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2024-02-12 08:30:00
クリス・ライニング氏にはお金について語りたいことがある。
クリス・レイニング氏の厚意による
- クリス・ライニング氏は一代で富を築き、37歳でFIREを達成した。
- 彼は「リッチに暮らすこと」と「リッチであること」のあいだには違いがあると考える。
- リッチさとは給料の多さのことではなく、収入を生み出すだけの資産をもち、その収入の範囲内で暮らすことを意味する。
クリス・ライニング氏はお金のもつ意味に精通していると言える。何しろ、収入よりも支出の少ない生活を続け、その差額を投資することで十分な富を築き、37歳の若さでFIREに成功したのだから。FIREをして以来、ライニング氏は「経済的自立」をテーマにしたブログを運営している。
そのような経歴をもつライニング氏が、お金についてどう考えているのか興味深い。たとえば、ライニング氏は以前、次のようなツイートを投稿した。
「リッチに暮らすこととは、50万ドル(約7500万円)を稼ぎ、50万ドルを使い、あとに何も残らないこと」。そしてこう続ける。「リッチであることとは、10万ドル(約1500万円)を稼ぎ、4万ドル(約600万円)を使い、銀行に100万ドル(約1.5億円)があること」
ライニング氏にとって、リッチさとは行動
もちろん、「リッチ」の定義にはさまざまな指標があるし、選択肢も山ほどあるが、通常は特定の収入や社会階級を基準とみなす。だが、ライニング氏のツイートからは、彼がリッチを数字や所有物以上の何かと捉えていることがわかる。ライニング氏にとって、リッチさとは行動なのだ。
「リッチになりたいと言う人々は普通、富豪のようなお金の使い方がしたいと言う。多額の給料を稼ぐことに意識を向けるのだ」と、ライニング氏はBusiness Insiderに語った。「だが、それはリッチであるとは言えない。リッチであることとは、自分の生活水準を維持できるだけの収入を生む資産をもつことだ」
そしてこう付け加えた。「寝ているあいだに配当金や投資利益で毎年5万ドル(約750万円)の収入を得て、そのうち4万ドル(約600万円)しか使わない人はリッチだ。私の友人は50万ドルを稼ぐが、私立学校や別荘などの贅沢な生活で、貯金はない。つまり貧しいのだ。このように『リッチさ』は収入の多さと無関係なのである」
経済的自立は資産の多さよりも、それをどう使うか
ライニング氏本人こそ、「リッチに暮らすこと」と「リッチであること」の違いを知るのに最適な見本だ。Business Insiderに投稿した以前の記事でライニング氏は、「4%ルール」の達成が経済的自立の条件になると説明した。4%ルールとは、インフレに対処しながら、投資口座から毎年4%の額を引き出しても資金が尽きることなく快適に暮らせる状態を指す。
このルールにもかかわらず、ライニング氏は投資口座から毎年3%を安全に引き出せるようになった時点でリタイアした。それから2年、引き出したのはわずか2%だ。どうしてだろう? 身の丈に合った生活で満足しているからだ。
「経済的な自立とは、貯金の量とは無関係だ。大切なのはいくら使うか。なぜなら、支出の多さが、どれだけの貯金が必要かを決めるからだ」と書いている。
さらに、100万ドル(約1.5億円)か200万ドル(約3億円)が必要だと言う人々は、実際には贅沢なライフスタイルを送っていることを告白しているだけだと付け加えた。この意見は、ライニング氏が以前Business Insiderに指摘した点と共通している。「お金の興味深いところは、つねにもっと必要だと感じること。たとえ十分な額があっても、それでは足りないと思ってしまうのだ」
ライニング氏自身も、贅沢な暮らしをするのも悪くないとは思うのだが、支出を減らせば、貯蓄に回せる額が増えることに気づいた。
Business Insiderに対して、こう語っている。「基本的に、リッチになり、リッチであり続けるとは、もっている額よりも少ない支出で生きることを意味する。それができれば、リッチな暮らしを送る人々には経験できない自由を楽しむことができるだろう」
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