Amazonの「Prime Big Deal Days(10月プライムデー)」開催を控え、Apple製品の早期セールが各小売店で活発化している。今年6月の価格改定によりApple製品全体の価格が上昇する中、今回のセールはユーザーにとって貴重な買い時の機会となっている。
AirPods Pro 3の異例の値下げと価格競争
Amazonでは、フラッグシップモデルである「AirPods Pro 3」が、通常価格249ドルから70ドル(約28%)引きの179ドルで販売されている。この価格は、今年の夏に開催されたプライムデー以来の最安値水準であり、190ドルを下回るのはそれ以来のこととなる。ZDNETのオーディオエディターであるJada氏によれば、AirPods Pro 3は「トップクラスのノイズキャンセリング」を備えており、同社の製品ラインナップの中でも最も完成度の高いイヤホンとして評価されている。
今回の値下げは、10月6日から開始されるAmazonの公式セールに先駆けた動きであり、WalmartやBest Buy、Targetといった他社小売店も追随する形で価格競争を繰り広げている。また、新たに発売された「AirPods 5」との比較も注目点となっている。AirPods 5はノイズキャンセリング搭載モデルが129ドル、ワイヤレス充電ケース付きモデルが149.99ドルで提供されているが、Proモデルとの価格差がわずか30ドル程度に縮まったことで、より多機能なProモデルを選択する合理性が高まっている。

ZDNETのオーディオエディターであるJada氏は、「AirPods Pro 3はトップクラスのノイズキャンセリングのおかげで、私たちの気に入りのAirPodsです」と述べている。
AirPods Pro 3には、心拍数センシング機能や「Live Translation(リアルタイム翻訳)」、iOS 27のアップデートで追加されたカスタムEQ調整機能など、日常の利便性を高める機能が多数搭載されている。特に心拍数測定機能は、Apple Watchを所有していないユーザーにとっても魅力的な代替機能となっている。
M5搭載MacBook Airの200ドル割引
PC部門では、Appleの最新チップ「M5」を搭載したMacBook Airが、13インチモデル、15インチモデル共に200ドルの大幅割引となっている。この価格改定は、AI需要の拡大に伴うコスト増を背景にAppleが実施した値上げの直後であるため、CNETのノートPC担当であるMatt Elliott氏は「今回の200ドルの値引きは、本来の価格差を完全に埋めるものではないものの、非常に意義のある割引」と指摘している。
性能面では、M5チップはGeekbench 6およびCinebench 2024のテストにおいて、前世代のM4モデルをシングル・マルチコア双方で上回るパフォーマンスを記録している。また、14.2インチのmini-LEDディスプレイやHDMIポート、SDカードリーダーを備えた「M5 MacBook Pro」についても、一部で15%から500ドルの大幅な値下げが確認されている。これらは、仕事や学習で高負荷なタスクをこなすユーザーにとって、現在のセール期間中で最も注目すべき選択肢となっている。

ウェアラブルとスマートホームの動向
Apple Watchシリーズについても、最新の「Apple Watch Series 12」が初めてセール対象となっているほか、Apple Watch Ultra 4が799ドルから699.99ドルへ、Apple Watch SE 3も199ドルからの価格設定で販売されている。また、Belkin製の25W MagSafe充電ステーションや、スマートホームブランドの「ecobee」および「Eve」製品も、Amazonのセール価格として販売が開始されている。特にecobeeの「Comfort and Security Bundle」は、通常340ドルのところ245ドルで提供されるなど、スマートホーム環境を構築したいユーザーにとって好条件が揃っている。