マンチェスター・ユナイテッドのマイケル・キャリック監督は、週末のチェルシー戦に向けてチームの指揮を継続することが決まった。ボーンマス戦での大敗を受け去就が注目されていたが、クラブの首脳陣による協議の結果、当面の間はチームを立て直すチャンスが与えられることとなった。
ボーンマス戦での3失点大敗と揺らぐクラブの現状
マンチェスター・ユナイテッドは、本拠地オールド・トラッフォードで行われたボーンマス戦で0-3の敗北を喫した。この結果により、クラブは今季のプレミアリーグで8試合を消化してわずか1勝に留まり、順位は降格圏の1つ上の16位に低迷している。
公式戦全公式戦を含めると8試合勝ちなしの泥沼にはまっており、今シーズンはクラブ史上ワーストのスタートを更新する苦しい展開となっている。サポーターからは不満の声が上がり、試合終了時には選手たちに対してブーイングが浴びせられるなど、チームを取り巻く環境は極めて厳しいものとなっている。
「私からの別れの挨拶ではありません。私は選手たちのために複雑な感情を抱いています。彼らは厳しい時期を過ごしており、状況が上手くいかずに苦しんでいるのです。」
マイケル・キャリック監督、スカイスポーツ
キャリック監督の続投決定とオマール・ベラダおよびジェイソン・ウィルコックスによる協議
試合翌日の月曜日、最高経営責任者(CEO)のオマール・ベラダやフットボールディレクターのジェイソン・ウィルコックスといったクラブの主要幹部が練習場に姿を現し、キャリック監督の進退を巡る緊密な協議が行われた。一時は解任が確実視されていたものの、クラブは方針を転換し、キャリック監督にチームを立て直す機会を与えることを選択した。

後任候補としては、元ニューカッスル・ユナイテッド監督のエディ・ハウや、元バイエルン・ミュンヘンおよびドイツ代表監督のユリアン・ナーゲルスマン、さらにアントニオ・コンテらの名前が取り沙汰されていた。しかし、即座に招へい可能な理想的な後任が見当たらないことや、解任および新体制構築にかかる巨額の違約金などの要因が考慮され、現時点での続投へと方針が転換されたと伝えられている。
次戦のチェルシー戦に向けた過密日程と試練
チームは火曜日にキャリック監督の指揮のもと練習を再開し、週末の敵地スタンフォード・ブリッジでの一戦に向けて準備を進めている。The False 9が報じた今後の日程によると、ユナイテッドには重要な試合が立て続けに控えている。

- 10月31日:チェルシー戦(アウェー、プレミアリーグ)
- 11月8日:アストン・ヴィラ戦(ホーム、プレミアリーグ)
- 11月22日:リヴァプール戦(アウェー、プレミアリーグ)
キャリック監督に与えられた猶予は短い。リーグ戦での不振にあえぐチームが、強豪がひしめく過密日程の中でいかにして結果を残し、信頼を取り戻すのかが注目される。