2026年のバロンドール授賞式は、10月26日(月曜日)にロンドンのロンドン・パラディウム劇場で開催されました。世界で最も権威あるサッカーの個人賞の一つであるバロンドールは、前シーズンのパフォーマンスを称えるものであり、今回で70周年という大きな節目を迎えました。
ロンドンでの歴史的な開催
通常、バロンドールは主催者であるフランス・フットボールによってフランス国内で開催されてきましたが、2026年は例外的にイギリスのロンドンへと舞台が移されました。この地で開催された背景には、1956年に第1回バロンドールを受賞したイングランドの伝説的ウィンガー、スタンリー・マシューズ氏を称える意図がありました。式典は現地時間20時(グリニッジ標準時)に開始され、米国では東部標準時の15時、インドでは翌27日の1時30分から視聴可能となりました。
候補者とランキングの発表
式典に先立ち、男子および女子の候補者リストが発表されていました。男子の候補にはジュード・ベリンガム、キリアン・エムバペ、アーリング・ハーランド、リオネル・メッシ、ヴィニシウス・ジュニオールなど、世界のトッププレーヤーが名を連ねました。また、女子の候補にはセルマ・バシャ、バルブラ・バンダ、長谷川唯など、各国のリーグや代表チームで活躍する30名の選手が選出されました。
授賞式当日の早い時間から、男子のランキング(30位から21位)が公開されました。29位にはサディオ・マネとウィリアム・サリバが並び、28位にはフリアン・キニョネス、27位にはブルーノ・フェルナンデスが位置しました。女子部門においても同様に上位30名の順位が順次明らかにされ、28位の3名(ヴィヴィアン・ミデマ、メルヴィン・マラール、ロレナ)から始まり、23位の谷川萌々子、22位の松窪真心といった選手たちがリストに名を連ねました。
受賞者漏洩の騒動
式典の最中、インターネット上で大きな混乱が生じました。バロンドールの公式ウェブサイト上に、「ハリー・ケインが2026年のバロンドールを受賞。61ゴールを記録したシーズンにおける彼の最も重要なストライクを紹介する」というタイトルの記事が一時的に掲載されたのです。しかし、そのわずか数分後には、キリアン・エムバペやラミン・ヤマルに関する同様の記事も公開される事態となり、ファンの間で情報の正確性について議論が巻き起こりました。
注目の各賞と授賞式の結果
会場では、スペインのワールドカップ優勝監督であるルイス・デ・ラ・フエンテがレッドカーペットの先頭を歩き、式典の幕が開けました。FCバルセロナのコーチである32歳のペレ・ロメウが女子年間最優秀コーチ賞を初受賞したほか、バルセロナとスペイン代表のスター選手であるヴィッキー・ロペスが女子コパ・トロフィーを獲得しました。また、L’ÉquipeとPeace and Sportによって提供されるソクラテス賞は、献身的なチャンピオンが支援する社会的な活動や連帯の取り組みを評価するために贈られました。
なお、式典の模様は公式ウェブサイトを通じて最新情報が更新され、世界中のファンがこの栄誉ある祭典の動向を見守りました。