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マックルモアがフリー・パレスチナ・ツアー初日を開催 チケットは即日完売

マックルモアは2026年10月26日、ダブリンの3アリーナで「フリー・パレスチナ・ツアー」の初日公演を開催した。

マックルモアがフリー・パレスチナ・ツアー初日を開催 チケットは即日完売

マックルモアは2026年10月26日、ダブリンの3アリーナで「フリー・パレスチナ・ツアー」の初日公演を開催した。エド・シーランのツアーからの降板劇をきっかけに急遽発表された同ツアーは、全日程が即日完売を記録するなど、大きな波紋を呼んでいる。

エド・シーランのツアー降板から始まった急展開

米国のラッパーであるマックルモア(本名ベンジャミン・ハガティ)は、アイルランド・ダブリンの3アリーナで最大1万3000人の観客を前にパフォーマンスを行った。この公演は、前月にエド・シーランのスタジアムツアーから外された騒動を受けて自ら企画したものであり、チケットはダブリン、パリ、ロンドンの3都市すべてで即日完売となった。

私たちはこれらのショーを迅速かつコミュニティの中でまとめ上げました。それは、ミュージシャンがパレスチナと連帯し、ステージを使って資金を募り、集団行動がどのようなものかを示せると信じているからです。権力者が私たちの解放の呼びかけを黙殺しようとするとき、アートは常に抵抗の形であり続けるのです。

マックルモア、ローリングストーン誌への投稿

ステージでの発言と億万長者の介入をめぐる対立

一連の騒動の発端は、ニュージャージー州のメットライフ・スタジアムでのコンサートにある。数千人の観客を前にしたステージで、ラッパーはパレスチナ支持を表明し、ガザにおけるイスラエルの軍事行動による死者数に言及して物議を醸した。

今回のツアーをやりたかった大きな理由の一つは、このようなスタジアムに立ち、私の心から離れない2つの言葉を叫ぶためです。「フリー・パレスチナ」。ガザから占領下のヨルダン川西岸地区にいたるまで、私たちが彼らのことを忘れていないということが、人々に大きくはっきりと届くようにしたい。 マックルモア、メットライフ・スタジアムでのステージ発言

この発言や政治的なスピーチに対し、ユダヤ系団体からは強い批判が寄せられた。イスラエル側は、ガザでの軍事行動は自衛のためのものでありジェノサイドという主張は拒絶するとの姿勢をとっている。

さらにマックルモアは、ニューイングランド・ペイトリオッツのオーナーである億万長者ロバート・クラフトがシーラン側に対して圧力キャンペーンを展開したことが原因で自身がツアーから外されたとインスタグラムの声明で主張した。クラフト自身も声明を発表し、ジレット・スタジアムでの出演禁止措置は、ニュージャージーでのステージ上の言動や、ユダヤ人コミュニティを深く傷つけると信じる反ユダヤ的なレトリックやイメージの歴史に基づいていると認めている。一方のエド・シーランは、マックルモアを降板させたのは自身ではなくプロモーターの判断であったと説明している。

ダブリン公演の出演者と今後のツアー日程

ダブリンのステージには、シンガーソングライターのホージアやラップトリオのニーキャップ、フォークバンドのビオガらが出演した。これらのアーティストの中には、もともとエド・シーランのツアーに参加していた者も含まれている。マックルモアのフリー・パレスチナ・ツアーの収益はすべて、パレスチナを支援する組織に寄付される予定だ。

マックルモアがフリー・パレスチナ・ツアー初日を開催 チケットは即日完売
写真:bbc.co.uk

パリでの公演後、ロンドンでのステージが予定されており、米国での日程も今後発表される見込みとなっている。シーランが今月フィラデルフィアでの公演を前座なしで続行するなど、音楽業界を巻き込んだ論争と連帯の動きはさらに広がりを見せている。

執筆者について: nipponese

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