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CIA長官ジョン・ラトクリフ氏がモスクワを電撃訪問、米露間で協議か

CIA長官ジョン・ラトクリフ氏が火曜日にモスクワを訪問した。これは、ロシアがウクライナでの戦争の5年目を迎える中で、米国のスパイ機関のトップによる極めて稀な訪問となった。米国政府はラトクリフ氏の旅程を公式に発表していなかったが、公開されている飛行追跡データが、ワシントン郊外のジョイント・ベース・アンドリュースからロシアの首都へと向かう米国政府の輸送機の動きを…

CIA Director John Ratcliffe Travels To Moscow For Unannounced Talks

CIA長官ジョン・ラトクリフ氏が火曜日にモスクワを訪問した。これは、ロシアがウクライナでの戦争の5年目を迎える中で、米国のスパイ機関のトップによる極めて稀な訪問となった。米国政府はラトクリフ氏の旅程を公式に発表していなかったが、公開されている飛行追跡データが、ワシントン郊外のジョイント・ベース・アンドリュースからロシアの首都へと向かう米国政府の輸送機の動きを捉えていた。

モスクワ訪問と飛行データの追跡

BBCの報道によると、飛行追跡データは、火曜日に米軍の大型輸送機が米国からラトビアを経由してロシアへ移動したことを確認した。このC-17輸送機がモスクワのヴヌーコヴォ国際空港に接近する様子を捉えた映像も公開されている。当該航空機はモスクワに到着後、約8時間半を経て出発したことがFlightradar24のデータで示されている。ロイター通信によると、今回の訪問は、ラトクリフ氏の前任者であるウィリアム・バーンズ氏が2021年11月にウラジーミル・プーチン大統領と会談して以来、米国のスパイ機関のトップによる最初のモスクワ訪問となる。CBSニュースは、この状況に詳しい情報筋がラトクリフ氏のモスクワ滞在と会談について伝えたと報じたが、CIAは即時のコメントを控え、米露両政府とも訪問の目的や米当局者の身元については言及していない。

協議の背景と「エスカレーション管理」の可能性

今回の会談の具体的な議題について、米露双方の政府は沈黙を貫いている。しかし、2019年から2022年までモスクワ駐在の英国軍事駐在官を務めたジョン・フォアマン氏は、ラジオ4の番組『PM』に対し、この訪問が「エスカレーション管理」に焦点を当てている可能性があると指摘した。フォアマン氏は、ドイツでの最近のドローン活動がロシアに関連している可能性に触れつつ、米国がこのような高官を予告なしに急遽モスクワへ派遣すること自体が異例の事態であると述べ、「アメリカ人は通常、何か重要なことが起きていない限り、これほど高位の役人を予告なしに短期間でモスクワに派遣することはない」と語っている。CNNの報道によれば、米国はラトクリフ氏の訪問に先立ち、今週の月曜日から水曜日にかけて、ウクライナに対してモスクワやロシア北部の都市へのドローンおよびミサイル攻撃を停止するよう要請していた。ウクライナ側には、米国の高官がロシアを訪問する予定であることが伝えられていたという。

拘束者交換と地政学的リスク

ラトクリフ氏の訪露の背景には、米露間の拘束者交換という長年の課題が存在する。同氏はこれまで、ロシア系アメリカ人クセニア・カレリナ氏の解放交渉に関与したほか、CIAが主導した2024年の捕虜交換において重要な役割を果たした。この交換により、ウォール・ストリート・ジャーナル紙の記者エヴァン・ゲルシュコヴィッチ氏、元米海兵隊員のポール・ウィーラン氏、ロシア系アメリカ人ジャーナリストのアルス・クルマシェワ氏が解放されている。また、CBSニュースは、今回の訪問が最近の米国の諜報評価と重なることを指摘している。その評価によれば、プーチン大統領のリスクに対する計算が変化しており、NATO加盟国に対して、従来の軍事行動にまでは至らないものの、ハイブリッド作戦や否認可能な措置といった挑発的な行動を許可する意欲が強まっている可能性があるとされる。一方、ロイター通信は、月曜日に米国がイランとのビジネス関係を断つよう各国に警告し、従わない場合は二次的制裁を科すと通告したと報じている。これは、トランプ氏が2月に開始した戦争を収束させるため、テヘランに対する経済的圧力を強める目的がある。なお、ロシアはイランに対してウクライナとの戦争に使用するドローンを供給している。

CIA DIRECTOR IN MOSCOW: UNANNOUNCED VISIT TO KREMLIN Vlog 1512: War in Ukraine
CIA director makes an unannounced trip to Moscow for talks, source says
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