HBOの人気ドラマシリーズ『Girls/ガールズ』が、5話限定の復活版として戻ってくることが明らかになった。クリエイター兼主演のレナ・ダナムをはじめとする主要キャストが再集結し、2027年の撮影開始に向けて動き出している。
レナ・ダナムら主要キャストと製作陣の再集結
2012年から2017年にかけて放送された『Girls/ガールズ』は、ニューヨークで暮らす若者たちのリアルな日常や葛藤を描き、社会的にも大きな議論を呼んだ。シリーズの終了から約10年を経て、HBOおよびワーナー・Bros. TVのもとで全5話の限定シリーズとして復活することが決定した。
オリジナル版の主要キャストであるレナ・ダナム(ハンナ・ホーヴァス役)、アリソン・ウィリアムズ(マーニー・マイケルズ役)、ジェミマ・カーク(ジェッサ・ヨハンソン役)、ゾーシャ・マメット(ショシャナ・シャピロ役)、そしてアンドリュー・ラネルズ(イライジャ・クランツ役)の全員が再び役を演じることになっている。製作陣においても、オリジナル版を手掛けたジャド・アパトウが再びエグゼクティブ・プロデューサーとして参加する。
また、ダナムの制作会社「グッド・シング・ゴイング」のマイケル・P・コーエンや、アイリーン・S・ランドレスらも名を連ねており、復帰するキャスト陣の多くも共同エグゼクティブ・プロデューサーを兼任する体制となっている。
40歳を迎えたキャラクターたちが描かれる理由
今回の復活版は、これまでの20代の混沌とした日常から、40歳という新たな節目を迎えたキャラクターたちの現在地に焦点を当てる。ダナムはシャワーを浴びている最中にキャラクターたちが語りかけてきたことが、今回の復活のきっかけだったと明かしている。
レナ・ダナムは声明で、「どうしても描きたい具体的なストーリーがある場合にのみ、『Girls/ガールズ』に復帰すると私たちはいつも言っていました」と述べ、「私はこれらのキャラクターを恋しく思っていましたが、長い間、現代における彼女たちの姿をなかなか想像できずにいました。それが、ちょうど私の40歳の誕生日の頃、彼女たちがシャワーの中で私に語りかけてきたのです。そしてご記憶の通り、この5人組が話し始めると、それを止めるのはなかなか大変なのです…」とYahooを通じて語った。

ダナム自身も今年5月に40歳を迎えており、年齢を重ねたからこその視点や、かつての仲間たちと再び仕事を共にする喜びについて言及している。また、HBOコメディプログラミングの責任者を務めるエイミー・グラヴィットも、彼女たちが年齢を重ねた姿を描くことに対する期待感をコメントとして寄せている。
HBOコメディプログラミングヘッドのエイミー・グラヴィットは、「レナが20代の混乱から40歳を迎えるという節目へと視線を向けてくれることに、私たちは非常に興奮しています」と述べ、「ハンナ、マーニー、ショシャナ、ジェッサ、イライジャと最後に会ってから世界が変化したと言うのは控えめな表現にすぎませんが、新旧のファンが彼女たちの成長を見て喜び、大昔に私たちが知っていた『ガールズ』のままであることに安心してくれると私たちは確信しています」と語った。
2027年の撮影開始と今後のスケジュール
全5話となる限定シリーズの撮影は2027年に開始される予定であり、現時点でHBO側からの具体的な配信開始日やタイトルの発表はなされていない。

オリジナル版は2012年から2017年にかけて全6シーズンが放送され、エミー賞で19部門にノミネートされ、キャスティング賞など2部門を受賞している。