現職と新人3氏による争いとなった新潟市長選は25日に開票が行われ、無所属現職の中原八一氏が3選を確実にしました。短期間の選挙戦を振り返り、各陣営がそれぞれの思いを語っています。
中原八一氏が3選を確実にしホッとした心境を語る
新潟市長選で3選を確実にした無所属現職の中原八一氏は、選挙事務所で支援者らと記念撮影を行い、喜びを分かち合いました。中原氏は記者会見で「短期決戦だったが、無事に3選を確実にできホッとしている」と述べました。さらに、これまでの2期8年における新型コロナウイルス対策や能登半島地震対策について、市民と協力して取り組んできた実績が評価されたとの見方を示しました。今後は「2期8年の経験を踏まえて市政をかじ取りしていく」とし、人口減少対策に対しては「思い切って大胆に対応していく。それができる市役所改革も進めていく」と意気込みを語りました。会場には市議や県議、経済人が駆けつけ、当選確実を祝いました。
花角知事が駆けつけ安定した市政の継続を期待
中原氏の陣営には新潟県の花角英世知事が訪れ、お茶で乾杯が行われました。花角知事はあいさつに立ち、「これからも安定した市政が続いていく。着実に前に進めてほしい」と述べました。その上で、「新潟市と新潟県はこれまでも連携して取り組んできた。これからもコミュニケーションを取り、連携して、活力ある元気な新潟県をつくっていく」と語り、中原氏の3選を祝福しました。県と市の緊密な連携が今後も維持される見通しです。
青木学氏が手作り選挙の満足感と今後の活動を語る
無所属新人の青木学氏は、敗因として「知名度が低かったことと、政策を伝える時間に制約があったことかなと」分析しました。その一方で、「市民の皆さんと壮大な目標、夢に向かって手作り選挙をして、私たちの目指す新潟市の姿、政策を思いっきり市民に届けられたということで言えば満足感もある」と記者会見で振り返りました。今後の政治活動については「これからも続けていく。これからも市政を厳しくチェックし、提言、行動をしていく」と述べました。次期市議選への出馬については「現時点では全く白紙です」としています。
青木氏陣営の支援者や関係者による挨拶と会見後のイベント
青木氏の陣営では、パートナーの佐藤泰子さんが「夢のような活動をさせていただいたことに感謝申し上げる。お会いしたことのない人とつながることができ、充実した2週間を過ごさせてもらった」と話しました。また、高橋三義市議、中山均市議、渋谷明治市議、片桐奈保美氏らがマイクを握って挨拶を行いました。記者会見の終了後にはトークショーが催され、視覚障害者やLGBTQの人々が登壇しました。選挙に向けて作られたオリジナルソングが歌われるなど、独自のアプローチを展開した2週間の活動が締めくくられました。
早武淳氏陣営が支援者との握手を交わして会場を後にする
もう一人の無所属新人である早武淳氏の陣営では、開票結果を前に全ての作業が終了しました。会場の片付けが終わると、早武氏は晴れやかな表情を浮かべながら支援者一人ひとりとしっかりと握手を交わしました。その後、支援者に見送られながら静かに会場を後にしました。立候補した3氏それぞれの戦いがここに一段落し、新潟市政は新たな体制へと移行する準備に入ります。