全貌 東京ディズニーランドのトゥモローランドにある「ショーベース」で、新プログラム「The D-Groovationz4 Live: Happy! Funky! Groovy! Tour」が幕を開けます。このショーは、男女4人からなるスーパーボーカル&ダンスグループ「The D-Groovationz4」が音楽の素晴らしさを伝えるために開催するライブという設定です。ねとらぼ編集部が29日のプレビュー公演を取材したところ、グループによる生歌唱と多数のダンサーによる迫力あるパフォーマンスが展開されていました。耳なじみのあるディズニーソングを斬新にアレンジした楽曲や、本ショーオリジナルの楽曲が次々と披露されます。 初登場となるヴァネロペとベイマックスの活躍 今回のステージには、ミッキーマウス、ミニーマウス、ドナルドダック、グーフィーに加え、ヴァネロペとベイマックスが登場します。東京ディズニーリゾートのステージショーにこの2キャラクターが出演するのは今回が初めてです。劇中では、ステージ奥の大型モニターに『アナと雪の女王』や『ズートピア』、『トイ・ストーリー3』、『ピノキオ』、『私ときどきレッサーパンダ』といった新旧のディズニーやピクサー作品の映像が映し出されます。キャラクターごとに見せ場も用意されており、ヴァネロペとミニーマウスがモニターを使って『シュガー・ラッシュ』のようなレースを繰り広げる場面では、会場から大きな歓声が上がりました。 ゲストも一体となって盛り上がる参加型演出 ショーの中盤には、ゲストがライブに参加する演出が組み込まれています。ベイマックスがドナルドやグーフィーとともに会場を盛り上げ、手持ちのタオルやハンカチを振り回すことで、まるで音楽フェスに参加しているような一体感を味わえます。ミッキーマウスがスポットライトを浴びて「カモン、ベイベー!」「僕を信じて!」と決めゼリフを放つと、会場の熱気は最高潮に達しました。終盤にはパフォーマーがキャノンでテープを発射し、全キャラクターが勢ぞろいするグランドフィナーレでもステージからテープが吹き出すなど、華やかな演出でライブ感を演出しています。 鑑賞に必要なエントリーと有料オプション 本プログラムを鑑賞するためには、東京ディズニーリゾート・アプリを使用したエントリーが必要です。当日の受付状況はアプリ内で確認できます。鑑賞席には、エントリー受付対象席のほか、有料サービスである「ディズニー・プレミアアクセス」(1回2500円)が用意されています。また、公式宿泊プラン「東京ディズニーリゾート・バケーションパッケージ」の予約者専用席や、公式パークファンクラブ「ファンダフル・ディズニー」会員対象の鑑賞席も設けられました。詳しい鑑賞方法は、東京ディズニーランドの公式サイトにて確認が可能です。 音楽で繋がるパークの新たなエンターテイメント 音楽を通じてゲストとキャラクターが一つになる今回のライブショーは、これまでのディズニーのショーとは一味違う、ライブハウスやフェスのような熱狂的な空間を創り出しています。新旧の作品を横断する映像演出や、初登場キャラクターの起用は、多くのゲストにとって新鮮な体験となるはずです。今後、この新しいエンターテイメントがパークのトゥモローランドにどのような賑わいをもたらすのか、多くのゲストが注目しています。© Disney
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愛知県名古屋市のパロマ瑞穂スタジアムで開催された第20回アジア大会・陸上競技は9月29日に6日目を迎え、午後セッションで男子4×100mリレー決勝が行われた。日本は38秒57をマークし、4大会ぶりとなるメダルに届かない5位に終わった。レース後、選手たちは現実の厳しさと向き合い、それぞれの言葉で今大会を振り返った。 予選と同じオーダーで挑んだ決勝の舞台と5位という結果 日本は予選と同じく、1走に多田修平(住友電工)、2走に小室歩久斗(中大)、3走に桐生祥秀(日本生命)、アンカーに小池祐貴(住友電工)を並べた。予選は38秒71で1着通過を果たしたものの、迎えた決勝では38秒57にとどまった。レース後、スタンドからは力走を見せた4人をねぎらうように大きな拍手が送られた。目指していた頂点、そして最低限取るべきだったメダルを逃したことについて、選手たちはアジアにおける日本の立ち位置を一番理解しているからこそ、悔しさを隠さなかった。多田は地元開催の大会を通じて「全体をとおしてもすごく悔しい気持ちでいっぱいです」と率直に語り、小池も「残念以外の何ものでもない」と唇を噛んだ。 https://x.com/TBS_TV_S1/status/2104566701115482419 模索が続いた今季の歩みと金メダルを公言した裏側の葛藤 日本男子4継は、今季に入り苦しい道のりを歩んできた。5月の世界リレーでは上位12ヵ国に与えられる北京世界選手権の出場権を逃し、7月のダイヤモンドリーグ・ロンドン大会では38秒66を記録。さらに、アジア大会直前の9月11日に行われた全日本実業団対抗選手権(オープン参加)では38秒97にとどまっていた。ロンドン大会からは、2001年のエドモントン世界選手権から採用されてきた伝統のアンダーハンドパスからオーバーハンドパスへの変更を試みるなど、試行錯誤の最中だった。決して万全とは言えない流れの中で迎えた大会について、桐生は「金メダルを取りたいと言いながらも、たぶん個人個人で不安があっただろうし、本当に取れるのかという気持ちが選手も、スタッフにもあったと思います」と、苦しい胸の内を明かしている。 2008年北京、16年リオの銀メダルから続く伝統の現在地 08年北京五輪と16年リオデジャネイロ五輪で2度の銀メダルを獲得した日本男子4継は、世界の舞台で輝かしい実績を残してきた。しかし、2019年のドーハ世界選手権で銅メダルを獲得して以降は、世界大会のメダルから遠ざかっている。現代の世界大会で決勝進出へ最低限必要とされる「37秒台」を、日本代表が簡単に出せない状況が続いている。この現状について、桐生は「バトンパスにフォーカスされるけど、結局は走力」ときっぱりと指摘した。その上で、「今の日本が37秒台を出すことが簡単なことではないと思う。今回の結果で選手たちもわかっただろうし、そこは反省しないといけない」と、個々の走力強化の必要性を強調した。 若手の台頭とベテランの覚悟が示す日本スプリント界の未来 中学の頃からテレビで見てきた憧れの先輩たちと一緒に走った大学2年の小室は、「悔しい気持ちでいっぱい。自分の理想のところとはちょっと離されてしまいました」と振り返りつつ、「またこの舞台に帰ってきた、リベンジを果たしたい」と力強く次世代への継承を誓った。