順風満帆に見えたシーズンだったが、思わぬアクシデントが立ちふさがった。6月中旬に臀部(でんぶ)の負傷で戦線離脱を余儀なくされた。6月下旬に一度は復帰したものの、わずか2試合に出場しただけで再び故障者リスト入り。長期の離脱を強いられた。
カルペッパーの昇格背景とチームの現状
今季マイナーでの成績と度重なる負傷の克服
7月24日に復帰して以降は、徐々に調子を取り戻している。ジ・アスレチックの報道によると、復帰後の45打数で12安打を記録。さらに8月に入ってからは直近の4試合で17打数7安打、3二塁打、1三塁打と猛烈な勢いで状態を上げ、ついに待望のメジャー昇格を勝ち取った。
守備力の向上と首脳陣からの高い評価
華やかな打撃成績の一方で、カルペッパーは守備面でも大きな進化を遂げている。昨季は華麗なファインプレーを見せる一方で、痛恨の基本ミスが課題視されていた。しかし、プロ入り以降はショートの守備力向上に並々ならぬ執念を燃やしてきた。
TwinsのゼネラルマネージャーであるJeremy Zollは、Kaelenを指名した瞬間から彼は一貫して力強いパフォーマンスを見せてきたと述べ、ショートとしての守備改善という課題に対し、彼が非常に献身的に取り組んでいる点に深く感銘を受けており、本人もさらなる向上への余地があることを理解していると語った。

TwinsのアシスタントGMであるAlex Hassanは、彼がこの課題を非常に真剣に捉えて懸命に取り組んできたとし、それを実現するための身体的能力を十分に備えており、特に肩の強さは驚異的であると評価した。また、守備における多くの優れた特性を持っており、今は可能な限り多くの反復練習をこなし、あらゆる状況を学習しているところだとした。
さらに、単に身体能力に頼るだけでなく、人間性や向上心についても首脳陣からの信頼は厚い。ゼネラルマネージャーのジェレミー・ゾルは、カルペッパーの姿勢について次のように語っている。
今後の展望とロースターの課題
球団はカルペッパーがたとえ最高峰の舞台に適応するのに時間を要したとしても、現状の打線にとっては即座のアップグレードになると期待を寄せている。一方で、現在のツインズは40人枠が満杯の状態にある。60日間の故障者リストに入るべき明らかな候補選手も見当たらないため、カルペッパーを正式に登録するためには、既存の選手をロースターから外すなどの痛みを伴う対応が避けられない見込みだ。