秋季高校野球東北大会の準決勝が2026年10月17日に石巻市民球場で行われ、仙台育英が8―7で八戸学院光星を破り、来春の選抜出場を確実にした。試合では、スポーツニッポン新聞社の報道によると、野球部初の女子部員である星よつは学生コーチ兼マネジャーが場内アナウンスを担当した。
東北大会準決勝で仙台育英が八戸学院光星を下す
2026年10月17日、石巻市民球場にて秋季高校野球東北大会の準決勝が開催された。仙台育英は八戸学院光星と対戦し、8―7で接戦を制した。この勝利により、来春の選抜大会出場が当確となった。試合は延長10回、合計3時間31分に及ぶ激闘となった。
星よつはマネジャーが場内アナウンスを担当
この一戦で場内アナウンスを務めたのは、仙台育英の星よつは学生コーチ兼マネジャー(3年)だった。夏までのユニホーム姿とは変わり、制服にジャージーを羽織って球場に登場した。秋晴れの青空の下で澄んだ声を響かせ、スムーズな進行を見せた。試合はライブ配信が行われており、初回に守備を紹介する際には選手がカメラに抜かれるスピード感を考慮してアナウンスを行った。星マネジャーは、「いろんなことを想定する力が鍛えられる。このような大切な試合で担当させていただいてとてもありがたい」と胸を張った。
野球部初の女子部員が支えるチームの現在
星マネジャーは野球部史上初の女子部員である。西武などで活躍し現在は東北学院大監督を務める星孝典氏を父に持ち、培われた野球脳や広い視野を生かして記録員やデータ分析など多様な業務をこなしてきた。今夏の甲子園8強入りにも貢献した星マネジャーら3年生は夏の大会をもって引退しているが、現在も練習補助やデータ分析でチームを支えている。星マネジャーは「自分たちの代のときにたくさん支えてくれた1、2年生に少しでも恩返しをしたいという一心でONE TEAMで協力し合っています」と語った。
延長10回の激闘を見守った先輩の思い
試合は延長10回にも及ぶ緊迫した展開となった。後輩らがグラウンド上で歓喜する姿を間近で見守った星マネジャーは、「勝手ながら泣きそうになりました」と振り返った。さらに、「今夏、甲子園で智弁和歌山さんに敗れ、悔し涙を流していた後輩たちが今日の一勝をつかみ取った。こんなにうれしいことはないです!」と後輩たちの健闘を心から喜んだ。