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英首相バーナム氏、マンC会長とのディナー記録削除が発覚

英マンチェスター都市圏の前首長で現首相のアンドリュー・バーナム氏が、マンチェスター・シティの会長カルドゥーン・アル・ムバーラク氏と過去に2度のホスピタリティディナーを共にしており、…

英首相バーナム氏、マンC会長とのディナー記録削除が発覚

英マンチェスター都市圏の前首長で現首相のアンドリュー・バーナム氏が、マンチェスター・シティの会長カルドゥーン・アル・ムバーラク氏と過去に2度のホスピタリティディナーを共にしており、その公式記録が地域当局のウェブサイトから削除されていたことが2026年10月に発覚しました。野党からの説明責任を求める声が高まる中、首相官邸や当局は対応に追われています。

削除された記録とディナーの経緯

グレーター・マンチェスター連合自治体(GMCA)は、バーナム氏の首長としての約10年間の活動をまとめた報告書を月曜日に発表しました。その中には、2021年10月に国際投資サミットでアル・ムバーラク氏と行った公式会合や、2019年に元所属選手ヴィンセント・コンパニ氏の引退試合で偶然スタンドで言葉を交わした際の出来事が記載されています。しかし、この報告書には、過去に同氏が申告していた高額なホスピタリティディナーについては具体的に言及されていませんでした。

以前公開されていたGMCAの申告台帳には、2017年8月のエバートン戦で当時マンチェスター市議会リーダーを務めていたサー・リチャード・リース氏らを交えた約300ポンド相当のディナーや、2018年4月のマンチェスター・ダービーにおける約699ポンド相当のディナーが記録されていました。さらに、2018年5月に同スタジアムで行われた歌手エド・シーランの公演チケット150ポンド分も一緒に申告されていました。これらの記録は、現在GMCAのウェブサイトから削除されています。

当局は、現行の首長任期に関する記録のみを公開するという方針を説明していますが、現在の任期が2024年に始まっているにもかかわらず、ウェブサイト上には2022年まで遡る他の記録が残されているという矛盾を指摘する声も上がっています。首相官邸は、これらのディナーはホームゲームにおける通常のホスピタリティの一環であり、当時適切に申告されていたものだと擁護しています。

政治的批判と透明性を巡る攻防

マンチェスター・シティは、プレミアリーグの財務規則違反で独立委員会により複数の違反を認定されており、現在控訴中です。こうした状況下で、かつて首長としてクラブのオーナーシップを「近代マンチェスター構築の大きなパートナー」と称賛し、売却の可能性に懸念を示していたバーナム氏の過去の行動に注目が集まっています。野党からは、首相がクラブの利益を代弁しているのではないかという疑念が呈されています。

英首相バーナム氏、マンC会長とのディナー記録削除が発覚
写真:yahoo.com

影のスポーツ担当相であるルイ・フレンチ氏は、フットボールファンが受けるべき透明性が確保されていないと批判しました。また、改革UKのロベール・ジェンリック氏は、一連の経緯を「この騒動は臭う」と評し、首相がクラブの擁護に躍起になっている姿勢を厳しく追及しています。

なお、過去にはマンチェスター市議会とクラブのオーナーであるアブダビ・ユナイテッド・グループ(ADUG)との間で結ばれた土地賃貸契約について、シェフィールド大学が「市場価格を下回るレート」で取引されていたと指摘するレポートを公表しており、この協力関係についても議論が続いています。同様の海外訪問において、他のスポーツ団体も代表団に加わっていたとする一方、今回のディナーの透明性については議論が紛糾しています。

英首相バーナム氏、マンC会長とのディナー記録削除が発覚
写真:independent.co.uk

首相の反論と今後の焦点

バーナム氏は、首相としての答弁において、クラブ側が直面している財務上の問題について議論した事実は一切ないと否定しています。また、自身の活動については「すべてを公にすることにやぶさかではない」と述べ、自身の過去の会合はあくまで限定的であったと強調しました。

私が持った重要な会合という意味では、最近のものなど一切ない。実際に行った重要な会合は1つだけで、それは2021年のことだ。 アンドリュー・バーナム、英国首相

執筆者について: nipponese

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