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アラモドームの試合前イベントで軍人が天井からの降下中に転落

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アラモドームの試合前イベントで軍人が天井からの降下中に転落

テキサス州サンアントニオのアラモドームで開催されたUTSA(テキサス大学サンアントニオ校)と海軍兵学校(ネイビー)の試合前イベントで、天井の梁(ラフター)付近からロープを使って降下していた軍人が突然加速してフィールドに墜落する事故が発生した。この事故により試合の開始が約10分間遅れ、現地の救急関係者によって病院へと搬送された。現場周辺には緊張が走り、大学やカンファレンス関係者から深い懸念と支援の声明が発表されている。

事故の経緯と現場の対応

事故が起きたのは、UTSAのホームゲームで行われた恒例の軍人および退役軍人称賛イベント(Salute to Armed Forces and Veterans)の開始前である。報道によると、コイントスを控えたフィールドへ向けて4人の軍人が天井付近からラッペリング(下降)を行う予定であった。しかし、降下途中の約半分ほどの地点で、そのうち1人が予想外の速さで急降下し、人工芝のグラウンドへと激しく墜落した。

戦闘服姿で地面に倒れ込んだまま動かない隊員の周囲には、UTSAのスタッフが約10分間にわたって半円状の人垣を作り、医療スタッフが救命処置にあたった。その後、ストレッチャーに載せられてスタジアムのトンネルを通って搬送され、サンアントニオ消防署などが病院への輸送を担当したと伝えられている。目撃者によれば、突発的な事故にスタジアム全体が静まり返り、深刻な空気が漂ったという。

参加部隊の背景と大学・競技団体の反応

UTSAの広報担当者の発表によると、今回の降下チームは第6戦闘訓練飛行隊第2分遣隊(Detachment 2 of the 6th Combat Training Squadron)に所属していた。同部隊は統合基地サンアントニオ・ラクランドのチャップマン訓練別館や、ベックスバーグ郡北部のキャンプ・バリスを拠点とし、空軍向けの戦術航空管制官を育成している。部隊の訓練では高所からのファストロープ降下やヘリコプターからのラッペリング技術などが含まれているが、今回の事故の原因や隊員の健康状態に関する公式な続報は直ちに明らかにされていない。

アラモドームの試合前イベントで軍人が天井からの降下中に転落
写真:Yahoo

UTSAは公式X(旧Twitter)アカウントを通じて、「今夜の試合開始時に発生したインシデントを非常に深く悲しんでいる。影響を受けた兵士とその家族、そして同僚たちに心からの思いと祈りを捧げる」と声明を発表した。また、学内コミュニティの精神的ケアとして、教職員や学生向けのウェルビーイング支援サービスを有効にしている。アメリカン・アスレチック・カンファレンスも同様に声明を出し、両校やアラモドームの管理者、地方自治体と協議の上、関係者へのサポート体制を整えている。

試合の結果

試合自体は約10分間の遅れの後に開始され、激しいシーソーゲームの末にUTSAが38対34で海軍兵学校を下した。この勝利によりUTSAはシーズン成績を6勝1敗(カンファレンス3勝0敗)とし、ネイビーは2勝4敗(カンファレンス1勝3敗)となった。

執筆者について: nipponese

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