「マットはDC Studiosの全面的なサポートを受けており、近いうちにこの取り組みを続けられることを楽しみにしています」
映画『The Batman Part II』の撮影が、マット・リーブス監督の個人的な事情による現場離脱に伴い、一時的に中断されたことが明らかになった。
マット・リーブス監督の離脱で制作が停止
Warner Bros.とDC Studiosは月曜日、リーブス監督が家族の事情に対応するため一時的に制作から離れることを公式に確認した。
DC Studiosの広報担当者はDeadlineに対し、「マット・リーブスが家族の事情に専念している間、『The Batman Part II』の制作は一時的に中断されます。マットはDC Studiosの全面的なサポートを受けており、近いうちにこの取り組みを続けられることを楽しみにしています」と述べた。スタジオ側は映画製作陣のプライバシーに配慮し、詳細については言及を避けている。

ロンドン市街地では、バンク・ジャンクションなどの場所がフェイクの雪や架空のゴッサム・シティの看板で装飾され、撮影が進められていた。現場では、歩行者の間をバイクがすり抜けるアクションシーンなどが目撃されていたが、今回の急な中断によってすべての作業が止まった形となる。
相次ぐ公開延期と2028年公開への影響
ロバート・パティンソンがブルース・ウェイン役で続投する同作は、これまでにも何度かスケジュール変更を余儀なくされてきた。もともとは2025年10月の公開が予定されていたが、その後2026年10月、さらに2027年10月へと延期され、最終的に2028年2月18日へと後ろ倒しされていた。
脚本の執筆やハリウッドのストライキがこれまでの遅れの要因とされている。2022年に公開された前作『The Batman』は世界興行収入7億7,030万ドルを記録し、コリン・ファレルが主演するスピンオフテレビシリーズ『The Penguin』も生み出した。
新旧キャストが集結する意欲作の行方
前作に引き続き、パティンソンがブルース・ウェイン/バットマンを演じるほか、アルフレッド・ペニーワース役のアンディ・サーキス、オズワルド・コブルポット(ペンギン)役のコリン・ファレル、ジェームズ・ゴードン役のジェフリー・ライトがそれぞれの役を再演する。

さらに、今作からの新キャストとしてスカーレット・ヨハンソン、セバスチャン・スタン、ブライアン・タイリー・ヘンリー、ジェイミー・ローソン、チャールズ・ダンス、ギル・ペレス=アブラハム、セバスチャン・コッホの参加が発表されている。
今回の撮影一時停止が2028年の劇場公開スケジュールに影響を与えるかどうかについては、現時点では判断するには早すぎると関係者は語っている。
パティンソンはインタビューの中で、今作について「前作とはまったく異なるアプローチをとる意欲作である」と語っている。