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コーネル大学、性暴力告発を受けて全フラタニティ寮の社交イベントを停止

コーネル大学のマイケル・コティコフ学長は、学内のフラタニティ寮におけるパーティと社交イベントを年度末まで停止すると発表した。

コーネル大学、性暴力告発を受けて全フラタニティ寮の社交イベントを停止

コーネル大学のマイケル・コティコフ学長は、学内のフラタニティ寮におけるパーティと社交イベントを年度末まで停止すると発表した。.

コーネル大学における性暴力対応と学生組織をめぐる問題は、2024年10月に発生したとされるレイプ疑惑の民事訴訟が9月に提起されたことを受け、全米規模の議論へと発展している。大学側の発表によると、インターフラタニティ・カウンシル(IFC)に加盟するすべてのフラタニティ寮で行われるパーティや社交行事は、2026-2027学年度の残り期間を通してすべて一時停止されることになった。コティコフ学長は10月13日に学内あてに送った書簡の中で、キャンパスの安全性を強化するための取り組みであると述べている。

マイケル・コティコフ学長による社交イベント停止措置とキャンパス安全対策

この事件は、2024年にコーネル大学のフラタニティハウスで、ジェーン・ドゥという仮名で呼ばれる元学生が複数人の男たちから薬物を盛られて集団性的暴行を受けたと訴えた民事訴訟を発端としている。大学側はこの問題に対処するため、オバマ政権時代の副司法長官であり、ドナルド・トランプ大統領の1期目に解任された経歴を持つサリー・イエーツを起用し、学内の性暴力対応に関する独立した調査を行うことを発表した。イエーツは、コーネル大学がポリシーや手順に則り適切に対応していたかどうかなどを検証する。

教職員 and 学生の間で高まる不信感と信頼投票の動き

大学側の対応に対しては、学内から強い疑問や批判の声が上がっている。2026年10月には、およそ300人が参加する教職員評議会の会議が開催され、学内の緊張が高まった。

しかし、労働雇用法教授のリサ・リーベルウィッツらは、学長がジェーン・ドゥの訴訟について直ちに声を上げなかったことや、問題に対する説明責任を果たしていないと厳しく批判した。学長は、Title IX(ジェンダー差別を禁じる連邦法)のオフィスに通報があった時点でコミュニティに向けてメッセージを発信したと述べ、独立したタスクフォースを立ち上げた理由を説明している。

リサ・リーベルウィッツ労働雇用法教授はCBS Newsに対し、「彼は本当に質問に答えず、自分たちが直面している問題について責任も説明責任も本当に取らなかった」と述べた。

教職員評議会では、大学指導部に対する不信任決議案の審議が行われており、10月28日の会議の後に採決が予定されている。

学生自治会の対応とアルコールがもたらす構造적リスク

学生の間でも意見は大きく分かれている。学生自治会(Student Assembly)では、インターフラタニティ・カウンシルの廃止を求める決議案が提出されたが、議論の末に無期限で保留となった。また、メディアによる過熱した取材から学生を守るための決議案も検討されるなど、学内は混乱に見舞われている。

コーネル大学、性暴力告発を受けて全フラタニティ寮の社交イベントを停止
写真:Cornell Chronicle
【コーネル大学で学生ら集会】女子学生“性的暴行”事件めぐり大学対応に不満の声広がる アメリカ
執筆者について: nipponese

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