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米原子力空母「セオドア・ルーズベルト」が横須賀に初寄港 日米演習参加へ

米海軍の原子力空母「セオドア・ルーズベルト」が16日、横須賀基地(神奈川県横須賀市)に初寄港した。同基地を母港としない空母の寄港は2022年5月以来となる。乗組員の休養と燃料補給が目的で、19日から始まる日米共同統合演習「キーン・ソード」への参加を控えている。 原子力空母「セオドア・ルーズベルト」の初寄港 米海軍の原子力空母「セオドア・ルーズベルト」が16日午前、横須賀市の米海軍横須賀基地に入港した。神奈川新聞社によると、今回の寄港は同艦にとって横須賀初となる。同基地を母港としない原子力空母の寄港は、2022年5月の「エーブラハム・リンカーン」以来の出来事だ。ルーズベルトは9月24日に母港の米サンディエゴを出港しており、今回の寄港目的について米海軍司令部は、乗組員の休養および燃料の補給であると説明している。乗組員には基地からの外出も許可されている。 日米共同統合演習「キーン・ソード」への参加 米海軍司令部によると、ルーズベルトは19日から29日まで実施される日米共同統合演習「キーン・ソード」に参加する予定であり、寄港は短期間にとどまる見通しだ。防衛省統合幕僚監部によれば、キーン・ソードは2年に1度行われる自衛隊と米軍による最大規模の演習である。日本への武力攻撃を想定し、日本国内各地や周辺の洋上、空域で部隊を動かす実動演習を行う。神奈川新聞社は、同艦が演習後に中東へ派遣されるとの観測を報じており、現在中東で展開中の「ジョージ・ワシントン」と交代する見通しが強まっている。 市民団体による抗議と監視活動 空母の入港に対し、地元では市民団体による抗議活動が行われた。「原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会」や「ヨコスカ平和船団」のメンバーらは、基地周辺で監視や抗議の声を上げた。神奈川新聞社によると、ヨコスカ平和船団は2隻のボートを出し、海上から「監視中」と記したプラカードを掲げた。うみかぜ公園では「横須賀からイランに行くな」といったシュプレヒコールが上がった。同船団の新倉裕史さんは「横須賀が軍事的行為のために利用されることは許せない」と述べ、寄港の常態化に対する懸念を訴えた。 通算1105回目の原子力艦船寄港 今回の寄港により、横須賀基地への原子力艦船の寄港は通算1105回目、今年に入ってからは11回目となった。基地周辺には、入港する空母を撮影しようと多くのミリタリーファンが集まった。神奈川新聞社は、飛行甲板に艦載機を並べた状態でタグボートにえい航される同艦の様子を伝えている。これまでの原子力空母の寄港実績と比較しても、今回のルーズベルトの寄港は中東情勢を背景とした運用の一環と位置付けられており、演習終了後の動向が注目される。 【米原子力空母の韓国寄港などで…】北朝鮮国防相が“対抗措置示唆” ルーズベルトの寄港日や目的、キーン・ソードの実施期間、原子力艦船としての通算寄港回数などの事実関係が確認されている。 ルーズベルトはキーン・ソード終了後、速やかに中東方面へ向かう公算が大きい。米主要メディアの報道通りに中東展開が実施されれば、横須賀を拠点とするジョージ・ワシントンとの交代が現実味を帯びる。今回の寄港は、同艦にとっての補給拠点としての役割と、日本周辺における抑止力強化という二つの側面を併せ持つ形となった。今後、中東情勢と連動した米海軍の艦隊運用が、横須賀基地の役割にどのような影響を及ぼしていくのか、引き続き注視される。

米原子力空母「セオドア・ルーズベルト」が横須賀に初寄港 日米演習参加へ

米海軍の原子力空母「セオドア・ルーズベルト」が16日、横須賀基地(神奈川県横須賀市)に初寄港した。同基地を母港としない空母の寄港は2022年5月以来となる。乗組員の休養と燃料補給が目的で、19日から始まる日米共同統合演習「キーン・ソード」への参加を控えている。

原子力空母「セオドア・ルーズベルト」の初寄港

米海軍の原子力空母「セオドア・ルーズベルト」が16日午前、横須賀市の米海軍横須賀基地に入港した。神奈川新聞社によると、今回の寄港は同艦にとって横須賀初となる。同基地を母港としない原子力空母の寄港は、2022年5月の「エーブラハム・リンカーン」以来の出来事だ。ルーズベルトは9月24日に母港の米サンディエゴを出港しており、今回の寄港目的について米海軍司令部は、乗組員の休養および燃料の補給であると説明している。乗組員には基地からの外出も許可されている。

日米共同統合演習「キーン・ソード」への参加

米海軍司令部によると、ルーズベルトは19日から29日まで実施される日米共同統合演習「キーン・ソード」に参加する予定であり、寄港は短期間にとどまる見通しだ。防衛省統合幕僚監部によれば、キーン・ソードは2年に1度行われる自衛隊と米軍による最大規模の演習である。日本への武力攻撃を想定し、日本国内各地や周辺の洋上、空域で部隊を動かす実動演習を行う。神奈川新聞社は、同艦が演習後に中東へ派遣されるとの観測を報じており、現在中東で展開中の「ジョージ・ワシントン」と交代する見通しが強まっている。

市民団体による抗議と監視活動

空母の入港に対し、地元では市民団体による抗議活動が行われた。「原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会」や「ヨコスカ平和船団」のメンバーらは、基地周辺で監視や抗議の声を上げた。神奈川新聞社によると、ヨコスカ平和船団は2隻のボートを出し、海上から「監視中」と記したプラカードを掲げた。うみかぜ公園では「横須賀からイランに行くな」といったシュプレヒコールが上がった。同船団の新倉裕史さんは「横須賀が軍事的行為のために利用されることは許せない」と述べ、寄港の常態化に対する懸念を訴えた。

通算1105回目の原子力艦船寄港

今回の寄港により、横須賀基地への原子力艦船の寄港は通算1105回目、今年に入ってからは11回目となった。基地周辺には、入港する空母を撮影しようと多くのミリタリーファンが集まった。神奈川新聞社は、飛行甲板に艦載機を並べた状態でタグボートにえい航される同艦の様子を伝えている。これまでの原子力空母の寄港実績と比較しても、今回のルーズベルトの寄港は中東情勢を背景とした運用の一環と位置付けられており、演習終了後の動向が注目される。

【米原子力空母の韓国寄港などで…】北朝鮮国防相が“対抗措置示唆”

ルーズベルトの寄港日や目的、キーン・ソードの実施期間、原子力艦船としての通算寄港回数などの事実関係が確認されている。

ルーズベルトはキーン・ソード終了後、速やかに中東方面へ向かう公算が大きい。米主要メディアの報道通りに中東展開が実施されれば、横須賀を拠点とするジョージ・ワシントンとの交代が現実味を帯びる。今回の寄港は、同艦にとっての補給拠点としての役割と、日本周辺における抑止力強化という二つの側面を併せ持つ形となった。今後、中東情勢と連動した米海軍の艦隊運用が、横須賀基地の役割にどのような影響を及ぼしていくのか、引き続き注視される。

執筆者について: nipponese

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