小池も「必要な部分をしっかりと伝えることが、僕らの世代のやるべきこと」と語る。一方で、桐生は若手の台頭を歓迎しつつ、「僕らベテランも若手と勝負しながら、そこに負けないようにしたい」と前を向く。日本スプリント界全体が激しく切磋琢磨し、全体のレベルを少しずつ引き上げていくことこそが、かつての強さを取り戻すための最善の道となる。 日本男子4×100m、金メダル奪還へ!最後のバトンに全てを懸ける🔥🇯🇵#陸上競技 #男子4×100mリレー #日本代表 #リレー #アジア大会 #陸上 #スポーツ #金メダル #チームJAPAN #日 次世代へのバトン継承とリベンジへ向けた新たな出発 今大会の5位という結果は、日本スプリント界にとって決して小さくない現実をつきつけるものとなった。しかし、若手からベテランまでがそれぞれの立場から現状の課題を受け止め、次の舞台を見据えている。大学2年の小室が示したリベンジへの強い意志や、ベテラン陣が語る切磋琢磨の重要性は、今後の日本チームの基盤となる。伝統のバトンパスの精度向上と、世界と互角に渡り合うための走力アップという二つの課題をクリアするため、選手たちは再び前を向いて歩み始める。
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高市早苗首相は29日、官邸でモンゴルのオチラル首相と会談し、新ウランバートル国際空港の拡張協力や、日本主導の金融支援枠組みであるパワーアジアを通じたエネルギー分野での連携を確認した。中露の影響力が強まる中、日本はモンゴルの自律性を支える方針だ。 高市首相とオチラル首相が官邸で会談 高市早苗首相は29日、首相官邸でモンゴルのオチラル首相と会談を行った。会談では、円借款を活用した新ウランバートル国際空港の拡張協力について確認された。さらに、日本主導の金融支援枠組みであるパワーアジアに基づくエネルギー分野での連携についても一致した。モンゴルは中露と国境が接する交通の要衝であり、エネルギー面ではロシアに依存している。 「第三の隣国」としての支援と自律性の強化 周辺国への影響力を強める中国やロシアを念頭に、日本はモンゴルとの関係強化を進めている。高市首相はオチラル氏に対し、日本はモンゴルの最も重要な第三の隣国として、その自律性と強靱性を支えていくと述べた。外務省幹部も、モンゴルは戦略的に重要な国であり、実体性のある協力を進めることで自律性を高めていくことに貢献すると強調している。 Photo: news.yahoo.co.jp 中国とロシアによる日本批判の背景 中国の王毅外相は今年6月にモンゴルの首都ウランバートルを訪問し、バトツェツェグ外相と会談するなど取り込みを図ってきた。中国は高市政権が進める防衛力強化を念頭に新型軍国主義との批判を強めている。この中国の主張に歩調を合わせるように、ロシアのラブロフ外相も26日の国連総会での演説で、日本は軍国主義の道を歩んでいると非難した。 モンゴル側の評価と自由で開かれたインド太平洋 中露の言説に対抗するため、周辺国の理解が欠かせない状況にある。今回の首脳会談でオチラル氏は、日本が平和国家として世界の平和と安定の維持、国際社会の発展に果たしてきた重要な役割と多大な貢献を高く評価していることを強調したいと語った。また、9月にウランバートルで行われた茂木敏充外相とバトツェツェグ外相の会談では、バトツェツェグ氏が高市政権の掲げる自由で開かれたインド太平洋(FOIP)への支持を表明している。 今後の二国間関係と戦略的協力の見通し モンゴルと中国やロシアとの外交関係が複雑化する中、日本は経済やインフラ整備を通じた支援を継続する方針である。インフラ協力やエネルギー分野での実務的な連携が、地域の安定にどのような影響を与えるのか。日本政府は今後も緊密な首脳・閣僚間の対話を通じて、モンゴルの強靱性を下支えしていく構えだ。
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令和8年9月21日、愛知県豊橋市の豊橋市自然史博物館で特別企画展「ポケモン天文台」が開幕した。人気ゲーム「ポケットモンスター」の多様な生態を通じて宇宙の謎や科学の面白さを学ぶ体験型展示であり、中部地方以西では初めての開催となる。 豊橋市自然史博物館で4年ぶりに開催される理由 豊橋市自然史博物館では2022年に約14万人が来場した「ポケモン化石博物館」が開催された。そこから4年を経て、今回は舞台を宇宙へと移した「ポケモン天文台」が企画された。本展は全国を巡回している移動式の企画展であり、同館は全国で4会場目、中部地方以西では初めての開催地となる。地球から月、太陽、太陽系、さらに遠い宇宙へと進み、最後は隕石とともに地球へ戻る構成を通じて、生命が生まれる地球環境の特別さに触れることができる。 Photo: animeanime.jp 重力の違いや太陽の黒点を体感する展示 会場ではポケモンと重ね合わせて宇宙を学べるさまざまな体験型展示が用意されている。「ポケモン天文台シミュレーション研究室」では、地球や月、太陽でボールを投げたときの変化をコンピュータでシミュレーションできる。土星の重力は地球とほぼ同じであるため同じ距離までボールを投げられるといった具体的な比較を通じ、重力の違いを直感的に理解する仕組みだ。また、太陽の表面に現れる黒点が強い磁石を持つ領域であることを示すため、磁力に関係するポケモンであるコイルやレアコイルを使って磁力を体感するコーナーも設けられている。 世界初公開となる約4億7000万年前の隕石の化石 豊橋会場から新たに展示に加わった最大の目玉が、約4億7000万年前の地層から発見された隕石の化石「Ark 017(Österplana 017)」である。この標本はアメリカ・シカゴのフィールド自然史博物館が所蔵するもので、これまで一度も一般公開されたことがなかった。豊橋会場での展示が世界初公開となる。宇宙から地球へ飛来した隕石と、当時の海に生息していたオウムガイの仲間が同じ一片の石の中に保存されている点が大きな特徴だ。この貴重な標本は豊橋会場での公開後も、ポケモン天文台とともに全国の会場を巡回する予定となっている。 Photo: release.traicy.com 「ポケモン」と「宇宙」の接点を学べる同展は、子どもから大人まで幅広い層の知的好奇心を刺激する内容となっている。豊橋市自然史博物館での会期後も、貴重な標本や体験型展示を乗せたポケモン天文台は全国各地の会場へ旅を続けていく。
