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インドネシア森林火災で約90万ヘクタール焼失、周辺国へも煙霧が拡大

インドネシアのカリマンタン島などで続く大規模な森林火災により、東京都の面積の4倍を超える約90万ヘクタールが焼失した。野焼きと強力なエルニーニョ現象による乾燥が被害に拍車を掛けており、周辺国へも煙霧が流れ込み深刻な健康被害を引き起こしている。(時事通信社、NNA、防衛省) カリマンタン島とスマトラ島で広がる泥炭地の火災 カリマンタン島やスマトラ島では、植物が十分に分解されないまま堆積した泥炭地が広がっている。森林破壊を監視する独立系サイト「ヌサンタラ・アトラス」の推計によると、今年の火災は7月ごろから増え始め、8月までに約90万ヘクタールが焼失した。泥炭地に火が付くと地中でくすぶり続け、消火が極めて困難になる。現地当局は消火要員6万9000人や航空機約50機を投入し、対応に当たっている。国家災害対策庁の報道担当者は、ロイター通信に対して「継続的な降雨が唯一の解決策だ」と述べ、雨期を待つ現状を明らかにしている。(時事通信社) インドネシアでの自衛隊による消火活動の成果 防衛省は16日の記者会見で、インドネシアの山林火災に対する国際緊急援助活動を終えて、輸送艦「くにさき」が海上自衛隊横須賀地区に帰国したと発表した。現地ではCH-47輸送ヘリコプター3機により、延べ56回の消火活動を実施し、合計約280トンの水を放水した。過酷な環境での任務遂行は現地でも高く評価され、9月30日にはシャフリィ国防大臣から直接表彰を受け、全隊員に対してメダルが授与された。小泉防衛大臣は、人道的観点からの支援を継続し、今回培われた信頼を礎にインドネシアとの防衛協力を一層深める方針を示している。(防衛省) シンガポールで深刻化するヘイズと住民の生活への影響 インドネシアから流出した煙霧(ヘイズ)は周辺国にも深刻な影響を及ぼしている。NNAの報道によると、シンガポールでは15日に西部で24時間大気汚染指数(PSI)が212を記録し、「非常に不健康」な水準となった。国内の多くの場所でPSIが100を超え、街全体が灰色にかすんでいる。政府は各地のコミュニティセンターなど300カ所以上にエアコンの効いたヘイズシェルターを設置した。家電量販店では空気清浄機が売り切れとなり、再入荷の時期は未定となっている。保健省は12日からヘイズ関連の疾患治療費を助成する制度を開始した。(NNA) マレーシアでの休校措置と周辺国への広がる影響 マレーシアでも首都クアラルンプールで連日空がかすみ、マスクを着ける人が目立っている。南部ジョホール州などでは学校が休校を余儀なくされた。シンガポールとの間の航空便の一部が欠航し、マレーシアおよびシンガポール両政府はインドネシアに対して支援を申し出るとともに、対策の強化を要請した。東南アジア諸国連合(ASEAN)は11月中旬にマニラで開く首脳会合に合わせ、ヘイズへの対応を協議する方針を固めている。(時事通信社) 写真:防衛省 広がる健康被害と今後の見通し 保健当局の発表によると、中カリマンタン州などでの火災に伴う急性呼吸器疾患の患者数は、13日までの約2カ月間で28万人を超えた。エルニーニョ現象の影響で雨期の到来も遅れており、今後も被害が広がる恐れがある。シンガポール国家環境庁(NEA)は、国内で雨が降ったとしてもスマトラ島南部やカリマンタン島の一部では乾燥した状態が続くと予測している。大気汚染指数の高い状態がしばらく続く見通しであり、当局は屋外での活動制限やマスク着用などの警戒を呼びかけている。(時事通信社、NNA) インドネシア ボルネオ島 森林火災の現場で起きていること #ブレボダ #8bitnews

