シアトル・マリナーズの捕手カル・ラリーは、月曜夜に行われたフィラデルフィア・フィリーズ戦でキャリア初となる1試合3本塁打を記録した。この歴史的な活躍により、マリナーズは9連勝中だったフィリーズの勢いを止め、9-2で勝利を収めた。
キャリア初の1試合3本塁打でフィリーズの連勝を阻止
T-Mobileパークに詰めかけた35,293人の観客の前で、ラリーは左打席からライト方向へ3本のホームランを放ち、チームの勝利に大きく貢献した。この勝利は、アメリカン・リーグのプレーオフ進出を目指すマリナーズにとって重要な一勝となった。
序盤の猛攻とラリーの長打力
試合は初回からマリナーズの打線が爆発した。フリオ・ロドリゲスがフィリーズの先発ザック・ウィーラーから3ランホームランを放ち先制すると、続いてラリーが2ランホームランを放ち、この回だけで一挙5得点を挙げた。
ラリーの勢いは止まらず、5回にはソロホームランを記録。さらに続く打者のコール・ヤングもホームランを放ち、バック・ツー・バックの形でウィーラーをマウンドから引きずり下ろした。7回には、フィリーズの救援投手チェイス・シュガートから再びソロホームランを放ち、自身初の1試合3本塁打という偉業を達成した。
この夜、ラリーは3打数3安打、1四球という完璧な内容で、自身の今季本塁打数を17本に伸ばした。また、試合後の打率は.159から.167へ上昇している。
歴史的背景とチームの現状
マリナーズの歴史において、捕手が1試合3本塁打を記録したのは、1996年4月11日のダン・ウィルソン監督以来、史上2人目の快挙である。また、ラリーは球団史上13人目の「1試合3本塁打」達成者となった。さらに、今回のマルチ本塁打ゲームにより、ラリーは通算22回目のマルチ本塁打試合を記録し、ケン・グリフィー・ジュニア(40回)に次ぐ球団史上2位の記録で、ジェイ・ビューナーおよびエドガー・マルティネスと並んだ。

2025年シーズンに60本塁打を放ち、AL MVPの投票で次点となったラリーだが、2026年シーズンは脇腹の怪我の影響もあり、苦しい戦いが続いていた。これまでの132試合で本塁打数は低迷しており、月曜の試合前まで今季のマルチ本塁打試合は一度もなかった。しかし、この日の爆発は、ラリーが本来の調子を取り戻しつつあることを示唆している。
今後の展望
投げてはローガン・ギルバートが5回を投げ、5安打2失点、5奪三振の投球で勝利投手となった。

マリナーズは前日の試合で19-2の大敗を喫するなど、今季は浮き沈みの激しいシーズンを送っている。しかし、今回のフィリーズ戦のような勝利は、シーズン終盤の残り5週間におけるプレーオフ争いに向けた大きな希望となる。
ラリーのこの日の活躍について、報道では「今季の苦闘を忘れさせるような、球団史に残る記憶に残る夜」と評されており、チームが目指すポストシーズン進出に向けた「フルパワー」の象徴として期待が寄せられている。
[https://www.mlb.com/news/cal-raleigh-first-career-three-homer-night-mariners-win] [https://sports.yahoo.com/articles/mariners-news-cal-raleighs-personal-042603396.html] [https://www.yakimaherald.com/sports/professional_sports/mariners/cal-raleigh-hits-3-homers-as-seattle-mariners-rout-red-hot-phillies/article_ea1b12de-962b-5b38-93bd-3007f0cfcfbc.html] [https://www.winnipegfreepress.com/sports/baseball/2026/08/25/cal-raleigh-hits-3-homers-as-mariners-snap-phillies-9-game-win-streak-with-9-2-victory]