SideFXは10月1日、Houdini 22の新機能を紹介する奥野莉奈氏の動画を公開。魔法エフェクト制作のノウハウを解説。
Houdini 22に8種のSOP Particle FXレシピが追加
SideFXは9月の「Houdini HIVE Equinox 2026」で、奥野莉奈氏がHoudini 22向けのSOP Particle FXシェルフに8種類のレシピを紹介した。Fire Portalや4種類のFireworks、Magic Trail A〜Cが新たに追加され、レンダリング用のLOP Networkや合成用のCOP Networkも用意されている。
Magic Trail Bの構成要素を詳細解説
Magic Trail Bは「Particles Core」「Particle Spray」「Particle Secondary」の3要素で構成。Coreはリボン状のポイントにノイズを加え、Path Deformでカーブに沿わせる。SprayはCoreから放出される浮遊粒子で、Star Glowで星形加工。Secondaryは断続的な発生で光跡を表現。中心軌道と周辺粒子を独立して調整可能。
カーブの差し替えでエフェクトが自動追従
実演ではカピバラのアニメーションに「Trail 1」と「Trail 2」を制作。Trail 1はCurve SOPで軌道を描き、Coreを縮小。Color属性で色を変更。Trail 2はSpiral SOPでらせん軌道を生成し、Coreのリボンを増やして縦方向の色模様を維持。Secondaryの粒子数を増やし、遠景でも光が見えるように設定。
マット処理とStar Glowで合成を強化
Core、Spray、SecondaryごとにLOP Networkへ読み込み、BeautyパスとStarsパスを出力。Starsパスを重ねるとキャラクターの背後の粒子が手前に見えるため、Render Pass LOPでマットオブジェクトを指定。Copernicusで輝度調整とBlurを加え、Thresholdや光条数を調整して合成。
Magic Trail CのVEXによるカスタマイズ
Magic Trail Cは球体、渦状ライン、粒子、2層のボリュームで構成。実演では渦と粒子のみ使用。カーブに合わせてチューブ半径を縮小し、Twist Amplitudeを調整。Carve SOPではなくVEXで開始フレームや長さを制御。先端の引き伸ばしオフセットを0.03から0に変更し、粒子の発生数を調整。