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ヤンキースが守備崩壊で乱調、1イニング3失策を含むミス連発でレイズに屈する

試合の潮目が変わったのは、ヤンキースが痛恨のミスを連発した場面でした。初回、ヤンキースはポストゲーム史上メジャー3度目となる1イニング3失策を記録しました。三塁手のライアン・マクマホン、遊撃手のジョージ・ロバード・ジュニア、二塁手のジャズ・チズム・ジュニア、さらに捕手オースティン・ウェルズの捕手妨害が重なり、守備陣が完全に瓦解しました。…

ヤンキースが守備崩壊で乱調、1イニング3失策を含むミス連発でレイズに屈する

試合の潮目が変わったのは、ヤンキースが痛恨のミスを連発した場面でした。初回、ヤンキースはポストゲーム史上メジャー3度目となる1イニング3失策を記録しました。三塁手のライアン・マクマホン、遊撃手のジョージ・ロバード・ジュニア、二塁手のジャズ・チズム・ジュニア、さらに捕手オースティン・ウェルズの捕手妨害が重なり、守備陣が完全に瓦解しました。

守備の崩壊で初回の主導権を奪われた背景

試合後、ヤンキースの監督であるアーロン・ブーンは、悔しさを隠しきれない様子で次のように振り返りました。

「当然ながら、ここからの巻き返しは厳しい道のりになるが、自分たちがどんな試練に耐えられるかを示さなければならない。まさに正念場だ。もう一度立ち上がらなければならない。どれほどひどい内容であっても、結局は1敗にすぎない。このチーム相手に、そしてプレーオフでのどのチーム相手にも、ミスなくクリーンな試合をしなければならないが、我々は明らかにそれ以上のパフォーマンスを見せなければならない」 アーロン・ブーン(ニューヨーク・ヤンキース 監督), USA Today

トロピカーナ・フィールドの特殊な構造も試合に影響を与えました。2回表、ヤンキースのルーキーであるスペンサー・ジョーンズがセンターへ打ち上げた高々と舞い上がる打球が、天井の構造物に当たって落下する珍事が発生しました。

審判団がグラウンドルールを確認の上で協議し、打球はインフェアと判定され、ライトのビクター・メサ・ジュニアがこれを捕球してアウトが成立しました。

リッチ・パラシオスが放った5回の適時打

40,226人の満員の観衆が見守る中、レイズは5回裏に試合を決定づける猛攻を見せました。先発のエース、カム・シュリトラーを追い込んだレイズは、ジョナサン・アランダの安打とジュニア・カミネロの二塁打でチャンスを作りました。

その後、内野ゴロなどで逆転に成功したレイズは、なおも好機でリッチ・パラシオスが打席を迎えました。パラシオスは2死から2点適時打を放ち、リードを広げました。

レイズの監督ケヴィン・キャッシュは、チームの姿勢について次のように語っています。

ヤンキースが守備崩壊で乱調、1イニング3失策を含むミス連発でレイズに屈する
写真:Yahoo Sports

「常にプレッシャーをかけ続け、粘り強く球数を投げさせ、打てる球を仕留める。それがシーズンを通して我々のスタイルだ」

ケヴィン・キャッシュ(タンパベイ・レイズ 監督)

ベン・ライスの一発も実らず追い詰められたニューヨーク

4回表、ライスはレイズの先発フレディ・ペラルタから右翼席へソロ本塁打を放ち、同点弾を記録しました。レギュラーシーズンで41本の本塁打を放ったライスの一撃で、ニューヨーカーの歓声が沸き上がりました。

レイズの先発を務めたペラルタは4回2/3を投げ、被安打3、奪三振3、四球1、自責点1という内容で降板しました。その後を受けた救援陣も踏ん張りを見せ、5回表には代わったカム・ブーサーが満塁のピンチを招きながらも、コーディ・ベリンジャーをウォーニングトラック手前の飛球に打ち取って失点を防ぎました。

試合はレイズが5-2で勝利を収め、アメリカンリーグ・ディビジョンシリーズ(ALDS)で2勝0敗と王手をかけました。ポストゲームの形式において、ホームで最初の2試合を連勝したチームがシリーズを突破する確率は92%(36戦中33勝)にのぼります。レイズは2020年以来となるアメリカンリーグ優勝決定戦(ALCS)進出にあと1勝と迫りました。

ニューヨークでの移動日を挟んで迎える第3戦

一方、追い詰められたヤンキースは、2017年にクリーブランド相手に0勝2敗から逆転勝利を収めたとき以来となる、シリーズの崖っぷちに立たされています。敗退が決まる危機的状況の中、チームは移動日を挟んでニューヨークへ戻ることになります。

シリーズは舞台をヤンキースタジアムに移します。第3戦の先発マウンドには、ヤンキース側から左腕マックス・フリード(5勝5敗、防御率2.80)が予定されていますが、子どもの誕生を控えているため状況次第では変更の可能性があり、その場合は左腕カルロス・ロドンが代わって先発する見込みです。対するレイズは、15勝6敗、防御率3.10を記録している右腕ニック・マルティネスが先発マウンドに上がる予定です。ニューヨークを背負うヤンキースは、これ以上ない背水の陣で第3戦に臨みます。

執筆者について: nipponese

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