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ラッセル・ブランドの性犯罪裁判がロンドンで開始、検察側は冷徹さと計算高さを主張

2026年10月14日、ロンドンのサザーク刑事法院で、俳優兼コメディアンのラッセル・ブランドに対する歴史的性犯罪を巡る裁判が開始された。

ラッセル・ブランドの性犯罪裁判がロンドンで開始、検察側は冷徹さと計算高さを主張

2026年10月14日、ロンドンのサザーク刑事法院で、俳優兼コメディアンのラッセル・ブランドに対する歴史的性犯罪を巡る裁判が開始された。検察側は冒頭陳述で、被告が10年間にわたり6人の女性に対して冷徹な性犯罪を行っていたと主張し、被告側は無罪を主張して争う姿勢を示している。

サザーク刑事法院での公判開始と検察側の主張

ロンドンのサザーク刑事法院で10月14日、俳優兼コメディアンとして知られるラッセル・ブランドの刑事裁判が本格的に始まった。起訴されている罪状は、1999年から2009年までの間に発生したとされる3件の強姦、3件の性的暴行、そして1件のわいせつ襲撃の合計7件におよぶ。被害者は互いに面識のない6人の女性とされる。

裁判の冒頭陳述に立った検察官のRiel Karmy-Jones(Riel Karmy-Jones KC)は、51歳の被告について、自身の性的欲求を満たすためには手段を選ばず、女性を単なる目的のための道具とみなしていたと厳しく非難した。検察側は、被告が「計算高く、冷徹で、操作的」であり、「性的捕食者」であったと主張している。また、被告の知人がかつて被告から「生涯で5000人の女性と寝たい」と自慢げに語られたことがあったと証言したことも明らかにされた。

公判の開始にあたり、Joel Bennathan判事は陪審員候補らに対し、過去のメディア報道やドキュメンタリー番組に左右されず、法廷で提示される証拠のみに基づいて判断するよう厳重に注意を促した。裁判の審理はおよそ6週間から最長で12月11日までかかる見込みとなっている。

各被害事例と事件を巡る時系列の背景

検察側は、およそ10年間にわたる各被害の具体的な状況を法廷で詳述した。最も古いとされる1999年の事件では、労働党の年次党大会が開かれていた英南部ボーンマスのホテルの一室で、当時新進気鋭のスタンドアップコメディアンだった被告が女性を強姦したとされる。

その後も被害の訴えは続き、2001年にはオフィスのビル内で女性を男性用トイレに引きずり込もうとしたほか、2004年にはロンドンのバーのトイレで別の女性に対して強制的にオーラルセックスに及んだとされる。被害を訴えた女性の一人は、当時被告から抵抗をやめるよう求められ、拒否すると冷笑されたと証言している。また、2004年から2005年にかけてはラジオ局の職場環境に関連する事件も起訴内容に含まれている。

法廷外での被告の姿勢と今後の審理日程

裁判所への出頭に際し、ダークスーツにストライプのシャツ、白いネクタイを着用した被告は、9年連れ添った妻のラウラ・ギャラッシャー(Laura Gallacher)の手を握りながら到着した。到着時の報道陣の取材に対して被告は、「祝福されていると感じている」と述べた。

ラッセル・ブランドの性犯罪裁判がロンドンで開始、検察側は冷徹さと計算高さを主張
写真:The Globe and Mail

ラッセル・ブランドは「もちろん懸念はしているが、この司法手続きが関係者全員にとって良い結果につながることを期待し、希望を持っている。それが私の祈りだ」と述べた。

被告は起訴されたすべての罪状について無罪を主張しており、これまでの動画配信などでも容疑を強く否認してきた。裁判は今後およそ6週間にわたって続けられる見通しであり、場合によっては12月11日まで審理が長引く可能性が指摘されている。英国の法律では性犯罪の被害者の身元は生涯にわたって匿名性が厳しく保護されており、メディアによる実名の報道は禁止されている。

ラッセル・ブランド、性的暴行疑惑の裁判開始でロンドン裁判所に出廷 | AC1W
執筆者について: nipponese

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