2019年に発売された初代『Control』に続く、Remedy Entertainmentが手掛ける待望の続編『Control Resonant』。プレイヤーはディラン・ファデンを操作し、パラノーマルな脅威に侵食された歪んだマンハッタンを救うため、スキルを磨き新たなアビリティをアンロックしていくミッションに挑むことになる。本作は、アクションアドベンチャーRPGとして2019年の初代作以来となる大きな期待を集めており、サマーゲームフェスト(Summer Games Fest)でもベスト賞を受賞するなど、すでに高い評価を受けている。
リメイクではなく正統進化:前作の世界観を引き継ぐ『Control Resonant』の全貌
近接戦闘の徹底強化とアバランチの活用
前作ではジェシー・ファデンを操作し、形状変化する銃や浮遊能力、物を投げるパワーを駆使して戦ったが、今作『Resonant』ではその戦闘システムにさらなる磨きがかけられている。リードゲームデザイナーのサーゲイ・モホフによれば、今作では近接戦闘を中心とした、よりアグレッシブでイン・ア・フェイス(正面切った)なゲームプレイに挑戦しており、形状変化する武器「アバランチ(Aberrant)」やその他のスーパーナチュラルな能力を活用してハックアンドスラッシュの名作を彷彿とさせる戦闘を実現しているという。
さらに、同氏は作品の方向性について次のように付け加えている。
モホフ氏は、もし本作が模範としているゲームを一つ挙げるとすればそれは初代『Control』であり、あらゆる面において最大の参照点となっていると述べた。サーゲイ・モホフ(リードゲームデザイナー)、TechRadar
他作品からの影響とプレイ時間への期待
開発チームは前作を最大の基盤としつつも、他の人気タイトルからも多くのインスピレーションを得ている。モホフは、『Devil May Cry 2』や『Devil May Cry 3』、そしてプラチナゲームズの諸作品の名前を挙げており、個々の体験要素の構築にそれらの要素を取り入れていることを認めている。
プレイヤーが気になるボリューム面についても具体的な数値が示されている。開発側の見解では、本作のメインとなる「コア体験」はおよそ30時間規模であり、すべての要素を網羅するコンプリーショニスト向けのプレイ時間は約50時間に達する見込みだという。これは前作を大きく上回るボリュームでありながら、前作の完全なクリアが必須条件ではない設計になっている。
物語への没入感を高める工夫についても配慮されており、モホフは次のように説明している。
モホフ氏は、『Resonant』をプレイするために前作をプレイする必要はないと考えているが、プレイしていれば特に物語面での体験がより豊かなものになると語った。また、メインメニューの最上部に『Control』のあらすじをまとめたリキャップを用意しているため、前作をプレイし直す必要はないとも付け加えた。サーゲイ・モホフ(リードゲームデザイナー)、TechRadar
地下世界に広がる危険と新たなアビリティ
オルタネイトなニューヨーク市街のあちこちに点在する「フォルト(Faults)」と呼ばれるダンジョンの一つ「メトロ・フォルト(The Metro Fault)」では、地下深くへと進み、あらゆる方向から飛来する列車をかわし、真菌系のモールド(Mold)の敵と戦う必要がある。この過酷なダンジョンを突き進んだ果てには、新たな移動スキルであり、今作におけるグラップリングhookの役割を果たす「リーチ(Reach)」が待ち受けており、プレイヤーの探索範囲を大きく広げることとなる。本作は、PS5、Xbox Series X、Xbox Series S、PCをプラットフォームとして、9月24日に発売される予定である。
