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サム・フェンダー、2027年ツアーのチケット価格高騰に異議を唱える

2026年10月下旬、シンガーソングライターのサム・フェンダーが発表した2027年夏のUKスタジアムツアーを巡り、チケットの高価格設定がファンの間で議論を呼んだ。

サム・フェンダー、2027年ツアーのチケット価格高騰に異議を唱える

2026年10月下旬、シンガーソングライターのサム・フェンダーが発表した2027年夏のUKスタジアムツアーを巡り、チケットの高価格設定がファンの間で議論を呼んだ。発売を控え、ロンドンのウェンブリー・スタジアム公演では手数料込みでフロント・スタンディングが130.75ポンド、一般スタンディングが98.75ポンド、指定席が64.75ポンドから130.75ポンドに設定される見通しとなっていた。地元ニューカッスルのホームカミング公演でも、フロント席がない代わりに一般スタンディングが98.60ポンド、指定席が86.50ポンドから112.90ポンドの価格帯となっていた。

サム・フェンダーが2027年ツアーのチケット価格高騰に異議

32歳のアーティストである彼は、自身のSNSを通じてこの状況に声を上げ、価格が想定以上に高騰していることに対して不満を表明した。以前のツアー当時と比較して現在のコストは非常に高くなっており、会場や発券会社が課す手数料についてはコントロールできないと現実を認めつつも、ショーの開催費用に直接関係しない過度な値上げには疑問を呈している。

サム・フェンダーはFaroutmagazineに対し、「この価格には満足していない。変更されることになった。私の想定をはるかに超えて高騰してしまった。値上げはショーの開催費用に関連する分だけに留めるべきだ」と述べた。

フロント・スタンディングの廃止と新しい料金体系

チケット構造に含まれていた前方のプレミアムエリアについて、フェンダーは自身の意図を外れて設定されていたと説明し、こうした分割は自身の公演では実施しないと明言した。

サム・フェンダーはBBCに対し、「UKスタジアムツアーからフロント・スタンディングのチケットを何とか外してもらった。スタンディングチケットを買った人なら誰でも、先頭に行くチャンスを平等に得られる。120ポンドのスタンディングチケットももうない」と語った。

その後、新たな料金体系が適用され、フェンダーのすべての公演(手数料別)において、スタンディングチケットは85ポンドに統一された。また、指定席については95ポンド、75ポンド、55ポンドのいずれかの価格に設定されることになった。

ファンからの称賛と今後の一般発売スケジュール

アーティスト自らが価格引き下げに動き、フロント・スタンディングの区分を撤廃したことに対して、多くのファンやリスナーからは温かい反応が寄せられた。SNS上では、アーティストが自ら行動を起こして価格を適正に抑えることが可能だと証明した姿勢を称える声があがり、「マッハの民」やアーティストの決断を支持するコメントが相次いだ。ほかのミュージシャンにおいても、例えばザラ・ラッサーソンが以前、自身のチケット価格が高すぎるとファンの意見に同調し、将来的に価格をコントロールしたいと語るなど、近年のチケット高騰を巡る議論には様々なアーティストが関心を寄せている。

サム・フェンダー、2027年ツアーのチケット価格高騰に異議を唱える
写真:bangpremier.com
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価格改定を経たチケットの一般発売は、2026年10月30日の午前9時30分に予定されている。それに先立ち、10月26日の午前9時までに4枚目のアルバムを予約したファンを対象とした先行販売が10月28日から実施されることになっており、購入制限は1人につき6枚までと定められている。なお、今回のUK公演全般ではワンダーホースがサポートアクトを務める予定であり、ツアーはロンドン、ダブリン、マンチェスターのほか、ニューカッスルやエディンバラなどの会場を巡る計画となっている。

執筆者について: nipponese

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