10月18日に京都競馬場の芝2000メートル(良)で行われた第31回秋華賞(G1)は、単勝1.3倍の1番人気に推されたモンローウォーク(牝3歳、栗東・上村洋行厩舎、父キズナ)が優勝した。勝ちタイムの1分56秒1はコースレコードタイ。デビューからの連勝を5に伸ばし、無敗での牝馬3冠最終戦制覇を成し遂げた。報知新聞社が報じた。
単勝1.3倍の圧倒的1番人気に応え無傷の5連勝
第31回秋華賞は10月18日、京都競馬場の芝2000メートル(良)で17頭によって争われた。単勝1.3倍の圧倒的1番人気に推されたモンローウォーク(牝3歳、栗東・上村洋行厩舎、父キズナ)が勝利を飾った。好スタートから道中は5番手を追走し、直線で満を持して追い出した。2着馬を振り切るのにやや手こずったが、最後は首差抜け出したと報知新聞社は伝えている。
ファインモーション以来となる無敗での秋華賞制覇
モンローウォークはデビューからの連勝を5に伸ばした。無敗での秋華賞制覇は、2002年のファインモーション、2006年のカワカミプリンセス、2020年のデアリングタクトに続く快挙となる。勝ちタイムの1分56秒1は、今年10月3日の3歳上2勝クラスでブレットパスがマークしたタイムと並ぶコースレコードタイを記録した。
骨折の長期離脱を乗り越え大舞台の頂点へ
昨年8月の新潟デビュー戦を3馬身差で逃げ切った同馬は、骨折による長期離脱や美浦から栗東への転厩を経験した。10か月ぶりの復帰戦となった八雲特別を快勝すると、かもめ島特別、ローズSをも圧勝。圧倒的な強さから“令和のファインモーション”と評されて大舞台に臨んでいた。レース前、上村調教師は「みんな何か欠点を探そうとするんやけど…」と話していたが、大一番でも死角のない走りを証明した。
桜花賞馬とオークス馬不在の一戦を制す
今年は7年ぶりに桜花賞馬とオークス馬が不在となった秋華賞だった。ライバルたちを寄せ付けない圧倒的なパフォーマンスで、モンローウォークが世代の頂点に立った。2着には7番人気のギャラボーグ(横山和生騎手)、3着には2番人気のドリームコア(クリストフ・ルメール騎手)が入ったと報知新聞社は伝えている。
鞍上の戸崎圭太騎手が語ったプレッシャーと勝利の能力
優勝騎手の戸崎圭太騎手は、レース後に心境を語った。「たくさんの方に今日は応援されているなというプレッシャーを感じながら、この声援に応えられて、うれしく思っています」と述べた。ゲートの中で少し興奮し始めた面があったため、落ち着いてリズムよく走らせることを一番気をつけていたという。前も流れていたため折り合いは十分につき、リズムよく走ってくれたと振り返っている。
これからの活躍を期待させるG1馬の誕生
戸崎圭太騎手は勝利の直後、「(最後は)ある程度強気で仕掛けることに切り替えました。本当に負けないで、ここまでG1を勝利をするというのは能力があってこそだと思いますので、これからの活躍を、皆さんにご期待いただきたいなと思っております。ベリベリホース!ベリベリユアホース!」と報知新聞社の取材に対して喜びと今後の期待を語った。秋の牝馬頂上決戦を制した無敗の女王の次走や今後の路線に大きな注目が集まる。