テニス界の注目を集める元世界ランキング1位の大坂なおみが、27日に東京・有明コロシアムで開催された東レ・パンパシフィック・オープン第2日の1回戦に登場した。報知新聞社の報道によると、ブルー地に鶴が描かれ袖に白のフリルがついた奇抜な衣装でコートに現れ、ジャスミン・パオリーニを相手に6―3、7―6のストレート勝ちを収めた。
大坂なおみが有明で披露した鶴柄衣装の全貌
4大大会4度制覇の実績を持つ大坂なおみはフリーの立場として今大会に臨み、試合前から会場のファンを驚かせた。着用したのはブルーの生地に日本の象徴である鶴が描かれ、袖部分に白いフリルがあしらわれたデザインのコートである。入場時には客席から大きな歓声が上がり、久しぶりの日本でのプレーに華を添えた。試合後、コート上のインタビューで本人は「日本は久しぶりだったので、素敵な衣装お披露目したかった」と語り、鶴のデザインについては「日本からインスパイアされて、意識したもの」と説明した。さらに、集まったファンに向けて日本語で「ありがとうございます」と感謝の言葉を伝えている。
ジャスミン・パオリーニを下した1回戦の戦い
華やかな入場衣装で視線を集めた一方で、実戦のコート上でも確かな強さを発揮した。対戦相手となったのはイタリアのジャスミン・パオリーニであり、実力者が揃うトーナメントの初戦で激しいラリーが展開された。試合結果は6―3、7―6となり、第2セットにもつれ込む接戦をストレートで制する形となった。元世界1位としての勝負強さを見せつけ、東京・有明コロシアムの観衆を沸かせた形である。
13歳の原宿体験から続くファッションへのこだわり
大坂なおみにとって、テニスの勝敗と同じくらいコート外での自己表現は大きなウェイトを占めている。過去の4大大会でも自身の好きなファッションを独自にアレンジし、「テニスをプレーするだけじゃおもしろくない」とアピールを続けてきた。その原点にあるのは13歳の時に訪れた原宿であり、街行く人々の個々のファッションセンスから強いインスピレーションを受けたことだという。当時の経験を通じて、ファッションこそが「みんなが自分らしく主張できるところ」だと感じ取るに至った。
今後のトーナメント戦線と大会の行方
東レ・パンパシフィック・オープン初戦を突破した大坂なおみは、次なるラウンドに向けて調整を進める。日本国内での公式戦という久々の舞台で初戦を白星で飾り、視覚的なインパクトとともにアスリートとしての実力も証明した。大会の序盤戦を盛り上げる存在として、今後の対戦カードや勝ち上がりに対するファンの期待値はさらに高まっている。