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高市早苗首相は29日、首相官邸でモンゴルのオチラル首相と会談し、新ウランバートル国際空港の拡張協力や金融支援枠組みを通じたエネルギー分野での連携を確認しました。中露の強い影響力が懸念される中、日本は「第三の隣国」としてモンゴルの自律性を支える方針です。 高市首相とオチラル首相が官邸で会談 9月29日午後、高市早苗首相は首相官邸でモンゴルのオチラル首相と会談を行いました。会談では、円借款を活用した新ウランバートル国際空港(チンギスハン国際空港)の拡張協力について合意しました。さらに、日本主導の金融支援枠組みである「パワーアジア」に基づくエネルギー分野での連携も確認されました。モンゴルは中露と国境が接する交通の要衝であり、エネルギー面ではロシアに依存しています。中国も今年6月に王毅外相がウランバートルを訪問するなど取り込みを図っており、外交的な動きが活発化しています。 日本が重視するモンゴルの「第三の隣国」の立場 高市首相は会談の中で、オチラル首相に対して日本がモンゴルの最も重要な「第三の隣国」として自律性と強靱性を支えていくと伝えました。モンゴルを取り巻く安全保障環境は複雑です。中国は高市政権が進める防衛力強化を念頭に新型軍国主義との批判を強めており、ロシアのラブロフ外相も26日の国連総会演説で日本を非難しました。こうした中露のナラティブ(言説)に反論していくためには、周辺国との協力が不可欠です。外務省の永原慎吾氏や大野雅大氏らが報じたように、政府内では実体性のある協力を進める重要性が強く認識されています。 自由で開かれたインド太平洋への支持を表明 日本とモンゴルの連携は、広範な外交分野にも及んでいます。9月には茂木敏充外相がウランバートルを訪問し、モンゴルのバトツェツェグ外相と会談を実施しました。その際、バトツェツェグ氏は高市政権が掲げる「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」に対する支持を明確に表明しています。首脳会談の場でも、オチラル氏は日本が平和国家として世界の平和と安定の維持、国際社会の発展に果たしてきた重要な役割と多大な貢献を高く評価していると強調しました。日本側の働きかけに対し、モンゴル側も建設的な姿勢を示しています。 中露の接近に対抗する日本のアジア外交戦略 中国やロシアによる周辺国への働きかけが強まる中、日本政府の対応は迅速です。中国の王毅外相によるウランバートル訪問など、中露両国はモンゴルへの影響力を拡大しようと試みています。これに対抗するため、日本は経済支援やインフラ整備を通じてモンゴルとの関係を実質的に深める戦略をとっています。外務省幹部は、モンゴルが戦略的に極めて重要な国であると指摘しています。中露の影響が強い環境であっても、日本が具体的な協力を持続的に提供することが、現地の自律性を高めるカギとなります。 今後の日モンゴル関係と外交の展望 両国の協力関係は今後もインフラ開発やエネルギー分野を中心に継続される見通しです。新ウランバートル国際空港の拡張事業や金融支援を通じた結びつきは、モンゴルにとって特定の国に依存しすぎないための重要な選択肢となっています。日本側も国際社会における連携の枠組みを維持しつつ、モンゴルとの重層的な対話を重ねる方針です。周辺国をめぐる外交環境が厳しさを増すなか、両国首脳が確認した連携の成果がどのように実を結ぶのか、今後の具体的な政策実施が注目されます。
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茨城県つくば市大穂に建設が予定されている大規模データセンターを巡り、事業者の物流不動産会社「グッドマンジャパン」が開催した周辺住民向けの説明会が、環境への懸念と飲食提供をめぐって波紋を広げている。市民からは巨大施設による電力消費への不安や、コース料理がふるまわれたことに対する批判の声が上がっている。 グッドマンジャパン主催の説明会でコース料理が提供された経緯 つくば市などによると、住民説明会は8月17日と18日に市内のレストラン、19日につばくエクスプレスつくば駅近くの会議場で実施された。事業者は敷地から150メートル以内の住民に招待状を送り、グッドマンジャパンのアジア地域の統括責任者を務めるポール・マクギャリー氏らが対応にあたった。レストラン会場ではコース形式の料理が提供され、会議場では弁当が用意されたという。 18日に参加した70代の女性によると、入場は無料でメニューにはローストビーフやカニのスープ、カニピラフなどが並んだ。説明会は約1時間にわたって通訳を介した計画説明と質疑応答が行われたが、事前申し込み制で録音や写真撮影は禁止されていた。この女性は説明会というより接待のようだったと振り返り、おいしいものを食べさせて丸め込もうとしていると感じたと批判している。 国内最大級の総受電容量1000メガワットがもたらす懸念 建設予定地を巡っては、国内最大級の最大1000メガワットという総受電容量を確保していることが市の確認で判明している。莫大な電力を消費するデータセンターの進出に対して、環境への影響や地域への負荷を懸念する声が一部の市民から出ている。インフラにかかる負担や電力供給のあり方について、住民の間では慎重な議論を求める意見が根強い。 全体像が見えないと指摘される事業計画の全貌 19日の説明会に参加した50代の男性は、データセンターの工事を何期かに分けて実施するなどの説明はあったものの、計画の全体像は見えなかったと語っている。細かな施工スケジュールや地域環境への具体的な対策について、十分な説明がなされていないという不満が参加者の間から漏れており、今後の情報公開のあり方が問われている。 事業者側の姿勢と今後の見通し 住民からの「接待のようだ」という批判に対し、事業者側は時間を割いていただいたことへの気持ちであると説明している。1棟目のデータセンターなどの建設が進む現場周辺では、住民説明会を契機として計画に対する賛否や懸念の声が表面化している。今後は巨大な電力需要を伴うインフラ計画に対し、行政と事業者がどのように住民理解を深めていくのかが注目される。
