新潟県上越地域の地酒と食を味わう「越後・謙信SAKEまつり」が2026年10月17日、上越市の高田本町商店街で開幕した。さわやかな秋晴れの下、31蔵元と地元の飲食店など約70店のブースが並び、訪れた多くの人々が日本酒の飲み比べや食べ比べを楽しんでいる。
高田本町商店街で始まる日本酒の祭典
新潟県上越地域の地酒と食を味わう「越後・謙信SAKEまつり」が2026年10月17日、上越市の高田本町商店街で始まった。同実行委員会が主催するこのイベントは、さわやかな秋晴れの下で多くの来場者でにぎわいを見せている。本町3、4、5の商店街の通りが歩行者天国となり、日本酒を中心に31蔵元と地元の飲食店など約70店のブースが並んだ。開催時間は17日が午後7時まで、18日が午後4時までとなっている。
参加する多彩な蔵元と試飲のシステム
歩行者天国の会場には、上越市と妙高市の15蔵元に加え、ゲスト蔵9蔵元やワイン、果実酒の蔵を含めた計27蔵元の試飲ブースが展開された。ゲスト蔵は糸魚川市、佐渡市、五泉市、湯沢町、長野県、山形県から参加している。試飲代は専用のおちょこが付いて3000円、2日通しは4000円に設定された。会場では日本酒のほか、クラフトビールやクラフトジンの販売も行われている。
長い行列ができる祭り限定酒と充実のフード
つまみなどのフード類には、サメフライやのっぺ、高田名物の「するてん」、揚げかまぼこ、スキー汁などが並び、本町商店街各店の店舗前ブースも活気づいている。毎年人気の県酒造組合高田支部の蔵元が持ち回りで醸造する祭り限定酒「車懸(くるまがかり)」は、今年はよしかわ杜氏の郷が仕込みを担当した。販売ブースの前には朝から長い行列ができ、多くの日本酒ファンが買い求めている。
雁木通りプラザで行われた乾杯式と関係者の声
雁木通りプラザで行われた乾杯式で、竹田成典実行委員長は「ここ数年雨にたたられていたが素晴らしい天気になった。どの蔵も市販酒でないスペシャルな酒も並んでいるので、地元の方も含めて喜んでいただける。2日間で気に入った酒を見つけてほしい」とあいさつした。その後、景気付けに来場者で声を合わせ、車懸で乾杯を行った。知人に誘われて初めて訪れたという福岡市の会社役員の男性(52)は、「話には聞いていたが日本酒でこんなに大規模なイベントはすごい。4蔵ほど飲み比べたが、蔵ごとに違いがあって楽しめる」と話していた。
周辺で開催される若者主体の関連イベント
上越妙高タウン情報によると、SAKEまつりと同日の2026年10月17日には、上越市仲町3丁目の浄興寺大門通りスクエアで「上越いいとこ発信マルシェ」も開催されている。若者たちの視点で上越地域の魅力を発信するこのイベントでは、妙高市の若者団体Myocomiによる特製サメカツ&麻婆豆腐の販売や、高田商業高校のチャレンジショップRikkaの商品販売などが実施された。同会場でも日本酒の試飲コーナーが設けられ、SAKEまつりと合わせて地域の酒文化が楽しめる形となっている。また、同日の夜には築130年の歴史を持つ料亭「長養館」を会場に中夜祭も開かれる予定となっている。