11年ぶりの開催となる「東京湾大華火祭」が2026年10月24日(土)に迫り、豊洲エリアでは大規模な交通規制や施設の休業が相次いで発表されている。完全チケット制が導入される今回の花火大会では、周辺の歩道や公園への一般立ち入りが制限されるほか、各商業施設や飲食店でも特別営業や入場制限の動きが広がっていると、toyosu.tokyoなどが報じた。
東京湾大華火祭の開催概要と豊洲エリアの交通規制
11年ぶりの復活となる東京湾大華火祭は、中央区制80周年および港区政80周年の記念事業として実施される。dメニューニュースなどの報道によると、当日は17時30分から19時まで、東京港晴海ふ頭沖の海上から約12,000発の花火が打ち上げられる予定だ。全席事前予約の完全チケット制となっており、当日の無料観覧席は用意されていない。これに伴い、豊洲エリアでは春海橋公園の遊歩道をはじめ、晴海大橋、豊洲大橋、富士見橋の歩道や車道が通行止めとなる。公園や公共施設も厳しく管理され、豊洲公園や豊洲ぐるり公園は公式鑑賞チケット所持者以外の一切の立ち入りが禁止される。さらに、豊洲シビックセンターや豊洲文化センター、豊洲図書館などは当日の12時以降、駐車場や駐輪場を含めて施設全体が休館となる。
周辺商業施設における特別営業と利用制限の状況
豊洲エリアの商業施設や飲食店では、大会当日に向けた独自の営業体制や入場制限が敷かれている。toyosu.tokyoの調べでは、ららぽーと豊洲は花火鑑賞に特別観覧席チケットが必要(完売済み)となるほか、施設内のドッグランが終日休止され、ららぽーと豊洲3の地下1階出入口が閉鎖される。千客万来足湯庭園や万葉倶楽部の屋上展望足湯庭園も、宿泊者や一部会員を除いて利用が制限される。一方で、三井ガーデンホテル豊洲プレミアのレストラン「THE PENTHAUSE with weekend terrace」や、ワイルドマジック、CITABRIA BAYPARKなどは特別プランやコース料理を提供する。ただし、キラナガーデン豊洲は一般客の利用や予約を受け付けない貸切営業とするなど、店舗によって対応が大きく分かれている。鉄道やシェアサイクルについても対策が講じられており、東京メトロ豊洲駅では花火客向けに2a出口と7番出口のみが利用可能となり、臨時列車による増便ダイヤで運行される。また、ドコモ・バイクシェアは豊洲エリアの晴海通りより西側に位置するポートを終日利用停止にする。

お台場エリアのレストランによる特別ビュッフェプラン
豊洲の対岸に位置するお台場エリアでも、大会の開催に合わせた特別営業の動きがある。PR TIMESの報道によると、イタリアンレストラン「Trattoria Pizzeria LOGiC お台場」は、2026年10月24日に当日限定の特別ビュッフェと飲み放題付きプランを実施する。席種はテラス席、窓際席、フロア席の3種類が用意されており、料金はそれぞれ15,000円、10,000円、8,000円(いずれも税込)となっている。営業時間は16時45分から20時までの完全退店制で、前菜からピッツァ、パスタ、肉料理、ドルチェまで多彩なイタリアンメニューが提供される。さらに、イタリアのスパークリングワインメーカーであるボッテガとのコラボレーション企画も実施され、華やかなゴールドボトルで知られる「BOTTEGA GOLD」のPOP UP販売が行われる予定だ。周辺の交通規制が予定されているため、同店は公共交通機関の利用を呼びかけている。

船上から花火を望むオープンデッキクルーズの直前割
海上から直接花火を観覧する選択肢として、船上クルーズの予約受け付けも進められている。dメニューニュースおよびYahoo!ニュースの報道によると、リバークルーズを運航する東京ウォータウェイズは、屋根のないオープンデッキ船「WATERWAYS Ⅰ」を利用した「花火観覧クルーズ(直前割)」の販売を行っている。通常35,000円のところ、直前割により7,500円引きの27,500円(税込)で提供されており、船は打ち上げ場所に近い晴海ふ頭沿岸の有料観覧エリアEに入ることになっている。乗船は13歳以上が対象で、小学生以下は乗船できない。当日は15時15分に高橋船着場を出航し、17時30分の打ち上げ開始まで船上で待機したのち、20時頃に日本橋船着場へ帰航するスケジュールとなっている。飲み物や食べ物の持ち込みは自由とされているが、雨天でも運航されるためレインコートの持参が必要となるほか、自己都合によるキャンセルの場合は全額がキャンセル料となる条件が付されている。大会当日に向けて、各スポットの予約や規制情報の確認が重要となる。