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百貨店大手そごう・西武の西武渋谷店が30日に最終営業日を迎え、58年の歴史に幕を下ろす。そごう・西武によると、売上高はピーク時の約4割にまで減少しており、賃貸借契約の合意に至らず閉店を余儀なくされた。かつて小売りの王様と呼ばれた百貨店業界は、地方を中心に構造的な不況から抜け出せていない。 西武渋谷店が58年の歴史に幕を下ろす背景東京都渋谷区の西武渋谷店は30日に最終営業日を迎える。百貨店の閉店は今年で6店舗目となる。そごう・西武は土地と建物の所有者と交渉を進めてきたが、賃貸借契約で合意できず、A館、B館、パーキング館の閉店を余儀なくされた。雑貨店が入るロフト館とモヴィーダ館は営業を続けるが、西武渋谷店の看板は下ろされる。勤務する社員約230人は配置転換となる。ピーク時の4割に落ち込んだ渋谷店の売上高1968年に開業した渋谷店は、故堤清二氏が率いたセゾングループを象徴する拠点だった。気鋭のデザイナーによるDCブランドブームの聖地として、1970年代から1980年代にかけて人気を博した。しかし、周辺の商業施設との競争激化や消費者の嗜好の変化を捉え切れず、営業不振に陥った。土地や建物の権利者との間で長期の契約更新ができず、テナント誘致にも苦労した結果、売上高はピークだった1990年度の約967億円から、2025年度には約400億円へと減少した。全国で続く百貨店の減少と失われた30年の軌跡そごう・西武は今後、米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループの傘下で経営再建を進める。日本百貨店協会によると、全国百貨店の売上高はバブル期の1991年に9兆7130億円とピークをつけた後に下落に転じ、2025年には約5兆6754億円に落ち込んだ。店舗数も1999年の311店舗から昨年の176店舗へと減少し、その過程はデフレ経済下の失われた30年に重なっている。東京商工業リサーチの調査では、今年1月から来年8月までに8店舗が閉店する予定で、百貨店の空白県は全国で4県に、1店舗のみの空白予備軍は16県に広がる。都心部の富裕層消費と地方の構造不況の格差都市部では、歴史的な円安を背景にインバウンドの免税売上高が増加し、株高による資産効果で富裕層の高額消費も活発で、好調を維持する店舗がある。しかし、地方ではそうした恩恵は乏しく、顧客の高齢化や人口減少、中心市街地の空洞化が進む。経済産業省によると、国内の消費者向け電子商取引の市場規模は2024年に約26.1兆円に達し、ショッピングセンターとの激しい競争にもさらされている。淘汰が進む業界で問われる今後の生き残り策UBS証券の風早隆弘シニアアナリストは、百貨店が100店舗に減ったとしても少ないとは思えない時代がやってくるかもしれないと予測しつつ、百貨店ならではのブランド力や接客力を伸ばしていけば選別が進む中でいい百貨店がより稼げる環境になっていくだろうとの見通しを示している。構造不況からの脱却に向け、各社は新たなビジネスモデルの構築を迫られている。
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全国で今夏、記録的な猛暑となる中で熱中症による搬送者が相次いでいる。総務省消防庁の速報値によると、今年5月から9月27日までに約7万7400人が搬送され、120人が亡くなった。こうした中、平成19年5月に高校の部活動で熱中症となり脳に重い障害を負った兵庫県の栗岡梨沙さんの父親である正則さんが、全国で安全管理の重要性を訴える講演活動を続けている。 平成19年の高校部活動事故と裁判の経緯 事故が起きたのは平成19年5月24日である。当時、兵庫県立龍野高校の2年で女子テニス部キャプテンを務めていた栗岡梨沙さんは、定期テスト最終日の部活動中に熱中症で倒れた。当日は11日ぶりの部活動であり、連日のテスト勉強による睡眠不足と疲労が重なっていた。練習は正午から午後3時まで通常より長く行われ、体感温度が30度近くに達する炎天下で休憩や十分な給水がないまま基礎練習が続いた。最後には1周約350メートルのグラウンドを2周走るメニューが課され、梨沙さんはランニングの2周目で倒れて救急搬送後に低酸素脳症を発症した。 練習は学校外のテニスコートで行われていたが、監督すべき顧問教員は不在であり、適切な休憩や給水を指示する指導者が現場にいなかった。同級生らによると、顧問からはコートのレンタル代を理由に練習時間を多めに取るよう指示があったという。梨沙さんと両親は学校側の過失として県に約4億7000万円の賠償を求め提訴した。1審の神戸地裁は請求を退けたが、2審の大阪高裁は熱中症による心筋障害と認定し、練習の冒頭しか立ち会わなかった顧問の過失を認めて県に約2億3000万円の支払いを命じ、その後最高裁で確定した。 自宅で続く過酷な療養生活と両親の献身 事故後の集中治療室での4カ月間に及ぶ治療を経たが、梨沙さんには視力、運動機能、言語機能を失う重度の障害が残った。現在は自宅で寝たきりの状態が続いており、気管にたまったたんの吸引や日中の手足のリハビリなど、身の回りの世話を父親の正則さんと母親の弘美さんがつきっきりで行っている。正則さんは「耳はよく聞こえていて、冗談を言うとよく笑ってくれるんですよ。私に似て美人でしょう」と笑顔を見せる。事故の1カ月前に撮影された高校2年生時の写真が残る部屋で、両親は懸命に娘を支え続けている。 キャビンアテンダントを夢見て苦手な英語の勉強に励んでいた梨沙さんは、現在も両親の会話に笑顔を見せることがある。正則さんは「結婚して子供もいたかもしれないですね。でも命があったことに感謝しています。この子に起きた出来事を知ってもらって、多くの命が助かればと願っています」と語る。事故当時、自宅から持っていった弁当は手つかずのままで、水筒の水もほとんど減っていなかったという。責任感が強くしんどくても休めなかった娘の姿を、両親は今も深く心に刻んでいる。 全国で訴え続ける部活動の安全管理 事故をきっかけに、正則さんは全国の学校関係者に向けて部活動中の安全管理の重要性を訴える講演活動を続けている。生徒にとって顧問は絶対的な存在になりがちであり、「子供たちは無理をしてでも従ってしまう。指導者がその日の熱さや生徒の体力を正しく見極めて指示をすることが、事故を未然に防ぐ」と正則さんは強く訴える。指導者が不在のまま長時間に及ぶ練習が行われた当時の教訓は、現在も多くの教育現場に重い課題を突きつけている。 総務省消防庁は9月末までを熱中症予防強化期間と定め、引き続き警戒を呼びかけてきたが、学校現場で子供を襲う熱中症事案は後を絶たない。実際に今月10日午前11時ごろには、鹿児島県南さつま市の中学校で生徒5人が熱中症の疑いで救急搬送されており、当日の同市の気温は29度を記録していた。季節が進んでも油断できない状況が続いており、学校現場における暑さ対策と適切なリスク管理の徹底が求められている。
