メンフィス・グリズリーズのフォワード、ブランドン・クラーク選手が5月11日に急逝した件について、ロサンゼルス郡検視局は、死因がヘロインとコカインの摂取によるものだったと発表しました。当局は同選手の死を「事故」と断定しています。
ロサンゼルス郡検視局による死因の特定
29歳だったクラークは5月11日、サンフェルナンド・バレーにある自宅で発見されました。ロサンゼルス郡検視局によると、医療関係者が午後5時頃に寝室で「反応がない」状態の同選手を発見し、午後5時15分に死亡が確認されました。現場からは薬物使用の形跡を示す道具が発見されており、当初から過剰摂取の可能性が捜査の中心となっていました。この事実は、公に公開されていない詳細を知る人物が匿名を条件にAP通信へ語った内容とも一致しています。TMZがこの死因について最初に報じました。
NBAキャリアと生前の背景
2019年にNBAドラフトで指名されたクラークは、ゴンザガ大学でのキャリアを終えた後、プロとしての7シーズンすべてをメンフィス・グリズリーズで過ごしました。在籍中、彼は平均10.2得点、5.5リバウンドを記録しました。クラークは2026-27シーズン終了までグリズリーズに所属する契約を結んでいました。
メンフィス・グリズリーズの声明は、ブランドン・クラークを悲劇的に失ったことに心を痛めており、彼は優れたチームメイトであり、それ以上に素晴らしい人物で、組織やメンフィス地域社会に与えた影響は忘れられないだろうとした上で、この困難な時に、彼の家族や愛する人々へ深い哀悼の意を表すと述べました。
チーム側は、彼の死の翌日に出した声明の中で、組織やメンフィスのコミュニティに対する彼の貢献は忘れられないものだと記しました。
アーカンソー州での逮捕歴と薬物に関する懸念
クラークの死の約6週間前、彼はアーカンソー州でスピード違反および無謀運転の容疑で逮捕されていました。クロス郡保安官事務所の宣誓供述書によると、交通違反で停止を求められた際、車両から235.6グラムのクラトムが発見されました。メイヨークリニックによれば、クラトムは刺激剤と鎮静剤の両方の作用を持つ物質です。クラークは当時、当局に対してこの物質が「合法である」と信じていると話していました。

婚約者による追悼
クラークの婚約者であるアンバー・ロレインは、彼の死から数日後にSNSで感情的な追悼のメッセージを投稿しました。彼女はクラークを「最大の心を持った最も特別な人」と記憶しています。
クラークの婚約者のアンバー・ロレインは、ただ彼を抱きしめてキスをしたいだけであるとし、彼がいなくなったこの世界は以前と同じではないと綴りました。