Las Vegas Raidersの2年目ランニングバック、Ashton Jeantyが8月23日に行われたトレーニングキャンプの練習中、右脚を負傷し途中離脱した。この負傷は、NFLのレギュラーシーズン開幕まで残り3週間に迫ったチームにとって大きな懸念材料となっている。
練習中のアクシデントとチームの反応
CBS Sportsによると、Jeantyは11対11のチームドリル中にパスをキャッチしようとダイブした際、着地に失敗し右脚を痛めた。現場にいた複数の報道によれば、Jeantyは自力で体重をかけることができず、トレーナーの助けを借りてフィールドを後にした。
彼が倒れ込んだ際、練習中だったチームメイトたちは即座に動きを止めた。その後、チーム全体が膝をついて静寂の時間を持ち、負傷したJeantyを気遣う場面が見られた。ESPNのRyan McFadden記者は、チームがこの負傷に関して現時点で公式声明を出していないと伝えている。
2025年ドラフト全体6位指名の飛躍への期待
2025年のNFLドラフトで全体6位指名を受けたJeantyは、ルーキーイヤーからRaidersの攻撃陣の中心選手として活躍してきた。昨シーズンは全17試合に出場し、266回のキャリーで975ヤードを記録。さらに55回のレシーブで346ヤードを獲得し、合計10個のタッチダウンを挙げるなど、計1,321ヤードのトータルヤードをマークした。

今シーズンは、新ヘッドコーチに就任したKlint Kubiak氏が導入したアウトサイドゾーンスキームの下、さらなる飛躍が期待されていた。Kubiakヘッドコーチは、Jeantyを「ベルカウ(中心となる主力)」のランニングバックとして起用する意向を示しており、練習中もサイドライン際での爆発的なランを見せるなど、新しいオフェンス戦術に順応している様子が報じられていた。
代替案としてのルーキーMike Washington Jr.
Bleacher ReportおよびYahoo Sportsの報道によると、RaidersはJeantyが離脱している間、今季ドラフト4巡目で指名したルーキーのMike Washington Jr.がファーストチームのレップを引き継ぐことになると見ている。

Washington Jr.はプレシーズンマッチでその能力を証明済みだ。Arizona Cardinals戦では6回のキャリーで63ヤードを走り、その中には53ヤードのビッグランも含まれていた。続くHouston Texans戦でも9回のキャリーで56ヤード、2回のレシーブで18ヤードを記録している。彼はパスプロテクションにも対応できる武器として評価されており、Jeantyの不在時にはRaidersの攻撃陣を支える重要な役割を担うことになる。
Jeantyはプレシーズン中、チームから慎重に扱われており、開幕戦では3回のキャリーに留まり、第2戦には出場していなかった。現時点で負傷の詳細は明らかにされていないが、チームはJeantyの早期復帰を願いつつ、シーズン開幕に向けた準備を継続している。