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日中友好団体のトップとして中国を訪問した岩屋毅前外相の会談を巡り、日本政府は対中関係の打開につながるか慎重に見極める方針を示した。中国側は台湾有事を巡る高市首相の国会答弁への非難を崩しておらず、政府間対話の拒否姿勢を変えていないため、秋の国際会議に合わせた日中首脳会談の実現は見通せない状況が続いている。 岩屋前外相の訪中と政府の受け止め 木原官房長官は29日の記者会見で、岩屋毅前外相の訪中について民間団体の動向であるとして政府としてのコメントを控えた。その上で、懸案や意見の相違があるからこそ幅広い分野で重層的な意思疎通を行うことが重要だと述べ、対話の継続を重視する姿勢を強調した。現在の日中間における政府間対話は、船越健裕外務次官と呉江浩駐日大使のラインにほぼ限られており、政府高官の間では没交渉に近い状態にあると指摘されている。中国外交トップの王毅外相が日本の現職政治家に正式に会ったのは首相答弁以降では今回が初めてであり、7月の国際会議で茂木外相との会談に応じなかった経緯があることから、日本政府高官からは良い傾向だという前向きな評価も出ている。 北京での会談と中国側の原則論 一連の会談を終えた岩屋氏は29日夜、北京市内で記者団の取材に応じ、日本との経済や民間交流に対して中国側が決して後ろ向きではないと受け止めた手応えを語った。しかし、王毅外相は会談の中で、首相答弁の是正が関係改善の出発点であるという従来の原則論を改めて明確に主張した。外務省幹部は、中国側の主張に大きな変化は見られないため今回で何かが動いたわけではないと述べ、事態の急変に対して予防線を張っている。双方が意思疎通の必要性で一致する一方で、最大の懸案事項である首相談話や台湾有事を巡る認識の溝は依然として深く、具体的な進展に向けた道のりは険しいものとなっている。 非政府間対話の背景と政権への影響 中国が最近になって日本の国会議員団の訪中を受け入れるなど非政府間の対話に応じている背景には、対中外交に熱心な議員や経済界を取り込もうとする狙いがあるという見方が存在している。岩屋氏は石破内閣当時に外相を務め、高市首相と政治的に距離があることで知られているため、首相周辺からは高市政権への揺さぶりではないかとの声も漏れている。外交ルートが細る中で政治家や民間組織を通じた接触が活発化しているものの、それが国家間の実質的な政策変更や首脳会談への道を開くかについては、日本政府内でも見方が分かれている。中国側のこうした動きが単なる対日工作の一環にとどまるのか、あるいは関係修復への本格的なシグナルなのかは、今後の外交日程の中で慎重に検証されることになる。 今後の外交日程と首脳会談の見通し 秋に予定されている国際会議に合わせた日中首脳会談の実現に向けては、依然として不透明な要素が多い。中国側が求める首相答弁の是正を日本側が受け入れる可能性は極めて低く、双方が妥協点を見出せないまま時間だけが経過する恐れがある。政府は岩屋前外相の訪中結果や今後の民間交流の動向を慎重に分析しつつ、硬直した政府間対話をどのように動かしていくか難しい判断を迫られている。日中関係の根本的な打開には首脳レベルの意思疎通が不可欠であるものの、それを実現するための環境作りは容易ではなく、当面は水面下の接触と原則論の応酬が続く見通しである。
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ネパール北部のヒマラヤ山脈にあるヒムルン・ヒマールで27日朝に発生した大規模な雪崩により、ベースキャンプ一帯に約4メートルの雪が積もり、これまでに4人の遺体が収容され、12人の行方が分からなくなっていることが28日までに分かった。ネパール国立山岳ガイド協会によると、悪天候と深い積雪により捜索活動は一時中断を余儀なくされている。 ヒムルン・ヒマールで何が起きたのか ネパール・マナン郡に位置する標高7126メートルのヒムルン・ヒマールで27日朝、大規模な雪崩が発生した。雪崩はベースキャンプを直撃し、外国人登山者より先に現地入りしてキャンプの設営やロープの設置作業を行っていた登山者や支援スタッフのグループを巻き込んだ。ネパールと中国・チベットとの国境に位置する同地域ではここ数日、大雪が降っていた。 救助隊の現場入りと現在の捜索状況 経験豊富な登山家で構成される救助隊は、ネパールの首都カトマンズからヘリコプターで現地へ急行した。ネパール国立山岳ガイド協会のソーシャルメディアへの投稿によると、27日に2人の遺体が見つかり、28日にさらに2人の遺体が発見されたことで、計4人の遺体が収容された。一方で、ヒムルン・ベースキャンプでは調理スタッフ12人が行方不明のままである。 悪天候が阻む過酷な救助活動 ネパール国立山岳ガイド協会は、雪崩が非常に大規模であり、ベースキャンプ一帯には約4メートルの雪が積もっていたと説明している。気温が氷点下に落ち込み、足場が不安定なため、すべての区域を手作業で捜索することは極めて困難かつ危険であるとして、捜索活動の一時中断を発表した。同協会は状況を監視し、安全が確保され次第、残りの遺体を収容するためにあらゆる努力をする方針を示している。 相次ぐ悪天候とネパール山岳観光への影響 ネパールの山岳地域ではここ数日、雨や雪が降り続いており、同国経済にとって重要な登山観光業は危険な状況に直面している。今週初めには、世界で8番目に高いマナスルでも雪崩の危険性が高まったため、登山者らが撤退を余儀なくされた。さらに、ネパールと中国・チベットの国境沿いでは8月26日に大規模な土石流が発生し、氷河の崩壊によるトリシュリ川流域の被害で1400人超の死亡が確認されるなど、深刻な気象災害が相次いでいる。 アジア各地で相次ぐ危険な気象現象 この1週間、アジアのほかの地域でも危険な気象現象が相次いで発生している。ネパールの隣国インドのウッタルプラデシュ州では、豪雨による洪水や土砂崩れで50人以上が死亡した。タイのバンコクでは24日からの大雨で洪水緊急事態が宣言された。日本では強力な台風25号が接近し、28日時点で死者は14人に上っている。これらの暴風雨の勢力は、海水温を上昇させるスーパーエルニーニョ現象によってさらに強まっている。 今後の捜索と安全確保の見通し ヒムルン・ヒマールでの捜索活動は、現在のところ悪天候と積雪のため一時中断されている。ネパール国立山岳ガイド協会は現場の状況を監視し続けており、天候が回復して安全が確保され次第、行方不明となっている調理スタッフ12人の捜索と残りの遺体収容に向けた活動を再開する構えだ。
