iOS 27を搭載したiPhone 18 ProやiPhone 17 Proにおいて、インカメラ使用時に限りシャッター音を消音できる現象が確認された。消音モードへの設定に加え、撮影時に端末へ視線を向けるという特定の条件が必要となる。ITmediaが伝えた。
iOS 27で実現したインカメラの消音機能
これまで日本国内で販売されるiPhoneの純正カメラアプリは、マナーモードであっても撮影時に大きなシャッター音が鳴る仕様だった。しかし、最新のiOS 27へアップデートした一部のiPhoneにおいて、この挙動に変化が生じている。インカメラを用いた撮影時、端末を消音モードに設定し、かつユーザーの目線がカメラにしっかりと向いている場合にのみ、シャッター音が鳴らなくなることが判明した。この判定は厳格であり、視線がわずかでも外れたり、消音モードを解除したりすると、通常通り電子音が鳴る仕組みとなっている。
特定モデルに限定された挙動
この消音機能は、すべてのiPhoneで利用できるわけではない。検証によると、iPhone 18 Proだけでなく、前世代のiPhone 17 Proでも再現が可能だった。一方で、iPhone Airを用いた検証では、インカメラに視線を合わせてもシャッター音は消えなかった。このことから、OS共通の標準機能ではなく、特定のモデルが備えるハードウェアや視線認識処理に依存した挙動である可能性がある。現時点では、Appleからこの仕様に関する公式なアナウンスは行われていない。
公式サポート情報の現状と制約
Appleの公式サポートページには、iOS 27に関する記述が追加されているものの、内容は従来の音量調節やサイレントスイッチの解説にとどまる。そこには「一部の国や地域では、シャッター音を消音できません」という注記があるものの、インカメラ撮影時の特定の挙動については一切触れられていない。そのため、今回の消音現象が意図的な新機能なのか、あるいは予期せぬ不具合なのかは不透明なままだ。公式な情報がない以上、今後のOSアップデートによってこの挙動が修正され、使用できなくなる可能性も否定できない。
日本におけるシャッター音の慣例
日本でスマートフォンにシャッター音が強制される背景には、2000年に発売されたカメラ付き携帯電話「J-SH04」までさかのぼる歴史がある。これは法律や条例による規制ではなく、通信キャリアや端末メーカー間の自主規制として20年以上続いてきた慣例だ。世界的に見てもマナーモードでシャッター音を強制する国は日本と韓国程度であり、SNS上では静穏な環境での撮影時に音を消したいというユーザーからの不満が根強い。
- 検証で確認された条件:
- OSのバージョンがiOS 27以降であること
- 端末本体を消音モードに設定していること
- インカメラを使用すること
- 撮影時にユーザーの目線がカメラへ向いていること
市場における無音カメラアプリの存在
多くのユーザーがシャッター音の消音を望む一方で、App StoreやGoogle Playでは無音カメラアプリが広く流通している。中には1000万回以上ダウンロードされているアプリも存在し、シャッター音を消したいユーザーはこれらを容易に利用できる。標準カメラでの強制的なシャッター音は、不適切な撮影行為を防止するという当初の目的を十分に果たせていないとの指摘も多い。
今回のインカメラでの消音現象は、公式な案内がない以上、過信は禁物である。Appleが将来的にこの挙動を仕様として認めるのか、あるいはアップデートで封じるのかは現時点で不明だ。iPhone 18 ProやiPhone 17 Proのユーザーは、あくまで現行のOS環境下での一時的な挙動である可能性を念頭に置く必要がある。