大相撲の十両・炎鵬が26日、福岡国際センターで11月8日に初日を控える九州場所を前に、太宰府市の伊勢ケ浜部屋で会見を開き、結婚を報告した。会見には美希夫人も同席し、令和8年8月8日に婚姻届を提出したことや、ケガによる休場期間を支えられた馴れ初めが明かされた。
九州場所を前に太宰府市の伊勢ケ浜部屋で会見を実施
大相撲の十両・炎鵬は32歳で、伊勢ケ浜部屋に所属している。九州場所を控えた26日、太宰府市の部屋で報道陣向けの会見を開き、自身の結婚を正式に報告した。スポーツニッポン新聞社などの報道によると、会見には美希夫人も同席し、夫婦揃って公の場に姿を見せた。記念撮影では2人で手を合わせてハートマークをつくるなど、終始和やかな雰囲気が見られた。結婚の事実自体は、伊勢ケ浜部屋の後援会公式Xが20日にすでに発表しており、近日中に会見を開く予定であることが予告されていた。
令和8年8月8日の婚姻届提出とプロポーズの舞台裏
婚姻届の提出日は、末広がりで縁起が良いとされる令和8年8月8日だった。提出に訪れた役所は「凄い人だった」といい、整理券が配られるほどの混雑だったと炎鵬は苦笑いを交えて振り返った。プロポーズの言葉は簡潔に「お願いします」だったという。最初はタイミングが合わずに戸惑われ、断られたものの、「強引に力づくで押し切った。決まり手は押し出し」と、相撲の決まり手に例えて笑いを誘った。美希夫人は提出当時を振り返り、「とてもうれしいです」と笑顔で語っている。
ケガによる休場中の支えと新妻の食事サポート
炎鵬は美希夫人との出会いを「かなり前」としつつ、第一印象は「一目惚れ」だったと明かした。ケガによる長期の休場が続き、「明日のことも考えられない、真っ暗な日々の中、光を照らしてくれた」と、大きな精神的支えになったと語る。美希夫人は「彼が一生懸命頑張っているのを陰ながら応援しておりました」と控えめに述べた。食事面では添加物を使わない工夫を凝らし、毎日の食卓にはとんでもない量のご飯とおかずが並んだ。炎鵬は「長い時は2、3時間も夜ご飯を食べている」と明かし、前で見守る妻の手前残すわけにはいかなかった結果、「なかなか太れず困っていた」という体も大きくなったと感謝を述べた。
関取復帰と今後の相撲道への決意
「関取に戻らないと結婚できないんで、戻ったときに結婚を凄く考えました」と、炎鵬は復帰を契機に結婚を決意した理由を説明した。スポニチ Sponichi Annexの報道によると、「一生かけて幸せにしたい。一日でも長く土俵に上がり続ける。奥さんに迷惑をかけないように、より一層頑張らないといけない」と強い決意を口にしている。また、「ケガをする前の自分を知らない。もう一度土俵に立って相撲を取っている姿を見せたかった」とも語り、支えてくれる妻のためにも土俵での奮起を誓った。後援会公式Xを通じて発表されたコメントでも、「一家の主としての責任も胸に刻み、より一層相撲道に精進してまいります」と決意を示している。

11月8日初日の九州場所へ向けた展望
結婚という人生の大きな節目を迎え、炎鵬はまもなく迎える本番へと向かう。九州場所は11月8日に福岡国際センターで初日を迎える予定であり、新妻の万全な食事サポートと精神的な支えを受けて大きな体を維持しながら土俵に上がる。ケガを乗り越えて再び関取の座に戻ってきた32歳の土俵人生は、新たな家族を得たことでさらなる転換点を迎えた。公私ともに充実した状態で迎える今場所、どのような相撲を見せるのか注目が集まっている。