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29日に東京ドームで行われたプロ野球セ・リーグの試合で、巨人は広島に3対1で勝利しました。試合後には決勝の2ラン本塁打を放ったリチャード選手と、9回2死まで1失点と好投した戸郷翔征投手がヒーローインタビューに登場し、それぞれの言葉で喜びとファンへの感謝を語りました。 リチャード選手が放った決勝2ランの心境とは 試合の均衡を破る一発を放ったリチャード選手は、自身の打撃について「奇跡ですね」と振り返りました。吉川尚輝選手がつないでくれた好機だったため、「ちゃんとやろうと思って一生懸命振りました」と独特の表現で語り、スタンドのファンの歓声を誘いました。今季はケガの影響により開幕から出遅れ、2軍での調整が長く続く苦しい時期を過ごしました。東京ドームで試合に出たいという思いを抱きながらモチベーションを保つのが難しい日もありましたが、周囲に背中を押してもらいながらここまでたどり着いたと感謝を述べています。 逆転優勝を目指す終盤戦での精神的な成長 シーズン終盤の重要な時期に1軍の舞台でプレーできることについて、リチャード選手は大きな喜びを表現しました。今季は当初プレーできないと考えていたため、これまでは緊張が大きかったものの、現在ではいい緊張感を持って楽しめるようになっていると語り、プレッシャーのかかる場面での精神的な成長をのぞかせました。 完封目前で降板となった戸郷翔征投手の投球内容 先発マウンドに上がった戸郷投手は、9回2死まで広島打線を1点に抑える圧巻の投球を見せました。完封目前でマウンドを降りることになった悔しさをにじませつつも、9回のマウンドに上がった際に球場全体から響いた戸郷コールについて、「何度体験しても素晴らしいものだなと感じました」とファンの温かい後押しに深く感謝しました。 ストライク先行で納得のいくピッチングを表現 自身の投球を振り返った戸郷投手は、ストライク先行で安定したリズムを作れたことが好投につながったと分析しています。今シーズンは自身にとって不甲斐ない成績が続いていたため、シーズン最後に向けて何とかいいピッチングを見せたいという強い思いを持ってマウンドに上がっており、その意気込みを少しは表現できたと充実感を語りました。 ケガからの復帰と首脳陣の起用に応えた3か月ぶりの勝利 今季はケガからの復帰後、思うような投球ができない時期が続きました。戸郷投手は約3か月ぶりとなる勝利を手にし、「ただやっぱり我慢して首脳陣の方が必死に使ってくれて、1試合でも恩返ししたいなと思って…なんとか今日勝てたかなと思います」と、支えてくれたチームへの思いを明かしました。投打がかみ合って手にしたこの勝利を弾みに、チームは逆転優勝へ向けた残り試合の戦いを進めていきます。
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9月23日に米ニューヨークの国連本部で行われた日米首脳会談をめぐり、内閣広報官の公式Xアカウントが投稿した画像を巡ってインターネット上で物議を醸している。高市早苗首相とアメリカのドナルド・トランプ大統領の笑顔を並べた写真に白線が引かれ、別々のタイミングの画像を合成した切り取り写真であることが判明した。ネット上では過度な演出や印象操作を懸念する声が相次いでいる。 日米首脳会談で見せた不自然な様子と専門家の分析 9月23日の日米首脳会談では、翌日に控えた米中首脳会談に向けた対中認識の擦り合わせなどが行われた。会談自体について、トランプ大統領は素晴らしい働きをしているとし、首相は歴史に名を残すだろうと賞賛したと報じられている。一方で、インターネット上では会談中の2人のコミュニケーションに着目する声も上がった。 元朝日新聞のジャーナリストで現在はオンラインメディア『Arc Times』代表の尾形聡彦氏は、同メディアのYouTubeライブにおいて、高市首相がトランプ大統領を笑顔で見つめた際、大統領が顔をそむけて下を向いた場面について言及した。尾形氏は、これが両氏の本当の関係を表していると思うとし、このようなトランプ大統領はあまり見たことがないと驚きを語っている。こうした場面から、ネット上では両者の関係を案じる見方も広がっていた。 内閣広報官のX投稿に指摘された不自然な白線と合成 こうした状況のなかで波紋を広げたのが、内閣広報官の公式Xアカウントが9月26日に投稿した写真付きのポストだった。投稿は首脳会談後の電話会談の開始を知らせるものであり、添付された画像には高市首相とトランプ大統領がお互い向き合いながら笑顔を向けている様子が写されていた。文言には、トランプ大統領との日米首脳電話会談が先ほど始まりました、写真は今週ニューヨークでの首脳会談時のもの、と綴られていた。 一見すると通常の写真に見えるものの、画像の中央付近に着目すると白い白線が引かれていることが確認できる。WEBメディアライターの指摘によれば、この画像は高市首相とトランプ大統領を同じカットで捉えたものではなく、それぞれ別のタイミングの2人を切り取って合成した写真だったという。両者の不協和音を囁く声がある中で公開された画像だけに、ネット上では波紋が広がった。 ネット上で相次ぐ印象操作の指摘と広報手法への批判 内閣広報による画像合成が明らかになると、インターネット上では厳しい声が相次いで投稿された。あるユーザーは、すごい印象操作や、わざわざ笑顔で向き合っているかのように捏造する内閣広報官などと批判の声を上げている。さらに、そんな微笑み合う場面はなかったとして、なぜ捏造するのかと疑問視する意見もみられた。 こうした画像に関する批判は、近年の内閣広報費の急増に対する懸念とも結びついている。SNS上では、内閣を広報するのに350億円というのはおかしい、このような嘘っぱちの切り貼りだけの写真のプロパガンダに莫大な額を溶かすのかといった指摘が上がっており、政府の発信手法に対する不信感が強まる要因となっている。 膨れ上がる内閣広報予算と繰り返されてきた発信への批判 全国紙政治部記者の取材によると、高市内閣の内閣広報室は来年度の概算請求予算として、今年度の約7億円から10倍を超える約72億円を要求していることが判明している。さらに、内閣府の政府広報費についても、前年度当初予算の78.8億円から280.5億円へと約3.6倍に増加しており、これらを合わせると約350億円という巨額にのぼる。 これまでも、高市首相が被災地の熊本を訪れた際の様子をBGM入りの動画にしてプロモーションビデオのようだとネット上で批判されるなど、内閣の広報をめぐる発信手法はたびたび問題視されてきた。今回の合成画像に関しても、実際に会談を見た人にとっては両者の良好な関係性を過度に喧伝しているように映ったとみられる。異様な増加を見せる広報費の要求と相まって、政府の広報手腕に対する疑念は今後も尾を引きそうだ。
