アルカディアの住宅で少女が銃撃され死亡、逃走した20歳の男がパサデナで自殺を図る
木曜日の午前、アルカディア市内の住宅で十代の少女が銃撃されて死亡する事件が発生し、容疑者として特定された20歳の男が、およそ1時間後に逃走先のパサデナ市内で自身の身体を撃って重体となったと、CBS Newsなどの各メディアが報じている。
事件の経緯と現場の状況
アルカディア警察によると、事件が発生したのは木曜日の午前11時頃で、場所はウェスト・ハンティング顿・ドライブ(West Huntington Drive)800ブロックにあるアパートの一室である。NBC4 Los Angelesの報道では、住民から家の中で男が銃を発砲したという通報が寄せられ、警察官が駆けつけたところ、室内で銃撃された少女を発見したという。
少女はその場で死亡が確認された。NewsCordやABC7 Los Angelesが伝えたところによると、現場となったアパートではガラスのバルコニーのドアが割れている様子が確認されており、近隣住民からは、銃声が聞こえる前に言い争う声や女性の叫び声を聞いたという証言も寄せられている。
容疑者の特定とパサデナでの急展開
ロサンゼルス郡保安局(LASD)によると、逃走した容疑者の身元は20歳のポール・アンソニー・クルーズ・ジュニア(Paul Anthony Cruz Jr.)受刑者ではなく、同容疑者と特定された。Los Angeles TimesおよびAOL.comの報道では、容疑者は被害者の少女と交際関係にあり、被害者の自宅アパートに強制的に侵入して発砲したとされている。
アルカディア警察が到着する前に車で現場から逃走したクルーズ容疑者は、事件発生からおよそ1時間後、パサデナ市内のサウス・アロヨ・パークウェイ(South Arroyo Parkway)付近でパサデナ警察署の警察官らによって発見された。New York Postによると、パサデナ市当局の発表として、容疑者は警察官が接触を試みる準備をしていた最中に、自身に向けて銃を発砲したとされる。
目撃者の証言と現在の状況
パサデナでの現場近くにある自動車修理工場「アライアンス・オート・ボディー・ワークス」のマネージャーであるマイケル・アミニ氏は、SGV CityWatchやその他の現地報道に対し、容疑者がペットコ(Petco)近くの駐車場に車を止め、歩道に出て銃を取り出したと語っている。アミニ氏は、銃声を聞いた後に外を見たところ、男がうつぶせの状態で倒れており、そのわずか数秒後に警察官らが駆けつけて一帯を封鎖したと当時の状況を証言している。

負傷したクルーズ容疑者は病院へと搬送された。容疑者の状態について、ロサンゼルス郡保安局側は重体(critical condition)であるとしている。
未解決の点と今後の捜査
本事件を巡っては、被害に遭った少女の正確な身元や背景、年齢などの詳細について、捜査上の理由から当局による公式な発表はなされていない。ロサンゼルス郡保安局の殺人課(Homicide Division)が事件の捜査を主導しており、犯行に至った動機や詳細な経緯については引き続き調査が進められている。
当局は事件に関する情報提供を呼びかけており、情報を知る者に対してロサンゼルス郡保安局殺人局(電話:323-890-5500)あるいは匿名での「クライム・ストッパーズ」(電話:1-800-222-8477、ウェブサイト:lacrimestoppers.org)へ連絡するよう求めている。