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パタヤの少女殺害事件、豪人被告が法廷で正当防衛を主張

タイの人気リゾート地パタヤで2026年6月、17歳の少女の遺体がスーツケースに遺棄された状態で発見された事件をめぐり、オーストラリア国籍の男に対する裁判が9月以降に始まった。殺人罪などに問われている被告は、法廷で正当防衛を主張し、遺族の謝罪要求に対しても拒絶姿勢を示している。 パタヤのコンドミニアムで起きた悲劇 日本人男性の解説としてnews.livedoor.comおよびnews.yahoo.co.jpが報じたところによると、事件の背景には金銭をめぐるトラブルがあったとされる。オーストラリア人のサイモン・カーマン被告は昨年12月に観光ビザでタイに入国し、ビザを更新しながらコンドミニアムを借りて長期滞在を続けていた。 2026年6月、カーマン被告は面識のなかった17歳のタンチャノック・ドンホームラさんに1000バーツ(約5000円)を支払うことで合意し、自身の自宅へ招いた。しかし、生理中だったドンホームラさんに対し、被告が「500バーツ(約2500円)しか払わない」などと言い出したことから口論に発展したとみられている。 口論の末にドンホームラさんは死亡し、遺体は裸のままスーツケースに押し込まれた。その後、線路の近くに遺棄されていたところを発見された。news.livedoor.comなどが伝えた。 問われる罪状と被告の変遷する供述 カーマン被告は主に、ドンホームラさんを故意に殺害した罪、遺体を隠した罪、および性的目的で未成年者を連れ去った罪などに問われている。事件後の捜査や審理の中で、被告の供述はその時々によって変遷を見せている。 10月12日に行われた証拠整理などの手続きにおいて、カーマン被告は死体遺棄の罪については認める供述を行った。一方で、「故意に殺害した罪」については一貫して否認している。news.livedoor.comなどが報じた。 被告は犯行動機について、「ドンホームラさんがナイフを取り出して自分を脅し金銭を要求してきたため、身を守るために彼女の首か顎のあたりを掴んだところ死亡してしまった」と主張している。被害者の死因は頸部を圧迫された窒息死とされているが、被告はあくまで身を守るために顎を強く締め付けたと説明している。 オーストラリアメディアが伝える法廷の対立 オーストラリアメディアの報道によると、パタヤの裁判官はカーマン被告に対し、殺人罪を一度認めた上で正当防衛を主張するように促した。しかし、被告はこの提案を拒否した。 カーマン被告は裁判官の促しに対し、「なぜ私が有罪を認めなければならないのですか。そんなことをすれば、自分自身にも、すべての人にも嘘をつくことになります」と反論したと、news.livedoor.comが伝えている。 さらに閉廷後には、ドンホームラさんの父親が涙を流しながら被告に謝罪を求め、詰め寄る場面があった。しかし、カーマン被告は「彼女自身が自分の死について責任がある。彼女は私の喉元にナイフを突きつけていた」「私は何も悪いことをしていないので、罪悪感はありません」と述べたとされる。 閉廷後の取材で見せた被告の主張と今後の審理 閉廷後、オーストラリアメディアによる本人への対面取材が行われた。その中でカーマン被告は、涙を流しながら「毎週金曜日にオーストラリアにいる母親と10分間電話で話しています」「イラ立っています。意図的にやったことは何ひとつありません。すべて純粋な正当防衛でした」と語った。 今回の事件においては多くの状況証拠が存在するものの、密室での出来事であるため、カーマン被告が直接ドンホームラさんを殺害した決定的な証拠は示されていない。そのため、双方の主張が真っ向から対立する展開となっている。 12月には、証人尋問などを含む本格的な審理が予定されている。密室で何が起きたのか、司法が被告の「正当防衛」の主張をどう判断するのか、その行方にタイおよびオーストラリアの両国から大きな注目が集まっている。

