Googleは、8月5日に公開されたセキュリティパッチレベルから更新された「Google Pixel Watch 5」向けの最新ソフトウェアアップデートをリリースしました。新しいビルド番号は「CP3A.260905.002」となり、Wear OS 7ベースのシステムにおいて、複数の新機能とパフォーマンス改善が適用されます。
アップデートの適用は、デバイスの「設定」メニューから「システム」>「システムアップデート」へと進むことで実行可能です。なお、Tuesday afternoonの時点では、工場出荷時イメージおよびOTAイメージはまだ公開されていません。システムアップデート画面でウォッチアイコンを繰り返しタップすることで、アップデートがより早くトリガーされる場合があります。
Geminiの機能強化
今回のアップデートでは、Gemini関連の機能が大幅に強化されました。「Gemini Personalization」により、Gmail、Calendar、Search、YouTube、PhotosといったGoogleアプリや過去の会話から学習し、よりパーソナライズされた回答が可能になります。「今日の予定は?」「メールにある追跡番号を教えて」といった問いかけに対し、オフラインのユーザープロファイルとリアルタイムのオンライン検索を組み合わせて回答を提供します。
また、「Gemini Intelligence」による「Proactive Suggestions(プロアクティブな提案)」が導入され、複雑なマルチステップのタスクをワンタップで実行できるようになりました。例えば、家族から夕食の時間を尋ねられた際、Geminiがカレンダーから情報を自動的に検索し、スマートフォンを操作することなく手首で確認できます。ただし、この機能はプロアクティブな提案が有効な「Pixel 11」とペアリングされている場合にのみ利用可能です。
さらに、オンデバイスAIを活用した「Offline Gemini」により、タイマーの設定、ワークアウトの開始・停止、おやすみモードの切り替えといった主要な操作を、オフライン環境下でも低遅延で即座に処理できるようになりました。
ジェスチャー操作とその他の改善
手首を回す「Raise to Talk」のジェスチャーモデルが更新・改善されたほか、ハンドジェスチャー機能の対応範囲が拡大しました。ダブルピンチ操作により、以下の操作が可能になります。

- ウォッチフェイスから「At a Glance」を開く
- 通知センターを開く
- Geminiの回答をスクロールする
- Google Walletのカードをスクロールする
- ワークアウトのメトリクスをスクロールする
- Googleマップの表示を切り替える
- レコーダーアプリを操作する
加えて、手首をひねるジェスチャーが「戻る」操作として追加されました。また、ランニング、サイクリング、ハイキング、ウォーキングのセッション後にGoogle Healthアプリで表示されるルートマップの精度が大幅に向上しています。これらに加え、全体的なバグ修正とパフォーマンスの改善が含まれています。