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SpaceXが米国宇宙軍の機密ミッション「USSF-153」を成功させFalcon 9を回収

SpaceXは2026年9月10日、カリフォルニア州のヴァンデンバーグ宇宙軍基地から米国宇宙軍(USSF)の機密ミッション「USSF-153」を成功させました。Falcon 9ロケットを使用し、低軌道へ機密ペイロードを投入。第1段ブースターはドローンシップへの垂直着陸に成功しています。 今回の打ち上げに使用されたのは、テール番号B1081のFalcon…

SpaceXが米国宇宙軍の機密ミッション「USSF-153」を成功させFalcon 9を回収

SpaceXは2026年9月10日、カリフォルニア州のヴァンデンバーグ宇宙軍基地から米国宇宙軍(USSF)の機密ミッション「USSF-153」を成功させました。Falcon 9ロケットを使用し、低軌道へ機密ペイロードを投入。第1段ブースターはドローンシップへの垂直着陸に成功しています。

第1段ブースターB1081の回収と運用実績

今回の打ち上げに使用されたのは、テール番号B1081のFalcon 9第1段ブースターです。離陸から9分足らずで大気圏に再突入し、グリッドフィンによる制御を経て、カリフォルニア州沖に待機していたドローンシップ「Of Course I Still Love You」への垂直着陸に成功しました。このドローンシップはロングビーチ港で運用されており、太平洋に配置されています。space-offshore.comによると、この船名はイアン・M・バンクス(Iain M. Banks)のSF小説に登場する宇宙船にちなんで名付けられました。

B1081にとって、今回の打ち上げは27回目となります。これまでの運用実績には、NASA向けに4ミッション、国家偵察局(NRO)、欧州宇宙機関(ESA)、ライドシェア顧客向けにそれぞれ2ミッション、そして16回にわたるStarlink衛星の打ち上げが含まれています。また、ドローンシップ「Of Course I Still Love You」への着陸は、この船にとって224回目、Falconブースター全体では660回目となります。

ミッションの経過と詳細

打ち上げは、SpaceXがリースしているヴァンデンバーグ宇宙軍基地のスペース・ローンチ・コンプレックス4-East(SLC-4E)から、太平洋標準時(PT)午前8時42分に予定通りに行われました。ロケットは9基のマーリン・クラス・エンジンを点火し、南東方向の軌道で飛行しました。

飛行開始から3分足らずで、45フィートの第2段(アッパーステージ)が第1段ブースターから分離し、単一のマーリン・エンジンを使用して宇宙空間を飛行しました。同時に、ペイロードを保護していたフェアリングも分離し、回収のために地球へ帰還しました。SpaceXは宇宙軍との合意に基づき、アッパーステージが軌道上を飛行する様子を放送しないこととなっており、ペイロードの展開前にライブ配信を終了しました。

国家安全保障ミッションの背景

USSF-153は、SpaceXが今年実施した国家安全保障関連ペイロードの打ち上げで5回目となります。2026年のこれまでのミッションは以下の通りです:

  • 1月16日:NROL-105
  • 5月11日:NROL-172
  • 7月16日:宇宙開発庁(Space Development Agency)のThird Tranche 1 Mission
  • 8月15日:USSF-366

Space Systems Commandによれば、直近のUSSF-366は「National Security Space Launch (NSSL) Phase 3 Lane 1」契約の一環として調達されました。なお、USSF-366については打ち上げ前後ともに詳細な情報は提供されていません。

今後の施設計画

SpaceXは、南カリフォルニアに2つ目の打ち上げサイトを確保するため、ヴァンデンバーグ宇宙軍基地の新しいコンプレックスを計画しています。6月16日には爆薬を用いてスペース・ローンチ・コンプレックス-6(SLC-6)の数十年前のインフラを解体する制御爆破が行われました。この整備された施設は、Falcon Heavyの打ち上げに向けてアップグレードされる予定です。

LIVE: SpaceX Launches Classified U.S. Space Force Mission From California | AI15
執筆者について: nipponese

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