2026年リトルリーグ・ワールドシリーズにおいて、アラバマ州フェニックスシティ代表のキンリー・ラスマスが、大会史上における女子の最多安打記録を塗り替える歴史的な快挙を成し遂げました。12歳のラスマスは、火曜日に行われたワシントン州タコマ(ノースウェスト代表)との敗者復活戦で2安打を放ち、大会通算安打数を5本として新たな記録を樹立しました。
キンリー・ラスマスがリトルリーグ・ワールドシリーズで女子最多安打記録を更新
フェニックスシティが劇的な勝利で次戦へ進出
ハワード・J・ラマデ・スタジアムで行われたこの試合で、南東部(サウスイースト)代表のフェニックスシティは4-2でノースウェスト代表を下しました。初回に1点を先制したフェニックスシティは、3回裏にラスマスの適時打でリードを広げ、その後キャム・リーの二塁打でさらに加点しました。4回には従兄弟であるライカー・ラスマスも打点を挙げ、チームの勝利に貢献しました。この勝利により、フェニックスシティは大会での戦いを継続し、水曜日に行われる次戦へ駒を進めることとなりました。
投打にわたる歴史的活躍
ラスマスは今大会、打撃だけでなく投手としても傑出した才能を発揮しています。彼女は月曜日の試合で奪三振数を積み上げ、通算14奪三振を記録。これにより、2014年にモーネ・デイビスが打ち立てたリトルリーグ・ワールドシリーズ史上女子最多奪三振記録に並びました。1947年の大会開始以来、これまでに出場した女子選手はわずか26名であり、その中でもラスマスは投打両面で歴史に名を刻む存在となっています。

野球一家の系譜と今後の展望
ラスマスの活躍は、野球とソフトボールの豊かな血統に支えられています。父親のコーリー・ラスマスは元メジャーリーグ(MLB)投手であり、母親のジルは南ミシシッピ大学でディビジョンIのソフトボール選手として活躍しました。さらに叔父のジェフ・ラスマスも元MLBの捕手という環境で育ちました。

現在、2026年大会は終盤戦を迎えており、ラスマスが所属するフェニックスシティは水曜日の試合で、ハミルトン(オハイオ州)対ベイヨン(ニュージャージー州)の勝者と対戦します。世界中の注目が集まる中、ラスマスがさらなる記録更新を目指して再び打席に立つことになります。また、今大会にはラスマスの他にカーシン・メイヤーも出場しており、大会史上4度目となる複数名の女子選手が参加する貴重な大会となっています。