パタヤの少女殺害事件、豪人被告が法廷で正当防衛を主張

タイの人気リゾート地パタヤで2026年6月、17歳の少女の遺体がスーツケースに遺棄された状態で発見された事件をめぐり、オーストラリア国籍の男に対する裁判が9月以降に始まった。殺人罪などに問われている被告は、法廷で正当防衛を主張し、遺族の謝罪要求に対しても拒絶姿勢を示している。

パタヤのコンドミニアムで起きた悲劇

日本人男性の解説としてnews.livedoor.comおよびnews.yahoo.co.jpが報じたところによると、事件の背景には金銭をめぐるトラブルがあったとされる。オーストラリア人のサイモン・カーマン被告は昨年12月に観光ビザでタイに入国し、ビザを更新しながらコンドミニアムを借りて長期滞在を続けていた。

2026年6月、カーマン被告は面識のなかった17歳のタンチャノック・ドンホームラさんに1000バーツ(約5000円)を支払うことで合意し、自身の自宅へ招いた。しかし、生理中だったドンホームラさんに対し、被告が「500バーツ(約2500円)しか払わない」などと言い出したことから口論に発展したとみられている。

口論の末にドンホームラさんは死亡し、遺体は裸のままスーツケースに押し込まれた。その後、線路の近くに遺棄されていたところを発見された。news.livedoor.comなどが伝えた。

問われる罪状と被告の変遷する供述

カーマン被告は主に、ドンホームラさんを故意に殺害した罪、遺体を隠した罪、および性的目的で未成年者を連れ去った罪などに問われている。事件後の捜査や審理の中で、被告の供述はその時々によって変遷を見せている。

10月12日に行われた証拠整理などの手続きにおいて、カーマン被告は死体遺棄の罪については認める供述を行った。一方で、「故意に殺害した罪」については一貫して否認している。news.livedoor.comなどが報じた。

被告は犯行動機について、「ドンホームラさんがナイフを取り出して自分を脅し金銭を要求してきたため、身を守るために彼女の首か顎のあたりを掴んだところ死亡してしまった」と主張している。被害者の死因は頸部を圧迫された窒息死とされているが、被告はあくまで身を守るために顎を強く締め付けたと説明している。

オーストラリアメディアが伝える法廷の対立

オーストラリアメディアの報道によると、パタヤの裁判官はカーマン被告に対し、殺人罪を一度認めた上で正当防衛を主張するように促した。しかし、被告はこの提案を拒否した。

カーマン被告は裁判官の促しに対し、「なぜ私が有罪を認めなければならないのですか。そんなことをすれば、自分自身にも、すべての人にも嘘をつくことになります」と反論したと、news.livedoor.comが伝えている。

さらに閉廷後には、ドンホームラさんの父親が涙を流しながら被告に謝罪を求め、詰め寄る場面があった。しかし、カーマン被告は「彼女自身が自分の死について責任がある。彼女は私の喉元にナイフを突きつけていた」「私は何も悪いことをしていないので、罪悪感はありません」と述べたとされる。

閉廷後の取材で見せた被告の主張と今後の審理

閉廷後、オーストラリアメディアによる本人への対面取材が行われた。その中でカーマン被告は、涙を流しながら「毎週金曜日にオーストラリアにいる母親と10分間電話で話しています」「イラ立っています。意図的にやったことは何ひとつありません。すべて純粋な正当防衛でした」と語った。

今回の事件においては多くの状況証拠が存在するものの、密室での出来事であるため、カーマン被告が直接ドンホームラさんを殺害した決定的な証拠は示されていない。そのため、双方の主張が真っ向から対立する展開となっている。

12月には、証人尋問などを含む本格的な審理が予定されている。密室で何が起きたのか、司法が被告の「正当防衛」の主張をどう判断するのか、その行方にタイおよびオーストラリアの両国から大きな注目が集まっている。

執筆者について: nipponese

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