Sonyは、170ドルの高価格を設定した『ゴッド・オブ・ウォー ラウフェイ』コレクターズエディションにゲーム本体を含めないことを発表しました。この商法は、前月に同様の物議を醸した『GTA 6』の仕様になぞらえて、ファンやメディアの間で激しい議論を呼んでいます。
ゴッド・オブ・ウォー ラウフェイ コレクターズエディションの価格と同梱物
Santa Monica Studioが手がけるシリーズの次なる大作タイトルとして、Sonyは『ゴッド・オブ・ウォー ラウフェイ』のコレクターズエディションを発表しました。欧州のPlayStationストア等では「God of War: Laufey Collector Box」として掲載されており、価格は170ドル/150ユーロ/130ポンドに設定されています。
公式の発表やストアの説明によると、このボックスにはフェイの致命的な身のこなしをアクション感あふれる姿で捉えた、精巧な作りによるライトアップ機能付き樹脂製スタチューが含まれています。さらに、フェイの旅路からインスピレーションを得た意味が込められた、美しいカスタムイラストがすべてのカードに施された51枚のオラクルカードデッキが付属します。
また、開発チームが厳選したミニ・アートブックも同梱されており、『ゴッド・オブ・ウォー ラウフェイ』の世界を形作った驚くべきコンセプトアートを発見することができます。
『GTA 6』に続く業界の物議を醸す商法
しかし、価格設定自体は一見すると法外ではないものの、このコレクターズエディションには肝心のゲーム本体が含まれていません。公式の投稿やストアの記載でも、内容物が明記された上でゲームは別売りであることが明確に示されています。
この手法に対し、ファンやユーザーの間からは、ゲームソフトが同梱されない限定版に何の意味があるのかと疑問の声が上がっています。先月には『GTA 6』が、さらに高額な価格設定でありながらゲームを含めない同様のコレクターズエディションを展開して反発を招いており、Sonyも現在同様の戦術をとっているとして批判の矢面に立たされています。
ディスク版の存在とファンからの批判
コレクターズボックスにゲームが付属しない背景について、すでにゲームを所持しているゲーマーが同じゲームを複数回またはそれ以上にわたって購入させられる義務を感じずに済むためではないかという見方が示されています。一方で、『GTA 6』とは異なり、『ゴッド・オブ・ウォー ラウフェイ』には通常のディスク版が存在するという違いもあります。
それでもなお、熱狂的なファンであれば2月に発売されるフルゲームに対して別途70ドルを支払うだろうことを見越した、利益を追求するだけの貪欲な動きではないかと指摘する声が根強く存在します。SNS上でもプレミアムな価格を支払いながらゲームが含まれていない仕様に対する不満が表明されており、今後の限定版のあり方やユーザーの購買行動にどのような影響を与えるのか議論が続いています。
パッケージの豪華さとゲーム本編の非同梱というギャップが、今後の限定版のあり方やユーザーの購買行動にどのような影響を与えるのか、ファンの間で議論が続けられています。