2026年10月18日、南アフリカのゲベハで行われたオーストラリアとの第2テストは、雨の影響で初日のプレーが中断されました。オーストラリアのスコット・ボランドが2球で2つのウィケットを奪う好投を見せ、南アフリカを20/2の苦境に追い込みました。
スコット・ボランドの鮮烈な復帰と試合展開
セント・ジョージズ・パークでの第2テスト初日、オーストラリアのボウラー、スコット・ボランドが圧倒的な存在感を示しました。ボランドは、ベテランのナサン・ライオンに代わって先発メンバー入りし、オールペース・アタックの一角として起用されました。第2オーバーで、アイデン・マルクラムのインサイドエッジを突いてミドルスタンプを叩き、続く球ではデヴィッド・ベディングハムをアウトに打ち取り、わずか5ランで2つのウィケットを奪うというインプレッシブな成績を残しました。
試合は悪天候に翻弄され続けました。パット・カミンズがコイントスで勝利しボウリングを選択したものの、霧雨により開始が90分遅延。その後も5.3オーバーが消化された時点で中断され、午後に一時再開したものの、結局午後4時15分に初日のプレーが打ち切られました。現時点で南アフリカは20/2という状況です。
ナサン・ライオンの欠場とチームの再編成
今回の試合で最も注目を集めたセレクションは、ナサン・ライオンの欠場です。ライオンがレッドボール・テストの出場可能なメンバーから外れるのは、2013年以来のこととなります。オーストラリアは今回、専門のスピナーを置かない布陣を選択しており、スピンの役割はマット・レンショー、トラヴィス・ヘッド、ボー・ウェブスター、マーナス・ラビシャンといったパートタイマーたちが分担することになります。
一方、南アフリカ側はカギソ・ラバダを呼び戻し、ケシャヴ・マハラジに代えて先発に復帰させました。また、マシュー・ブリーツケがチームに加わり、ライアン・リッケルトンがウィケットキーパーを務めています。ダーバンで行われた第1テストを214ランの大差で制したオーストラリアが現在シリーズを1-0でリードしており、今後の4日間がシリーズの行方を左右する重要な局面となります。
今後の天候リスクと試合の行方
初日の失われたオーバーは、ルール上、残りの日程で回復することが可能です。しかし、今後の予報でもさらなる天候の悪化が示唆されており、このまま円滑に試合が進むかどうかは不透明な状態です。雨天が続く中、ホスト国である南アフリカがシリーズをタイに戻すことができるのか、あるいはオーストラリアがこのままリードを広げるのか、厳しいコンディション下での戦いが続きます。