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百貨店大手そごう・西武の西武渋谷店が30日に最終営業日を迎え、58年の歴史に幕を下ろす。土地・建物所有者との賃貸借契約で合意に至らず閉店を余儀なくされたもので、今後は米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループ傘下で再建を進める方針だ。 長期契約の更新断念と約230人の社員の行方 東京都渋谷区に位置する同店は1968年に開業した。A館、B館、パーキング館が今回の閉店対象となり、雑貨店が入るロフト館やモヴィーダ館は営業を継続する。勤務する約230人の社員は配置転換される予定だ。土地・建物の権利者と交渉を重ねたが長期の契約更新ができず、テナント誘致に苦労した結果として営業終了を決断した。 DCブランドブームの聖地から売上高の低迷へ 渋谷店は故堤清二氏が率いたセゾングループの象徴的拠点であった。70年代から80年代にかけては、気鋭のデザイナーによるDCブランドブームの聖地として高い人気を集めた。しかし、周辺の商業施設との競争激化や消費者の嗜好の変化を捉えきれず営業不振に陥り、売上高はピークだった1990年度の約967億円から、2025年度には約400億円へと約4割の水準まで減少した。 「失われた30年」と全国の百貨店がたどった衰退 日本百貨店協会によると、全国の百貨店売上高はバブル期の1991年に記録した9兆7130億円をピークに下落傾向が続き、2025年には約5兆6754億円と約6割規模にまで落ち込んでいる。店舗数も1999年の311店舗から昨年の176店へと半減し、この減少曲線はデフレ経済が続いた「失われた30年」の歩みと重なっている。 広がる空白県と進む都心部の二極化 東京商工リサーチの調査では、今年1月から来年8月にかけて全国で8店舗が閉店する。これにより百貨店の空白県は4県に広がり、1店舗のみが残る「空白予備軍」の地域も16県に及ぶ。その一方で、歴史的な円安を追い風にしたインバウンドによる免税売上の増加や、株高による資産効果を背景とした富裕層の高額消費によって、都心の一部の店舗は好調を維持している。 構造不況に揺らぐ業界の新たな経営基盤構築 かつて小売りの王様と称された百貨店業界は、地方を中心に凋落傾向に歯止めがかからない状況が続いている。西武渋谷店のように長年親しまれてきた大型店舗の歴史が幕を閉じる中、各社は構造不況をいかにして乗り越えるかという重い課題を抱えている。今後は米投資ファンドの傘下に入る西武渋谷店を含め、激変する市場環境に対応した新たな経営基盤の構築が急務となっている。
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茨城県水戸市の自宅アパートで2025年12月31日にネイリストの小松本遥さんが遺体で見つかった事件で、殺人とストーカー規制法違反の罪に問われた大内拓実被告の裁判員裁判が9月14日から水戸地裁で開かれている。24日の公判では検察側から拘禁刑21年が求刑され、交際解消後の執拗な追跡や紛失防止タグを用いた周到な準備行為の全貌が明らかになった。 大内拓実被告の裁判員裁判で検察側が拘禁刑21年を求刑 水戸地裁(有賀貞博裁判長)で審理が続く裁判員裁判で、検察側は殺人などの罪に問われた大内拓実被告に対して拘禁刑21年を求刑した。2025年12月31日に起きた小松本遥さん殺害事件をめぐり、初公判から被告による周到な準備行為や位置情報端末を利用した執拗な追跡劇が浮き彫りとなっている。法廷では、被害者が生前に周囲へ漏らしていた元交際相手への不満も証言として示された。 交際解消後に始まったLINEブロックと電話着信拒否 検察側の冒頭陳述によると、大内被告と小松本さんは2024年1月頃に交際を始めたが、同年11月下旬に小松本さんから別れを告げられて関係が解消された。その後、2025年6月になって大内被告から「ちゃんと話せたらなと思っている」とLINEメッセージが送信された。しかし、小松本さんは「前みたいに頻繁に会うつもりもない」と拒絶し、LINEをブロックしたうえで電話も着信拒否の設定にした。 紛失防止タグ入りのミッキーマウスのぬいぐるみを実家へ送付 連絡を絶たれた大内被告は、執拗に小松本さんの居場所を突き止めようと行動を開始した。事件の5日前となる12月26日、自身のスマートフォンと接続して位置情報が確認できる紛失防止タグを隠したミッキーマウスのぬいぐるみを作り、小松本さんの実家に送りつけた。この際、伝票の差出人欄には株式会社オリエンタルランドと記載し、懸賞品が当たったかのように偽装する工作を行っていた。 4日間連続でアパート周辺をうろつき宅配業者を装う 翌27日、実家からぬいぐるみを持参して自宅アパートに戻った小松本さんの位置情報を、大内被告は確認してすぐに行動を起こした。起訴状によると、アパートを特定してから4日間連続で周辺の路上をうろついていたという。さらに、犯行前日となる30日には100円ショップでハンマー、変装用の帽子、眼鏡を購入し、上下作業服に帽子とマスクを着用して宅配業者を装いアパートを訪問したが、この時は留守だった。 車のナンバープレート裏側へのタグ取付と今後の見通し 留守だったことを受けて、大内被告はさらに新たな紛失防止タグを購入し、翌31日未明に小松本さんの車のナンバープレートの裏側に取り付けた。発信機付きのぬいぐるみなどを送り被害者の居場所を特定して犯行に及んだ一連の経緯について、今後は弁護側の主張や最終弁論を経て、水戸地裁がどのような判決を下すかが焦点となる。
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東京市場は28日、配当落ち日や米国市場の下落、イラン情勢への懸念から売りが優勢となり、日経平均株価は続落して取引を開始した。前場は売り基調が続き、後場には一時65,000円の大台を割り込んで下げ幅を拡大させた。最終的に日経平均は前日比396円安の65,481円で引け、TOPIXも70ポイント安の4,041ポイントで続落した。新興市場では東証グロース250指数が6ポイント安の784ポイントとなり、4日続落を記録している。市場参加者は海外情勢や主要な経済指標の発表を控え、リスク回避の姿勢を強めた。 日経平均株価はなぜ配当落ち日に一時65,000円を割り込んだのか 東京市場の始値は、配当落ち日に当たることや、前日の米国市場で主要3指数が揃って下落した流れを受け、319円安の65,557円だった。イラン情勢を巡る先行き不透明感も重なり、売り注文が広がる展開となった。前場は570円安の65,307円で前引けを迎えたあと、後場も徐々に下げ幅を広げた。中盤には節目の65,000円を割り込み、14時37分にはこの日の安値となる64,699円をつけた。その後はやや下げ渋ったものの、売りの勢いを完全に覆すには至らず、396円安の65,481円で続落のまま着地した。幅広い銘柄で利益確定や換金目的の売りが優勢となり、市場全体が重い足取りとなった。 