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米国防総省、軍内の望まない性的接触の発生率は減少、報告率は上昇したと報告

米国防総省が2026年8月21日に発表した最新報告書によると、2025年度の軍内における望まない性的接触の発生率は減少した一方、被害を当局へ報告する割合は33%に上昇しました。これは2023年度の25%から改善しており、被害者の信頼回復に向けた取り組みが一定の成果を示しています。 性的接触の発生率減少と報告率の上昇 米国防総省が公表した年次報告書は、軍内における性的暴行やハラスメントの現状について、複雑ながらも改善の兆しを見せています。調査によると、2025年度に望まない性的接触を経験したと回答した現役軍人の割合は、女性で4.3%、男性で1%でした。これは2023年度の調査結果(女性6.8%、男性1.3%)と比較して明確な低下を示しています。 一方で、被害を受けた軍人が当局へ報告する「報告率」は向上しています。国防総省は、2025年度に被害を報告した割合が33%に達したと報告しており、2023年度の25%から大幅に増加しました。当局は、この報告率の上昇を肯定的に捉えています。国防総省のリリースによると、「国防総省は、戦う兵士たちを重要な回復ケアにつなげ、指導部が加害者に適切に責任を負わせることができるよう、より多くの報告を奨励し続けている」とのことです。 米国防総省がフランク・ケンダル元空軍長官の機密アクセス権を剥奪、情報漏洩の疑い 国防総省による報告件数の内訳 報告された性的暴行の総数自体は、前年比で減少傾向にあります。2025年の報告件数は7,998件で、2024年の8,195件から197件減少しました。国防総省は、性的暴行が依然として過小報告されやすい犯罪であるという認識のもと、2年ごとに機密性の高いオンライン調査を実施し、実態把握に努めています。 トランプ米大統領が金正恩総書記との会談に意欲、北朝鮮は核物質増産を指示 調査結果の詳細は以下の通りです。 区分2023年度の推定値2025年度の推定値現役女性(性的接触)6.8%4.3%現役男性(性的接触)1.3%1%現役女性(セクシャルハラスメント)24.7%17.5%現役男性(セクシャルハラスメント)5.8%4.4% 専門家が分析する「報告の壁」と文化的な変化 しかし、依然として課題は残っています。クズミンスキー氏は、いまだに多くの女性や男性がセクシャルハラスメントや望まない性的接触に直面している現状を挙げ、「そのような行動は、米軍に求められるプロフェッショナリズムと根本的に相容れない」と強調しました。報告書自体も、若年層や階級の低い軍人が、上層部や25歳以上の軍人に比べて、依然として高いリスクにさらされていると警鐘を鳴らしています。 イランが中東の米軍拠点へ弾道ミサイル発射、米軍はすべてを迎撃 今後の監視対象と軍内の規律 国防総省は、性的暴行の根絶が軍の即応能力に直結する課題であると位置づけています。同省は、「尊厳、敬意、規律は、戦士の精神と部隊全体の準備態勢の基盤である。性的暴行や性的ハラスメントはこれらの価値観を損ない、信頼を侵食し、任務を脅かす」と述べ、今後も加害者の責任追及と被害者中心のケアを強化する方針を示しました。

The Department of Defense seal is seen on the podium in the Press Briefing room at the Pentagon, Oct. 29, 2024, in

米国防総省が2026年8月21日に発表した最新報告書によると、2025年度の軍内における望まない性的接触の発生率は減少した一方、被害を当局へ報告する割合は33%に上昇しました。これは2023年度の25%から改善しており、被害者の信頼回復に向けた取り組みが一定の成果を示しています。

性的接触の発生率減少と報告率の上昇

米国防総省が公表した年次報告書は、軍内における性的暴行やハラスメントの現状について、複雑ながらも改善の兆しを見せています。調査によると、2025年度に望まない性的接触を経験したと回答した現役軍人の割合は、女性で4.3%、男性で1%でした。これは2023年度の調査結果(女性6.8%、男性1.3%)と比較して明確な低下を示しています。

一方で、被害を受けた軍人が当局へ報告する「報告率」は向上しています。国防総省は、2025年度に被害を報告した割合が33%に達したと報告しており、2023年度の25%から大幅に増加しました。当局は、この報告率の上昇を肯定的に捉えています。国防総省のリリースによると、「国防総省は、戦う兵士たちを重要な回復ケアにつなげ、指導部が加害者に適切に責任を負わせることができるよう、より多くの報告を奨励し続けている」とのことです。

国防総省による報告件数の内訳

報告された性的暴行の総数自体は、前年比で減少傾向にあります。2025年の報告件数は7,998件で、2024年の8,195件から197件減少しました。国防総省は、性的暴行が依然として過小報告されやすい犯罪であるという認識のもと、2年ごとに機密性の高いオンライン調査を実施し、実態把握に努めています。

調査結果の詳細は以下の通りです。

区分 2023年度の推定値 2025年度の推定値
現役女性(性的接触) 6.8% 4.3%
現役男性(性的接触) 1.3% 1%
現役女性(セクシャルハラスメント) 24.7% 17.5%
現役男性(セクシャルハラスメント) 5.8% 4.4%

専門家が分析する「報告の壁」と文化的な変化

しかし、依然として課題は残っています。クズミンスキー氏は、いまだに多くの女性や男性がセクシャルハラスメントや望まない性的接触に直面している現状を挙げ、「そのような行動は、米軍に求められるプロフェッショナリズムと根本的に相容れない」と強調しました。報告書自体も、若年層や階級の低い軍人が、上層部や25歳以上の軍人に比べて、依然として高いリスクにさらされていると警鐘を鳴らしています。

今後の監視対象と軍内の規律

国防総省は、性的暴行の根絶が軍の即応能力に直結する課題であると位置づけています。同省は、「尊厳、敬意、規律は、戦士の精神と部隊全体の準備態勢の基盤である。性的暴行や性的ハラスメントはこれらの価値観を損ない、信頼を侵食し、任務を脅かす」と述べ、今後も加害者の責任追及と被害者中心のケアを強化する方針を示しました。

執筆者について: nipponese

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