トータル・ノンストップ・アクション・レスリング(TNA)がフロリダ州タンパのユングリング・センターで開催した年間最大のビッグイベント「バウンド・フォー・グローリー(Bound for Glory)」では、数々の王座戦や歴史的な瞬間が生まれました。
レオン・スレーターがニック・ネメスを破り史上最年少のTNA世界王者に輝いたメインイベント
試合前にはバックステージでネメスの発言を振り返り、「最年少王者」としての誇りを示していました。
レオン・スレーターはTNAに対し、「なぜなら、あと数日後のBound for Gloryで俺がとうあんたを叩きのめしてそのタイトルを奪ったとき、なぜ俺が『ザ・ヤングスト・イン・チャージ』と呼ばれるのか、あんたには骨身に沁みて分かるはずだからだ」と述べました。
オプションCの行使とタイトル戦への道のり
今回の歴史的な一戦は、レオン・スレーターが保持していたXディビジョン王座を返上して世界挑戦権を得る「オプションC」を行使したことから実現しました。
スレーターは以前より団体の若きエースとして頭角を現しており、悲願のトップ王座獲得に向けて挑戦の機会を掴み取りました。一方のニック・ネメスにとっても防衛に向けた重要な一戦でしたが、若き挑戦者の勢いを止めることはできませんでした。
また、スレーターが王座を返上したことで空位となったXディビジョン王座を巡り、大会では代わりの争奪戦が組まれることになりました。
アメイジング・レッドの戴冠とホール・オブ・フェーム表彰式
大会のプレショーでは、TNAホール・オブ・フェームの殿堂入り式典が執り行われ、ODB、コナン、そしてアメイジング・レッドの3名が新たに殿堂入りを果たしました。コナンは欠席となったものの、クルーズ・モンタナが代理で賞を受け取りました。
さらに、殿堂入りセレモニーの最中には、Xディビジョン王座をかけた6WAYスクランブルマッチが急遽アメイジング・レッドの参戦により7WAYスクランブルマッチへと変更されることがアナウンスされました。試合にはアメイジング・レッドのほか、リッチ・スワン、ライアン・ネメス、セドリック・アレクサンダー、ファビアン・アイヒナー、KC・ナヴァロ、BDEが出場しました。激しいハイフライヤー同士の攻防の末、アメイジング・レッドがナヴァロからピンフォールを奪い、見事新Xディビジョン王者に輝きました。試合後には、フランキー・カザリアンが花道でレッドの健闘を称え、言葉を交わす場面も見られました。
インディ・ハートウェルとフランキー・カザリアンが掴んだそれぞれの成果
恒例の20人参加による「コール・ユア・ショット・ガントレット(Call Your Shot Gauntlet)」では、トレイ・ミゲルやエイブリー・スタイルズ、ベア・ブロンソンをはじめとする多数の選手がしのぎを削りました。激戦を制したのはフランキー・カザリアンであり、試合後には獲得したトロフィーを掲げて喜びを爆発させました。カザリアンは、この権利をエイブリー・スタイルズをパートナーにしたタッグ王座挑戦権として行使する計画を明らかにしています。

タッグ戦線とインターナショナル王座の行方
タッグ戦線においても激しいタイトルマッチが繰り広げられました。ノックアウツ世界タッグ王座戦では、王者のアリー&キーラ・ホーガン組に対し、シェイナ・バズラー&ゾイ・セラノ組が挑戦しました。試合はチャレンジャー組がホーガンの足を徹底的に攻め立てる老練な試合運びを見せ、最後はバズラーとセラノが勝利して新王座に輝きました。


また、TNAインターナショナル王座をかけたオーダー4WAYマッチでは、王者ムスタファ・アリに対し、ジェイソン・ホットチ、ジョン・スキラー、スペシャル・エージェント・ゼロが挑みました。試合終盤にアリがホットチに対して450スプラッシュを放ったものの、ホットチが巧みに丸め込んで逆転のピンフォール勝ちを収め、王座返り咲きを果たしました。リング上では家族とともに勝利を分かち合う感動的なシーンとなりました。
| 試合・イベント名 | 勝者 / 結果 |
|---|---|
| TNA世界王座戦 | レオン・スレーター(勝利・王座獲得) |
| TNA Xディビジョン王座戦(7way) | アメイジング・レッド(勝利・王座獲得) |
| TNAノックアウツ王座戦 | インディ・ハートウェル(勝利・王座獲得) |
| Call Your Shot Gauntlet | フランキー・カザリアン(優勝) |
| TNAインターナショナル王座戦 | ジェイソン・ホットチ(勝利・王座獲得) |