ソフトバンクグループとみずほFGはなぜ大幅な下落となったのか 個別銘柄では、主力株の一角が大きく値を下げる展開が目立った。ソフトバンクグループは前日比3.4%安の6,035円と大幅反落した。前日の米株式市場で傘下の英半導体設計アーム・ホールディングスが急落したことや、出資先の米オープンAIの開発を巡る懸念が嫌気された。また、みずほフィナンシャルグループは3.7%安の8,472円となり、3営業日ぶりに反落した。直近の2営業日で6%余り上昇していた反動に加え、配当権利落ちに伴う利益確定や換金目的の売りが集中した。銀行株は高配当銘柄が多く、足元で配当の権利取りを狙った買いを集めていた分だけ、権利落ち後の反動売りが強まりやすい地合いだった。 しまむらはなぜ中間決算で過去最高益を達成し買いが集まったのか 下落相場が広がるなかで逆行高を演じた銘柄もある。しまむらは2.8%高の3,240円をつけ、反発した。前日の28日に発表した2026年2月期の中間決算で、営業利益が前年同期比5%増の331億円になったと公表したことが好感された。同期間として過去最高益を更新した実績が評価され、買い注文を引き寄せた。主力のしまむら事業において、プライベートブランド商品やキャラクター商品の拡充に注力した結果、客数がしっかりと伸びたことが増益の主因とされている。厳しい市場環境のなかでも、好決算を背景にした銘柄には個別の買いが入る形となった。 パーク24は不正アクセスの発覚と業績影響への懸念で続落したのか 悪材料を嫌気した売りが継続した銘柄もある。パーク24は4.8%安の1,859円をつけ、続落した。同社は28日、傘下のタイムズモビリティが運営するカーシェアリングサービス「タイムズカー」において、不正アクセスによる個人情報漏洩が発生したことを明らかにしていた。前日にも3%安を記録していたが、情報漏洩が今後の業績や事業運営に与える影響を警戒した売りがこの日も出た。企業統治や情報管理の不備が嫌気され、投資家心理を冷え込む要因となっている。 クラサスケミカルは東証スタンダード市場への上場初日にどう動いたのか この日から新たに東証スタンダード市場へ上場を果たしたクラサスケミカルは、市場の注目を集めた。公開価格の200円に対し、買い注文が殺到して一時ストップ高水準となる49%高の298円をつける場面が見られた。石油化学製品を扱う同社に対しては、高い配当利回りへの期待感も市場参加者から評価された。最終的な終値は公開価格比20%高の240円となり、新規上場銘柄としては堅調な滑り出しを見せた。 明日の東京市場に向けた経済指標と金融政策の注目点はどこにあるのか マネックス証券フィナンシャル・インテリジェンス部の山口慧太氏は、今後の視点として海外の経済動向や要人発言の重要性を指摘している。日経平均は0.6%安で続落となったが、銀行株などが売られたことでTOPIXは1.7%安と下落率が日経平均を上回った。明日に向けては、8月分の米求人件数や9月の米消費者信頼感指数といった重要な経済指標の発表が予定されており、市場の関心を集めている。さらに、シカゴ連銀のグルーズビー総裁による発言機会も控えている。同氏は先週公開のポッドキャスト番組でインフレへの懸念を示しており、今後の金融政策や金利見通しにどのような言及がなされるのか、国内外の投資家が注視している。
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ヒマラヤ山脈のネパール側にあるヒムルン・ヒマールで27日朝に雪崩が発生し、登山者や支援スタッフなど多くの関係者が巻き込まれました。ネパール国立山岳ガイド協会によると、28日までに4人の遺体が収容され、ベースキャンプでは調理スタッフ12人が行方不明となっています。 ヒムルン・ヒマールのベースキャンプを襲った大規模雪崩 ネパール・マナン郡に位置する標高7126メートルのヒムルン・ヒマールで27日朝、大規模な雪崩が発生しました。雪崩に巻き込まれたのは、外国人登山者より先に現地入りし、キャンプの設営やロープの設置作業を行っていたネパール人のグループです。ネパール国立山岳ガイド協会は、ベースキャンプ一帯に約4メートルの雪が積もったと発表しています。積雪が深く、気温が氷点下に落ち込み、足場が不安定であるため、すべての区域を手作業で捜索することは極めて困難かつ危険な状況となっています。 悪天候と過酷な環境で難航する救助活動 ヒムルン・ヒマール周辺ではここ数日、大雪や雨などの悪天候が続いています。当初はヘリコプターや救助隊が現場にたどりつけない状況でしたが、経験豊富な登山家で構成される救助隊が首都カトマンズからヘリコプターで現地へ急行しました。ネパール国立山岳ガイド協会は、27日に2人の遺体を発見し、28日にさらに2人の遺体を収容したとソーシャルメディアに投稿しました。生存者の発見を目指して山に入った救助隊ですが、現在は危険な状況を理由に捜索活動を一時中断しています。同協会は状況を監視し、安全が確保され次第、残りの遺体を収容するためにあらゆる努力をする方針を示しています。 Photo: bbc.com 行方不明者の安否と現地からの深刻な報告 ヒマラヤ・ホリデイズ・トレッキングのビブティ・チャンド・タクール氏はAFP通信に対し、同社の遠征隊の少なくとも8人が行方不明になっているとの報告を受けたと語っています。ヒムルン・ベースキャンプでは調理スタッフを含む12人が依然として行方不明となっており、安否が気遣われています。ネパールの山岳地域では悪天候が続いており、同国経済にとって重要な登山観光業は非常に危険な状況に直面しています。今週初めには、世界で8番目に高いマナスル(標高8163メートル)でも雪崩の危険性が高まり、登山者らが撤退を余儀なくされました。 相次ぐ気象災害とヒマラヤ地域の危機 ネパールと中国・チベットの国境沿いでは、8月26日に氷河の崩壊による大規模な土石流が発生しました。トリシュリ川流域に大量の水と土砂が流れ込み、これまでに1400人超の死亡が確認されたほか、現在も6000人以上が行方不明となっています。また、アジアのほかの地域でも危険な気象現象が相次いでおり、インドのウッタルプラデシュ州では豪雨による洪水や土砂崩れで50人以上が死亡しました。タイ・バンコクでも大雨で洪水の緊急事態が宣言されるなど、広範囲で深刻な被害が出ています。 今後の見通しと安全確保に向けた対応 ネパール国立山岳ガイド協会は、ヒムルン・ヒマールでの捜索活動について、気象状況や現場の安全が確保され次第、再開する予定です。行方不明となっている12人の捜索と残りの遺体収容に向けた救助隊の再派遣には、天候の回復が不可欠となります。相次ぐ気象災害や雪崩の多発により、ヒマラヤ山脈周辺では安全管理の徹底と気象情報の監視がこれまで以上に強く求められています。