クレムリンは、クルスク地域への侵攻の規模を軽視し、国内でのパニックや否定的な反応を防ぐために、戒厳令ではなく対テロ作戦を宣言することにした可能性が高い。これは、戦争研究研究所の最新の報告書で述べられている。 (ISW)。
ロシア当局も、この状況に対応してより過激な措置を取ることに消極的な姿勢を示している。
ロシアの野党系メディア「ヴェルストカ」は、ロシア連邦議会の国防委員会に近い情報筋が、ロシア大統領府がロシアの国会議員と上院議員に対し、クルスク地域での出来事について「特別な指示があるまで」コメントしないか、できるだけ簡潔に話し、公式声明のみに言及するよう助言したと語ったと報じた。
ロシアの軍事ブロガーは、クレムリンがウクライナに対して正式に宣戦布告すべきだと提言し、対テロ作戦ではなく戒厳令を宣言しなかったことを批判した。
戒厳令を宣言すれば、ロシア当局は集会やデモの禁止、夜間外出禁止令の発令、軍の防衛生産の組織化など、より過激な措置を取ることができただろう。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、戒厳令の正式な宣言を控え、ロシア社会を全面的に軍政下に置くことへの抵抗を繰り返し示し、政権の安定を脅かす可能性のある内部不満を防ぐための総動員の宣言を拒否している。
プーチン大統領は、ロシアの国内安定とクレムリン政権を脅かす危機の際に、アレクサンドル・ボルトニコフ(ロシア連邦保安庁長官)を対テロ作戦の指揮官に任命した可能性が高い。ボルトニコフは、これまでもロシア国内の安定とクレムリン政権を脅かす危機の際に、有能な指導者であることを証明してきた。
ISWのアナリストは、ボルトニコフ氏率いるFSBによる対テロ作戦の複雑な管理が、ウクライナ作戦に対するロシアの対応の有効性を低下させる可能性があると考えている。
また、軍事アナリストらは、ウクライナの最前線地域から追加の徴兵兵と戦闘準備の整った人員が到着したことで、ロシア軍はクルスク地域でより適切に自衛している点を強調している。
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#クレムリンはクルスク地域での出来事の規模を軽視している
2024-08-11 06:56:43