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2026年ノーベル物理学賞をフランシス・ハルゼン教授が受賞、ニュートリノ観測への貢献が評価

2026年のノーベル物理学賞が、南極の氷底に設置された巨大な望遠鏡の構想を通じて宇宙の極微粒子を捉える道を開いたフランシス・ハルゼン教授に授与された。…

2026年ノーベル物理学賞をフランシス・ハルゼン教授が受賞、ニュートリノ観測への貢献が評価

2026年のノーベル物理学賞が、南極の氷底に設置された巨大な望遠鏡の構想を通じて宇宙の極微粒子を捉える道を開いたフランシス・ハルゼン教授に授与された。

ニュートリノは質量が極めて小さく、地球や人間の体を何食わぬ顔で突き抜けていく「ゴースト粒子」として知られる。ハルゼン教授は1980年代後半に、地球上で再現不可能な超高エネルギー粒子を放つ宇宙の天然加速器を観測するため、南極の厚い氷を利用するアイデアを提唱した。

南極の氷を巨大な検出器に変えた独創的な着想

委員会の説明によると、遠方から飛来した高エネルギーニュートリノが稀に氷中の原子核と衝突すると、センサーが捉える微小な光の閃光が発生する。このデータを解析することで、科学者たちはニュートリノが持つエネルギーと飛来方向を特定できる。

2026年ノーベル物理学賞をフランシス・ハルゼン教授が受賞、ニュートリノ観測への貢献が評価
写真:koreatimes.co.kr

スウェーデン・ストックホルムのスウェーデン王立科学アカデミーで開かれた発表会において、エレン・モーンズ事務局長が今年の受賞者を発表した。授賞式で授与される賞金は1200万スウェーデン・クローナとなる。

ノーベル物理学委員会で委員長を務めるマーク・ペアーシュは、「フランシス・ハルゼンは、私たちに素晴らしい観測機器をもたらしてくれた国際的な研究者・技術者チームを率いてきた」と述べ、その不屈の探究心と科学的ビジョンが新たな天文学の扉を開いたと評価した。

【速報ライブ】ノーベル物理学賞 発表会見|米のフランシス・ハルツェン教授 素粒子ニュートリノの研究 /Nobel Prize【LIVE】(2026年10月5日) ANN/テレ朝

アイスキューブニュートリノ観測所の建設は世界中から400人以上の科学者が参加し、2011年に完了した。そのわずか数年後、太陽系のはるか彼方から飛来した高エネルギーニュートリノをとらえたことを観測所チームが発表した。

アイスキューブは史上初めてギガトン規模に達したニュートリノ検出器であり、宇宙で最も激しい天体現象から生じるニュートリノを観測することを主たる目的として設計された。

2026年ノーベル物理学賞をフランシス・ハルゼン教授が受賞、ニュートリノ観測への貢献が評価
写真:scientificamerican.com

世界中の研究者と受賞を受けた本人の反応

イタリア滞在中に電話で受賞を知らされたハルゼン教授は、思いがけない知らせに驚きを隠さなかった。

受賞者はベルギーのティーネンで1944年に生まれ、ベルギーのルーヴァン・カトリック大学で1969年に博士号を取得した。現在はアメリカのウィスコンシン大学マディソン校で物理学の教授を務め、南極のアイスキューブニュートリノ観測所で主任研究者を務めている。

物理学賞が単独の個人に授与されたのは、1992年にフランスの物理学者ジョルジュ・シャルパクが受賞して以来のこととなる。

執筆者について: nipponese

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