長引く森林火災、影響深刻化=インドネシア、エルニーニョ現象が拍車

インドネシアのカリマンタン島などで続く大規模な森林火災により、東京都の面積の4倍を超える約90万ヘクタールが焼失した。野焼きと強力なエルニーニョ現象による乾燥が被害に拍車を掛けており、周辺国へも煙霧が流れ込み深刻な健康被害を引き起こしている。(時事通信社、NNA、防衛省)

カリマンタン島とスマトラ島で広がる泥炭地の火災

カリマンタン島やスマトラ島では、植物が十分に分解されないまま堆積した泥炭地が広がっている。森林破壊を監視する独立系サイト「ヌサンタラ・アトラス」の推計によると、今年の火災は7月ごろから増え始め、8月までに約90万ヘクタールが焼失した。泥炭地に火が付くと地中でくすぶり続け、消火が極めて困難になる。現地当局は消火要員6万9000人や航空機約50機を投入し、対応に当たっている。国家災害対策庁の報道担当者は、ロイター通信に対して「継続的な降雨が唯一の解決策だ」と述べ、雨期を待つ現状を明らかにしている。(時事通信社)

インドネシアでの自衛隊による消火活動の成果

防衛省は16日の記者会見で、インドネシアの山林火災に対する国際緊急援助活動を終えて、輸送艦「くにさき」が海上自衛隊横須賀地区に帰国したと発表した。現地ではCH-47輸送ヘリコプター3機により、延べ56回の消火活動を実施し、合計約280トンの水を放水した。過酷な環境での任務遂行は現地でも高く評価され、9月30日にはシャフリィ国防大臣から直接表彰を受け、全隊員に対してメダルが授与された。小泉防衛大臣は、人道的観点からの支援を継続し、今回培われた信頼を礎にインドネシアとの防衛協力を一層深める方針を示している。(防衛省)

シンガポールで深刻化するヘイズと住民の生活への影響

インドネシアから流出した煙霧(ヘイズ)は周辺国にも深刻な影響を及ぼしている。NNAの報道によると、シンガポールでは15日に西部で24時間大気汚染指数(PSI)が212を記録し、「非常に不健康」な水準となった。国内の多くの場所でPSIが100を超え、街全体が灰色にかすんでいる。政府は各地のコミュニティセンターなど300カ所以上にエアコンの効いたヘイズシェルターを設置した。家電量販店では空気清浄機が売り切れとなり、再入荷の時期は未定となっている。保健省は12日からヘイズ関連の疾患治療費を助成する制度を開始した。(NNA)

マレーシアでの休校措置と周辺国への広がる影響

マレーシアでも首都クアラルンプールで連日空がかすみ、マスクを着ける人が目立っている。南部ジョホール州などでは学校が休校を余儀なくされた。シンガポールとの間の航空便の一部が欠航し、マレーシアおよびシンガポール両政府はインドネシアに対して支援を申し出るとともに、対策の強化を要請した。東南アジア諸国連合(ASEAN)は11月中旬にマニラで開く首脳会合に合わせ、ヘイズへの対応を協議する方針を固めている。(時事通信社)

インドネシア森林火災で約90万ヘクタール焼失、周辺国へも煙霧が拡大
写真:防衛省

広がる健康被害と今後の見通し

保健当局の発表によると、中カリマンタン州などでの火災に伴う急性呼吸器疾患の患者数は、13日までの約2カ月間で28万人を超えた。エルニーニョ現象の影響で雨期の到来も遅れており、今後も被害が広がる恐れがある。シンガポール国家環境庁(NEA)は、国内で雨が降ったとしてもスマトラ島南部やカリマンタン島の一部では乾燥した状態が続くと予測している。大気汚染指数の高い状態がしばらく続く見通しであり、当局は屋外での活動制限やマスク着用などの警戒を呼びかけている。(時事通信社、NNA)

インドネシア ボルネオ島 森林火災の現場で起きていること #ブレボダ #8bitnews
執筆者について: nipponese

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