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マンチェスター・ユナイテッド、コモ戦の大敗後に内紛表面化も主将解任は見送り

マンチェスター・ユナイテッドは、チャンピオンズリーグでのコモ戦での歴史的な大敗直後、マイケル・キャリック監督の戦術を巡り、主将ブルーノ・フェルナンデスがメディアの前で公然と批判した…

マンチェスター・ユナイテッド、コモ戦の大敗後に内紛表面化も主将解任は見送り

マンチェスター・ユナイテッドは、チャンピオンズリーグでのコモ戦での歴史的な大敗直後、マイケル・キャリック監督の戦術を巡り、主将ブルーノ・フェルナンデスがメディアの前で公然と批判したことで深刻な内紛に直面した。クラブはフェルナンデスのキャプテン解任を見送る決定を下した。

チャンピオンズリーグのリーグフェーズで敵地に乗り込んだマンチェスター・ユナイテッドは、イタリアのスタディオ・ジュゼッペ・シニガッリアでコモと対戦し、1-4の歴史的惨敗を喫した。公式戦ここ7試合で勝利がなく、3引き分け4敗という不振にあえぐチームは、試合中から守備の崩壊を露呈した。

コモ戦の惨敗と戦術を巡る衝突

イタリアのスタディオ・ジュゼッペ・シニガッリアで行われた一戦は、開始わずか2分でニコ・パズのゴールによって幕を開けた。後半に入ってもアナスタシオス・ドウヴィカスやパズに追加点を奪われ、ヤコポ・ラモンにも得点を許して一時は4点差をつけられた。試合終盤にジョシュア・ジークゼーが意地の得点を返したものの、守備の崩壊は隠せなかった。

試合後、フェルナンデスはクラブの戦術的選択についてメディアの質問に答え、スタッフがマンツーマンプレスを避けてスペースを与えたことが相手に自信を持たせた理由だと指摘した。この発言に対し、キャリック監督は記者会見で反論し、We half pressed man-to-man in the second half and ended up conceding a goal from that.

試合内容についても厳しい目が向けられており、前半2分の先制点を含め、相手に自由にパスを出させる場面が相次いだ。セスク・ファブレガス監督が率いたコモに対し、チームは前半から主導権を握られ、後半も失点を重ねる苦しい展開となった。後半アディショナルタイムには交代出場のジークゼーがオフサイドトラップを破ってネットを揺らしたが、反撃の狼煙としては遅すぎた。

重鎮たちの批判とチームの文化

この敗戦と主将の公然とした批判に対し、クラブOBからも強い懸念の声が上がっている。元ストライカーのウェイン・ルーニーは、チームのパフォーマンスに対して「ショック」と「不信感」を抱いていると述べ、現在の状況について長い間感じたことがないほどの強い危機感を表明した。さらに、選手たちを「自分勝手で、まるで赤ん坊のように不満をぶちまけて責任転嫁している」と厳しく非難している。

元マンチェスター・ユナイテッドのストライカーであるウェイン・ルーニーはBBCに対し、「あの選手たちは自分勝手だ。チームメイトのことも、監督やスタッフ、ファンのことも気にかけず、自分自身のことしか考えていない。自分にとって都合の良い状況でなければ、まるで赤ん坊のように駄々をこねて責任を自分以外の人間に押し付けるのだ」と述べた。

Bruno Fernandes
写真:BBC

フェルナンデスはさらに別の海外メディア向けインタビューでもチームの現状について踏み込んだ言訊を残し、過去の栄光にとらわれる姿勢を改めなければならないと主張した。サポーターや解説者の間では、チーム内に定着した特権意識が改善の足かせになっているという指摘が相次いでいる。

また、アルゼンチン代表のリスandro・マルティネスが以前に経営陣を批判した件に続き、今回のフェルナンデスの発言がロッカールーム内の亀裂をさらに深める結果となった。チームの戦力バランスや夏の補強に関する懸念も指摘されており、前任者たちと同様に現在の指揮官も厳しい立場に追い込まれている。

フロントの判断と今後の日程

激しい批判と内外の混乱にもかかわらず、クラブの経営陣は事態の収拾に向けて動いた。メディアの報道によると、クラブはフェルナンデスからキャプテンマークを剥奪せず、規律上の処分も見送る方針を固めたとされる。キャリックの進退やチームの不振に関する報道が過熱する中、クラブ関係者は感情が高ぶった末の発言として受け止めた。

マンチェスター・ユナイテッド、コモ戦の大敗後に内紛表面化も主将解任は見送り
写真:The Guardian

マンチェスター・ユナイテッドは公式戦で7試合連続勝利がない状態に陥っており、これは2015年11月から12月にかけての期間以来の深刻なスランプとなっている。直近の公式戦で厳しい結果が続く中、チームは週末にボーンマス戦を控えており、キャリックが引き続き指揮を執る予定となっている。

ボーンマス戦に臨むにあたり、チームはプレミアリーグで13位に低迷しており、浮上のきっかけを掴むためには勝利が絶対条件となる。その後もチェルシーやローマ、アストン・ヴィラ、そしてライバルとの対戦が控えており、過密日程の中で立て直しを図ることが求められている。

執筆者について: nipponese

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