大阪府で次に引っ越したいと思う市区町村を尋ねたアンケート調査で、吹田市が第1位に選ばれたと、ITmediaが運営するネット調査メディア「ねとらぼ」が報じた。調査期間は2025年4月26日から2026年4月26日までで、有効回答数は268票となっている。
吹田市が第1位に選ばれた交通と緑の住環境
吹田市は大阪府北部の北摂地域に位置し、大阪市に隣接する都市である。市内には5つの鉄道が通り、JR吹田駅から大阪駅まで約9分、地下鉄御堂筋線の江坂駅から梅田駅まで約11分と、交通アクセスが良好だ。北部には計画的に整備された千里ニュータウンがあるほか、万博記念公園など自然と触れ合える場所にも恵まれている。市内には大阪大学医学部附属病院などの医療機関に加え、大学や文化施設も点在する。子育て支援にも力を入れており、妊娠中から切れ目のない支援を行う「吹田版ネウボラ」や児童館・児童センターなどの施設も充実している。大阪市中心部への交通の便利さに加え、緑豊かな住環境や子育て支援が整っているところが支持を集めた。
高槻市が第2位にランクインした都市の利便性と自然
第2位に選ばれたのは高槻市である。大阪府の北東部に位置し、大阪市と京都市のほぼ中間にある都市だ。JR高槻駅から大阪駅まで約15分、京都駅まで約12分と、両都市への交通アクセスも良好。駅周辺には商業施設や飲食店が集まる一方、北部には豊かな自然が広がり、都市の利便性と落ち着いた住環境を兼ね備えている。高槻市は子育て支援にも力を入れており、18歳になるまでの子どもの医療費無償化を実現しているほか、保育や子どもの健康を支える「高槻子ども未来館」を設置している。市内には教育・医療機関も多く、子育て世帯にとって心強い環境が整っている。
268票の有効回答から見えた大阪の移住ニーズ
今回の調査は2025年4月26日から2026年4月26日にかけて実施され、有効回答数は268票を記録した。近畿地方に位置し、商業や文化の中心地として発展してきた大阪府内では、多彩な特色を持つ市区町村が選ばれている。交通アクセスの良さや買い物の利便性、落ち着いた住環境などを理由に、次の引っ越し先に選びたいと考える人の意識が反映された結果となった。ランキングには吹田市や高槻市のほか、北部の北摂地域や大阪市内の各区なども名を連ねている。府内での住み替えを検討する際の一つの指標として、今回の投票結果は今後も注目を集めそうだ。