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WWE Crown Jewel 2026 リヤド開催へ、TKOが情勢を連日モニタリング

中東情勢の緊迫化が続く中でも、興行を強行する姿勢は揺るがっていない。

WWE Crown Jewel 2026 リヤド開催へ、TKOが情勢を連日モニタリング

中東情勢の緊迫化が続く中でも、興行を強行する姿勢は揺るがっていない。TKOグループ・ホールディングスのCEOを務めるアライ・エマニュエル氏は、FOXニュースの番組に出演し、イベントの現状について言及した。WWE Crown Jewel 2026は現在もリヤドで開催する計画が進められている。

リヤド開催へ向けたTKOの現状判断と連日モニタリング

アライ・エマニュエル氏はFOXニュースに対し、「現時点では、(WWE Crown Jewelに向けて)すべてが予定通り進められています。今週末にはアブダビでUFCの試合があり、11月中旬にはフリーズ・アート・ショーも控えています。そのため、今のところ順調であり、中止になったものは何もありません」と述べた。

エマニュエル氏はさらに、状況を毎日注視しており、必要に応じて代替地を検討する専任チームが稼働していることを明らかにしている。「物事が進まない場合にどこへ移動できるかを含め、チーム全体で取り組んでおり、連日モニタリングを行っている」と同氏は説明した。また、現地ではすでにリヤド・シーズン・スタジアムにおける設営作業やプロダクションの準備が進められているほか、2026年11月7日の開催に向けて公式ポスターの公開や各番組での宣伝も行われている状況だ。

米国務省の退避勧告と現地情勢の緊張

開催地であるサウジアラビアを巡っては、安全保障上の懸念が急速に高まっている。米国務省は、国内への攻撃を受け、非緊急の政府職員とその家族に対して出国を命じる命令を出した。

WWE Crown Jewel 2026 リヤド開催へ、TKOが情勢を連日モニタリング
写真:Sports Illustrated

イエメンを拠点とするフーシ派による空港やインフラを標的としたミサイル・ドローン攻撃が相次ぎ、民間人の死傷者も発生している。10月10日にはリヤドのキング・ハリド国際空港が攻撃を受け、13人が死亡、300人以上が負傷する事態となった。こうした緊迫した状況を背景に、テニスの一連の「Six Kings Slam」など他の大規模スポーツイベントはすでに延期を余儀なくされている。.

莫大な放映権料と興行中止がもたらす巨額の損失

数々の懸念やリスクがささやかれる中、WWEがイベントの移動や延期に踏み切らない背景には、経済的なパートナーシップと莫大な補償問題が存在する。レスリング・オブザーバーの報道によると、もしCrown Jewelが中止された場合、WWEおよびTKOはおよそ7,000万ドルから9,000万ドルの損失を被る可能性が指摘されている。この金額は、四半期売上のほぼ4分の1に匹敵する規模となる。

WWE Crown Jewel 2026 リヤド開催へ、TKOが情勢を連日モニタリング
写真:Yahoo Sports

両者の関係は2018年に締結された10年間の契約に端を発しており、大会開催を通じて収益が生み出されている。モルガン・スタンレーの調査報告によれば、2027年に予定されている「WrestleMania 43」のリヤド開催における契約金は約1.5億ドルにのぼると推計されており、今回のイベントを強行することは将来の収益基盤を守る上でも重要な意味を持っている。.

現地での準備状況と揺れる内部の葛藤

外部からの懸念や警告がある一方で、団体側は予定通りのカード発表と興行の推進を続けている。現時点で発表されている対戦カードには、ローマン・レインズ対サミ・ゼインによる王者対決が含まれている。また、もう一つのカードとして、リヴ・モーガン対チェルシー・グリーンによる王座戦も決定している。

WWE Crown Jewel 2026は中止か?リヤドの治安懸念!WWEニュース

しかし、こうした強行的なスケジュール進行に対しては、内部からも不安の声が漏れ伝わっている。WRKDレスリングの報道やデイブ・メルツァー氏の指摘によると、現地への渡航や参加に反対・懸念を示すタレントやスタッフが存在しており、会社側はこうした従業員の動きに対して不快感を示していると伝えられている。

執筆者について: nipponese

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