気象庁によると、大型で猛烈な台風30号(チャンパー)は21日午後6時現在、フィリピンの東にあって西北西へ進んでいる。中心気圧は900hPa、最大風速は60m/sに達し、発達のピークを迎えている。23日から24日頃にかけて非常に強い勢力で沖縄・先島諸島に接近する見込みであり、気象庁や東北放送などが警戒を呼びかけている。
台風30号の実況と現在の勢力
気象庁によれば、大型で猛烈な台風30号は21日午後6時現在、フィリピンの東(北緯18度55分、東経128度25分)に位置し、1時間におよそ20キロの速さで西北西へ進んでいる。中心気圧は900hPa、中心付近の最大風速は60m/s、最大瞬間風速は85m/sである。東北放送の報道でも、21日午後3時時点で時速25キロで西北西に進み、中心気圧900hPa、最大風速60メートル、最大瞬間風速85メートルを記録していることが確認されている。暴風域は中心の北東側240キロ以内、南西側185キロ以内に及んでおり、日本気象協会によると、このタイミングが発達のピークとなっている。
先島諸島への接近と今後の進路
台風はその後も西北西へ進み、22日午前6時には沖縄の南に達する見込みである。この時点での中心気圧は905hPa、最大風速は55m/s、最大瞬間風速は80m/sと予想されている。さらに、23日午後3時には非常に強い勢力を保ったまま与那国島の南約120kmに達する見通しであり、中心気圧は950hPa、最大風速は45m/s、最大瞬間風速は60m/sとなる見込みだ。23日から24日頃にかけて非常に強い勢力または強い勢力で先島諸島に接近し、その後は進路を北東へ変えて東シナ海を北上する。週明けの26日午後3時には対馬近海で温帯低気圧に変わる予想となっている。
沖縄地方における暴風と高波の警戒
東北放送が伝える気象庁の全般気象解説情報によると、沖縄地方では22日に風が非常に強く吹き、23日には猛烈な風が吹く見通しである。予想される最大風速と最大瞬間風速は、21日が沖縄地方で18メートル(30メートル)、22日が23メートル(35メートル)、23日が40メートル(60メートル)となっている。波の高さについても、21日は沖縄地方で6メートルのうねりを伴う大しけとなり、22日から23日にかけては沖縄地方で9メートルから11メートルの猛烈なしけとなるおそれがある。奄美地方でも22日から6メートルの大しけが予想されており、沖縄地方や奄美地方では暴風や高波に厳重な警戒が必要だ。
九州から本州に及ぶ大雨の可能性
週末にかけては秋雨前線の活動が活発化し、台風から離れた地域でも大雨への注意が求められている。日本気象協会の情報では、24日土曜日には九州の広い範囲で警報級の大雨となる可能性がある。また、東北放送が伝える量的予想によると、22日18時から23日18時までに予想される24時間降水量は沖縄地方の多い所で200ミリに達し、その後の23日18時から24日18時までにもさらに200ミリの降水量が予想されている。東シナ海を北上した後は九州に近づくおそれもあり、本州も含めた広範囲で今後の気象情報に注意を払う必要がある。
